東京工芸大学 芸術学部 インタラクティブメディア学科 / 助教
真鈴 -Marine-
本作品は、柔らかい素材でできた3つのドーム型音響振動装置からなるサウンドインスタレーション作品です。 ドームからは海の世界を表現した音響と振動が再生され、音響の変化に合わせてドームの光が変化します。ドームに触れると音響と同期した振動を感じ取ることができ、さらに押し込むことで、音響がインタラクティブに変化します。3つのドームからはそれぞれ波、イルカの声、水泡がはじけるような音響が生成され、空間全体が幻想的な音楽で包まれます。弾力のあるドームはサイズと大きさがそれぞれ異なっており、柔らかな印象と調和した海洋生物を表現します。 デジタル楽器の飛躍的な発展は、既存の楽器の概念に囚われない新たな音楽体験を生み出してきました。しかし、残念ながらまだ耳の聞こえる人も、そうでない人も等しく楽しめる段階には至っていません。 本作品を通して、より多くの人が、より豊かに音楽を体験できるインクルーシブな音響メディアの在り方を問います。 ※本作品はJSPS科研費若手研究23K12069の助成を受けたものです。




