穎明館高等学校
scroll hut
この作品は、温かさや明るさの移り変りに応答し ながら渦巻が家型を形成する、38 セッ トのスク ロール ( 巻物状の半透明シート ) からなるインス タレーションである。 各スクロールは、晴れた日中には、変化の大きい コンテナ表面温度に連動するルーバー 天井に、曇 天時や夜間には、コンテナ内の照度分布に即応し て調光されるブラケット 照明になる。さらに、温 度あるいは照度と対応する電子音のリズムと、装 置の摩擦音 が重なり、全体として周囲の環境情報 を可視化する装置として働く。 このように、ゆっくりと変容し続ける空間は、渦 巻と家型というこれまで受け継がれ てきたデザインの基本モチーフを現代の電子工学 的な技術によって融合した、新しい 小屋である。