ーーまずは貴社の事業内容について教えてください。
下平様:弊社は「個人の知識・スキル・経験を可視化し、必要とする全ての人に結びつけ、個人をエンパワーメントするプラットフォームを提供する。」というミッションを掲げ、 3つのサービスを展開しています。
1つは知識、スキル、経験を売り買いできる「ココナラ」というサービスの運営。イラストや似顔絵の制作などの個人向けから、HP制作、ライティング、ロゴの作成などのビジネス向けまで幅広く利用いただいています。
2つ目は、ユーザーとクライアント(弁護士)をマッチングさせる広告掲載型のサービスである「ココナラ法律相談」。
さいごに、今年の夏に正式リリースした、レッスンや出張撮影、ハウスクリーニングなどの対面型スキルシェアサービス「ココナラミーツ」です。
ーー貴社の採用状況について教えてください。
泉谷様:私が入社したのが2016年でして、その頃からすでに本格的に採用を行なっていました。エンジニアやデザイナーといったクリエイティブポジションと、プロデューサーやマーケター、CSなどのビジネスポジションを常に募集しています。今も変わらずですが、やるべきこと、やりたいことがたくさんあるため、一定程度自走できるスキル・経験をお持ちのミドルクラス人材をターゲットにしていました。
ーー当時、Wantedlyを導入したのはどのような理由からなんでしょうか。
下平様:代表の南から聞いた話になりますが、Wantedlyであれば弊社のミッション、事業内容に共感する人材が集まってくると思い導入を決めました。
当時はまだまだスタートアップで社員が4〜5人ほどでした。そんな小さな会社が採用するとなった時、アピールできるのはやはり会社や事業への「想い」しかないと思っていたんです。
また、当時は予算も潤沢ではなかったため、1ヶ月掲載で数十万もする求人広告媒体を利用するよりも、比較的リスクが少なかったのも導入の決め手となったそうです。
ーー当時のWantedly運用方法について教えてください。
泉谷様:2016年当時は主に募集とストーリー機能を中心に利用していました。人事が私ひとりだったこともあり、採用に関する情報発信に時間が割けず、ターゲットに情報を届けられないという課題が顕在化してきました。
ココナラというサービスは知っているものの、その中で働いている社員がどんな風に働いているかなど、具体的な情報を発信できていなかったことにより、なかなか候補者に振り向いてもらえなかったんです。
そんな状況を変えるために、募集を出すと同時にその募集ポジションの社員インタビューをセットで発信するようにしていました。募集ポジションのことは同じポジションで働く人が一番知ってますからね。
また、プロダクトに関する大きめのリリースがあった時にはPRとしてストーリーで告知したり、社内イベントのレポートを作成したりもしていましたね。