ーー事業内容について教えてください。
西野様:弊社は2018年に創業したスタートアップ企業になります。今よりもビジネス分野にデザインを加える文化が浸透していない頃、共同創業者である中村と堀田がその文化に可能性を感じ、ビジネス×デザインの領域で事業を開始しました。 「事業成長にコミットするUXUIデザインファーム」を掲げ、サービスの企画設計、要件定義、UXデザイン、UIデザイン、ブランドデザイン、マーケティングを手がけています。スタートアップから大手企業まで多くの企業から案件をいただいており、組織も13名まで拡大しています。
ーー創業したときから採用については考えていたとお聞きしました。
筒見様:はい。弊社のビジネスモデル上、売上と従業員数が密接に関わっているため、事業の3カ年計画を立てる上で合わせて採用計画は考えていました。
ーー当時の採用方法について教えてください。
筒見様:創業した頃はリファラル採用をメインに仲間を集めていました。スタートアップあるあるだと思いますが、会社に共感してくれる人材を早く採用できるのはリファラル採用です。仲の良い知人に声をかけていましたね。 弊社のようなスタートアップ企業にすぐ入社するのはハードルが高いですから、まずは副業で一緒に働いてもらいつつ、慣れてきたタイミングで「正社員として働かないか」とオファーをかけていました。
ただ、弊社が探しているWeb、アプリ系のデザイナーはそもそも市場において非常に少なく、よい人材になかなか出会えません。はじめはリファラルで採用できていたものの、このままのペースでは事業成長に追いつかず、新たな母集団形成が必要になりました。
また、ありがたいことに創業してすぐに計画していたよりも多くの案件をいただき、人手が足りない状態になったこともあり、創業から約1年半、2020年1月のタイミングで本格的に採用サービスの利用を始めました。
ーーその中でWantedlyを導入した理由を教えてください。
西野様:一番の理由はデザイナーに強いデータベースです。私も筒見もユーザーとして利用していたため、Wantedlyは知っていました。エンジニア、デザイナーなどのクリエイティブ職種に強い印象がありましたね。「UXUIデザインができる人材はWantedly以外ないのでは」と感じ、必然的に導入を決めました。
他の採用サービスですと、Web制作経験はあってもUXUIの経験がない方や、ビジュアルデザインのみの経験など、弊社が求めるスキルの人材が比較的少ない印象でした。
また、会社のビジョンや想いを伝えやすいことも決め手のひとつです。 デザイナーなどのクリエイターは、形式的な条件以上に会社へのビジョン共感を重視する人が多いです。条件や残業時間が頭に記載されている資料的な募集よりも、「なぜやっているのか」や「なにをやっているのか」といった会社のビジョンを訴求できるWantedlyのスタイルは弊社に合っていると感じました。
募集やブログ(ストーリー)を自由に投稿できたり、好きな写真を選択できたりと自由度も高いため、弊社の特徴を打ち出しやすい、努力次第で優秀な人材を採用できると思ったのも覚えています。