- Wantedly Visitはどのように運用をしていますか?
篠原様:現在プレミアムプランを利用しており、主にはダイレクトスカウトとストーリー(ブログ機能)を現在注力して活用しています。私と船戸の2名で運用をしています。
- 元々新卒採用でスカウトを利用されていたんですか?
いえ、元々は中途採用でしかWantedly自体を利用していませんでした。使うきっかけは本当にたまたまだったんです。元々スカウトを利用していたので、新卒採用でも少し利用してみようかということで試しにスカウトを打ってみたら10通中1通以上は返信が返ってきて、社内でも思わぬ反響がありました。
当時、弊社から積極的なアプローチをして採用していくことをテーマとして持っていたので、「これは使えるかも。」と思い本格的にスカウトを利用するようになりました。
- 他のスカウトと比べて効果は違いますか?
船戸様:はい。Wantedlyのスカウトは返信率が高いことがとても驚きでした。前職でもスカウトをやっていたのですが、100通送信したら1通返ってくるかぐらいの返信率が御の字かなぐらいのものだと思っていました。他に利用している他社のスカウトもそれぐらいの効果でしたし。
ですので、今回スカウトを利用していて自分の想定を遥かに超える効果がでて、私たちのモチベーションも非常に上がりましたし、打てば必ず反響があるっていう手応えを感じました。
- 返信率が高い理由はどのように感じますか?
船戸様:Wantedlyが「やりがい」にフォーカスした採用サービスだからだと思っています。仕事における「やりがい」のプライオリティーが高い学生が集まるプラットフォームだからこそ、弊社の企業理念である「関わるすべての人に働く喜びを」に共感してくださる方やソーシャルベンチャーとしてのビジネスに興味を持って下さる方が多いと感じています。
- Wantedly Visitならではのスカウト運用方法を教えて下さい。
船戸様:Wantedlyでは「フリーワード検索」でターゲットとしている学生が記入していそうなキーワードを中心に検索し、該当する学生にスカウトをしています。
具体的な検索方法はお伝えできませんが、例えば、ボランティア経験がある学生さんだったり、海外の留学経験がある学生さんは比較的興味を持ってもらいやすかったりします。
海外ボランティアをしていた学生だと自分で貧困を目にしていたり、マイノリティーの方に対する関わりの違い、日本と外国の違いを自分自身で目にしているので、弊社と同じ様にもっと日本のマイノリティーの人が活躍できるような社会を作りたいという考えを持ってくださる学生が多く、返信をいただくことが多いです。
- プロフィールの自由度が高いWantedly Visitのスカウトならではの検索方法ですね。
船戸様:はい。特にWantedlyのプロフィールの自由度はとても気に入っています。特に、『この先やってみたいこと』がすごくいいなと思っていまして、弊社とのマッチ度が一番測れると思っています。
私も学生を探す際、一人一人のやってみたいことを見てすごくワクワクすることも多いですし、そのワクワクしたことをスカウトの文章に落とし込んでメッセージを送ることも多いです。例えば、「マイノリティーの支援がしたいと思っています」や「働く環境をもっとより良いものにしていきたいなと思っています」という文章を記載している学生だと弊社とのマッチ度が高いので、「やりたいことそれなんだよ!」と熱をのせていつも送っています(笑)
- 実はWantedly Visitのスカウトは一度失敗されたとお聞きしました。
篠原様:はい。最初にWantedlyを契約したときからスカウトはプランの中に入っていたのですが、採用担当も少なくほとんどスカウト活動ができない状況でした。
工数を割くことができず、スカウトを持ったまま期限を迎え、消滅してしまいました。この失敗経験があるので、採用担当の私と船戸が増えたことにより、今度こそしっかりと新卒で運用しようということで実際数字の目標を立てて2人で運用しています。例えば、1日この日、例えば2時間を決めて、1人100人ずつ打つぞと決めて実行しました。
実際に成果が出るとモチベーションがあがっていくので、この日はやるぞっていうのを決めてテンポよくやっていくのがコツだと思います。
- ストーリーもスカウトと組み合わせて運用しているとか?
篠原様:はい。スカウトにストーリーを添付して打つとすごくその効果が発揮しているなと感じています。スカウトを打った学生と面談した後に私たちの記事の感想もよくもらいます。褒め言葉で嬉しいのが、障がい者雇用の会社のイメージがかわりました、などのいい意味でのギャップがある言葉ですね。
- ストーリーを拝見したのですが、様々な想いをもった社員がいらっしゃるんですね。
篠原様:弊社の新卒社員が様々な学部出身のため、そのようなイメージをもってくださったのかもしれません。求人だと福祉の会社と思って応募してくださる方もいらっしゃるのですが、私たちは障がい者雇用を切り口に新しい働き方を創出していくことを目指している会社なので、ストーリーを通してそのような点が伝われば嬉しいと思っています。