1
/
5
For Employers
地方企業こそスカウトを利用せよ。広島県福山市のホテル運営会社がWantedlyで県外人材8名を採用したワザとは
株式会社サン・クレア
創業年度 2015年
採用職種 フロントスタッフ,責任者,企画
雇用形態 Midcareer/Contract
従業員規模 31-100 people
業界 Service
地域 Chugoku/Shikoku
導入前の課題

・設立したばかりで候補者に打ち出せる情報が少なかった。
・人事が1名で工数が足りていなかった。

利用プラン・期間

【旧プラン】スタンダードプラン(プレミアムスカウト)

導入後の実績

フロントスタッフ、ホテル責任者、企画など県外人材を含め計8名の採用に成功

広島県福山市を拠点とし、広島、岡山、愛媛にホテルをもつ「株式会社サン・クレア」。
地方企業ながら県外を含め数多くの採用実績をもつ採用担当者の栗田様に採用成功の秘訣を伺いました。

Challenge
地方ならではの不安がありながらも県外人材獲得のためにWantedlyを運用
Challenge

 

ー貴社についてご紹介ください

 

栗田様:弊社は広島、岡山、愛媛でホテル3棟を所有、運営するホテル運営会社です。 2020年3月には、岡山県倉敷市にインバウンド向けホテル、愛媛県松野町に森林リゾートロッジをリブランディングオープンしています。 元々はデニム製造販売に乗り出した老舗会社でしたが、1989年にはグループの多角化としてホテル事業にも進出しました。

 

 

ーどのような人材を採用したいと考えていたんですか?

 

栗田様:ホテル事業も軌道にのり、2015年10月から本格的に採用を始めました。 ポジションとしてはフロントスタッフからホテルの管理監督者、清掃の方まで様々なポジションの採用を行っています。

地元の人材ももちろん採用していましたが、海外や首都圏で様々な経験を積んだ人材を採用し、新しいものを会社として生み出していきたいという考えから、県外の人材を積極的に採用するように動いています。

 

 

ーそのなかで採用にどんな課題がありましたか

 

栗田様:今でこそ様々な方が入社していただいたり、興味を持ってくださるのですが、普通に考えると2つのビジネスホテルしかやっていない地方の会社のため、欲しい人材に対して魅力を訴求できるポイントがありませんでした。

 

 

ーそんな中、どのようなきっかけでWantedlyを利用することになりましたか

 

栗田様:私が弊社に入社したのが2018年になりますが、人材不足で採用に力をいれていたこともあり、既にWantedly含めIndeedやビズリーチなど、多くの採用ツールを利用していました。 ただ、採用専任者がいなかったり、工数的な問題でどれも使いこなせていませんでした。 私が入社した当時は、他府県で活躍していた人材や、英語が話せる人材がオーダーとして挙がっていました。なので、希望するユーザーが登録していそうで、会社のビジョンを存分に打ち出せるWantedlyを本格的にチャレンジしてみようとなりました。

 

 

ーWantedlyを本格的に利用する前、懸念などはありませんでしたか。

 

栗田様:もちろんありました。 今でこそインバウンド向けのホテルや、森林リゾートを行政から民間譲渡して色々やりますという様に語れるエピソードがありますが、当時Wantedlyを本格的に利用しようと思った時は、「現状2つのビジネスホテルしかやっていません」「もうすぐマンションをホテルにコンバージョンした遊びの効いたホテルをやります」ぐらいしか語れませんでした。なので、この材料だけでスカウトの返信が来るのか、応募もくるのか、という不安はありました。

Solution
スカウトこそ地方企業の武器。地方企業ながらスカウトの返信率は22%!
Solution

 

ーそんな不安があった中、栗田さんはどのようにWantedlyを活用されましたか

 

栗田様:基本的にWantedlyではダイレクトスカウト機能を利用しています。 採用は私一人でやっているため、お金を投資してでも、工数を削減するという意味であえてダイレクトスカウト機能を利用しました。

 

 

ースカウトでは、どのようにして対象者を探していますか?

 

栗田様:Wantedlyでは「1日以内ログイン」「1週間以内ログイン」というアクティビティ機能を頻繁に利用して検索をしています。ここで転職可能性が高い候補者に対象を絞る事ができるため、本当にほしい人材にアプローチができています。 また、Wantedlyは求職者の写真がプライベートの写真の方が多かったり、SNSが連携されているのが嬉しいですね。人柄がわかるため、「なんか感覚が合いそうだな」と思う人材にスカウトを送信できています。フィーリングになりますが、社風が合うかなどはここで判断しています。

 

 

ーなるほど。採用確度が高い求職者のみに絞ってスカウトを送付できているんですね。

 

栗田様:はい。おかげさまで返信率は20%を超えています。 なかなか地方だと、自社にマッチする人材がいないんじゃないかと思われがちだと思いますが、Wantedlyならきちんと送れば、返信は返ってくるため、地方企業で人事が少ないところだからこそ私はスカウト機能を利用した方がよいと思っています。

 

 

ースカウトは文章を考えたり、手間がかかりませんか?

 

栗田様:はい。もちろんスカウト文面には時間がかかります。 ただ、基本的にアクティビティが高い候補者に検索を絞れているため、会いたい人材に時間をかけられていると思っていますし、対象外の応募者をさばく工数を考えると、むしろ手間はかかっていないのではと思っています。

 

 

ーどのようにスカウト文面を工夫されていますか

 

栗田様:全体の8割9割は弊社についての汎用的なご説明ですが、1か所だけは、しっかりとその人に合わせて文章を作るようにしています。 Wantedlyでは、「この先やってみたいこと」という項目があるため、そこに書いている内容はかならずチェックしてスカウト文章にとりいれますね。 先程申し上げたとおり、語れる内容がない分、私たちはビジョンを伝えるしかありませんので、ここの項目と合致している人は私たちとマッチする可能性が高いと考えています。

 

また、最初のスカウト文面も大切ですが、最も大切なのは、最初のメッセージの返信が返ってきた後のレスポンスです。実は私はここに最初のスカウトよりも時間をかけます。 私たちは星野リゾート様やUDS様ほど有名ではない、いわゆる地方のホテルです。 そこにわざわざ返信いただく方は、よっぽど興味もってくださっているはずです。 「〇〇さんとは、ぜひ一度お話をしたいと思っていたので、返信いただけて非常に嬉しいです。」と率直に書きます。そして、レジュメを見た上で「改めてですが、こういうご経験、こういう趣向の方だったため、弊社とマッチするんじゃないかと思っていたんです」というところまで書きます。ここを意識している企業様は少ないのではと思っています。

 

Result
スカウトの積極的利用で約8名の人材をWantedly経由で採用
Result

 

ーWantedlyでの採用状況はいかがでしょうか

 

栗田様:おかげさまで、1年少しでWantedly経由では8名の採用に成功しています。そのうち6名がスカウトからの採用です。職種としては事業企画のMGRクラスから、ホテルの責任者まで様々なポジションで採用ができています。ゲストハウス立ち上げの経験者や地元の不動産出身の方など、様々な経歴を持つ方が入社してくださっています。 また、現在Wantedly経由(2020/03/17時点)でもう2名の内定も決まっています。 Wantedlyでは給与ではなくビジョンや事業内容を押し出していくスタイルのサービスのため、主体的な方が非常に多く入社していただいてる印象があります。

 

 

ーWantedlyにはどのような点に価値を感じていますか

 

栗田様:無制限かつ低コストで自社の魅力を発信できるツールということに価値を感じています。求人広告のような、1~2ヶ月で何十万円かかってしまうサービスは導入を躊躇してしまいますが、Wantedlyの場合は、ランニングコストが月約10万円程度で、3〜4名、面白い人材が採用できるかもしれないと考えると、使わない理由はないと思っています。

 

 

ー地方で採用に困っている企業様にお伝えしたいことはありますか?

 

栗田様:地方での採用は難しいとよく言いますよね。ただ、どこも採用は難しいはずです。「御社が東京の企業だったら成功できますか?」と地方の企業様に問いかけると、おそらく止まると思います。難しさの種類が違うだけであって、難易度は変わりません。 だからこそ、「地方だから〜」と言って諦めず、やるべきこと、自分たちのやってることを発信していれば振り向いてくれる可能性があります。 その方法が月4.5万円で利用できるという意味では、Wantedlyはかなりおすすめできる採用ツールですね。

成果報酬なし。採用コストを抑えられます。
Wantedlyは、運用の工夫で採用単価が抑えられ、使えば使うほどお客様に採用効果を感じていただけるよう、
成果報酬のかからない毎月定額の料金モデルを採用しています。
類似の採用事例
GET
STARTED

Take the first step to hire quality talent