『シゴトでココロオドルひとをふやす』というミッションを実現すべく、最短距離で最大社会的インパクトを出そうと日々奮闘しているウォンテッドリーのメンバーたち。年齢も趣味も経歴も異なるメンバーが様々な業務に向き合いながら、何を想い・何を目指すのか。今だからこそ伝えたいメッセージをシリーズでお届けします。
今回は、ウォンテッドリーのマーケティングチームにて活躍中の伊藤さんにインタビュー。マーケターとしてのキャリアを歩んできた彼の過去と現在についてや、「Wantedly」のように自社プロダクトがある企業でマーケティングを行う醍醐味などを伺いました!
◆登場人物:
ウォンテッドリー株式会社 / MarketingSquad 伊藤 佑介
新卒でマツリカに入社し、マーケティングを担当。オウンドメディアの運用・ディレクション・SEOの改善やweb広告の運用などwebマーケティングを経験。また、1年目の途中からマーケティングチームのリーダーとして、メンバーの採用・育成も経験。
2020年にウォンテッドリーに転職。現在はマーケティングチームでリード獲得全般を担当。web広告の運用やサイト改善(LPの改善、導線改善)に加え、オウンドメディアの立ち上げと運用など行なっている。
東大卒業後、チャンスがありそうな環境へ飛び込むことを決意
ー伊藤さんは大学卒業後、スタートアップで働こう!という気持ちは強かったのですか?
実は全く考えていませんでした。もともと就活時はスタートアップに飛び込む予定はなく、IT業界の大手企業に内定をいただいていました。
僕がスタートアップで働くことを考えだしたのは、就活が終わった後のインターンシップがキッカケです。インターンシップは複数社で経験したのですが、その中の1つが前職の株式会社マツリカでした。
ー大手の内定を持っていたにも関わらず、スタートアップに入社した理由はありますか?
スタートアップでの仕事は、色々な点で魅力的でした。
まず、自律している社員が多い印象を受けました。言われた仕事をただやるのではなく、主体的に会社の課題に対して取り組んでいくといった仕事の仕方が魅力的に映りました。
また、社名や肩書きなどに依存した生き方をしている人が少なく、自分のキャリア上での目標と今やっている仕事が結びついている人が多いという点にも惹かれました。
これから社会人になる自分の働き方・生き方を考えた時に、自分で自分のキャリアを切り開いていきたいと思ったため、スタートアップという選択肢が良さそうに見えたのです。そして大学卒業直前に、当時インターンとして働いていたマツリカからお誘いいただき、新卒として入社しました。
内定をいただいていた大手企業で実務経験を積むより、スタートアップの環境の方が成長スピードも早そうでしたし、目指している生き方・働き方により早く近づけるチャンスがあると思いました。
ーマーケティングに挑戦したい!と考えた背景とは?
マーケティングを志望したのは、僕が最も自分の強みをチャンスに変え、結果に繋げられそうな領域だと思ったからです。マツリカのインターンではインサイドセールスを経験していたのですが、どんなに頑張っても先輩を追い越すのに数年はかかりそうなほど、自分の実力と差があると感じていました。
そこで自分の性格や得意/不得意を考えた時に、1つずつの施策を詰めて深く考えていくスタイルの仕事が合っていると感じ、マーケティングに興味を持ちました。当時の企業フェーズや環境的にも、マーケティング領域にはまだ挑戦できるチャンスがあると感じ、新卒から配属を希望しました。
施策の再現性を確立するため、新たに挑戦できる環境へ
ー伊藤さんが転職を意識した背景には、どんなキッカケがあったのでしょう?
マツリカでは、様々なwebマーケティングの施策にも挑戦できましたし、リーダーも経験し、メンバーの採用やマネジメントも経験することができました。1年目の自分にたくさんの裁量を与えてくれ、すごく恵まれた環境だったと感じていました。
2年半ほどマーケティングの仕事を経験して、あらゆる施策を実施した結果、ある程度“自分なりのマーケティングの考え方・やり方”のようなものが固まってきていました。この考え方を、別の商材のマーケティングでも試し、「再現性を確立したい」と思えたのが転職のキッカケの1つです。
もう1つは、所属する企業のフェーズや扱うプロダクトを変え、自分なりのマーケティングの考え方をアップデートしようと思えたからです。異なる環境で、マーケティングにおける新しい気づきを得たいと考え始めました。
ー転職活動時、様々な選択肢があった中で「ウォンテッドリー」を選んだ決め手とは?
前職の経験を活かせる環境で「再現性を確立したい」という思いが叶えられるかつ、0→1で新しいマーケティング施策に挑戦できそうだったためです。
そもそも転職活動開始時は、新しい挑戦としてBtoCのマーケティングは経験してみたいと思っていました。また、上場している企業やもっと小さなスタートアップなど、前職とフェーズの違う企業でのマーケティングも経験してみようと探していました。
そんな中、ウォンテッドリーからスカウトをいただき、カジュアル面談と1日インターンに参加しました。
ビジョンが浸透している点やカルチャーに惹かれたのはもちろん、面談などで話したメンバーの優秀さに刺激を受けました。特に、決めた施策をスピーディにやりきるという姿勢が良かったです。行動指針にある「Get Things Done」という姿勢を強く感じました。
ウォンテッドリーは既に上場している企業ですが、まだガチガチにマーケティングの手法が固まってない・やれていないことがまだ多数あるという環境もチャンスに感じました。現在はBtoBの領域がメインの業務ですが、ゆくゆくはユーザー向けのBtoCマーケティング領域に挑戦できそうな可能性があったことも決め手になりました。
マーケ思考を活用して、組織に「掛け算」をもたらせる存在になりたい
ー現在の仕事で、醍醐味ややりがいを感じる瞬間とは?
「日々の業務をより自分ごと化しやすいこと」が醍醐味ではないでしょうか。自分の施策によって会社が成長するということになるわけですし、逆を言えば、会社が成長しない場合、マーケターもバリューを発揮できていないということになります。そのような事業成長の自分ごと化のしやすさは、他社サービスのマーケティングをする場合とは違う点かと思います。また、自分がユーザーとして”好きだ”と思えるプロダクトを、仕事として世の中に広めていけるのも醍醐味です。
僕はこれまで、人生の重要な分岐点(インターンや就職、転職活動)でWantedlyを使ってきました。そんなWantedlyをより多くの人や企業に広めたいですし、広がっていくことが喜びです。これは、事業会社のマーケターならではのやりがいかと思います。
ー反対に、現在の仕事において、感じている課題点はありますか?
課題はまだたくさんあります。引き続き、BtoBのマーケティング施策でやれていない箇所・穴になってしまっている部分を埋めていきたいです。具体的には検索結果の改善など、開発チームとも連携して、利用顧客の動きに合わせて最適化していきたいと考えています。
また、これはマーケティングチームのみではなく全体に言えることかと思いますが、施策の分析・振り返りに課題を感じることがあります。
ウォンテッドリーの行動指針「Get Things Done」に則って様々な施策を打ち出すこと自体はとても素晴らしいことです。しかし、その施策がその後どうなったのか誰も知らない状態になってしまったり、数年前の施策がそのまま放置されてしまっている場合もあります。
施策を実施したら振り返り、それをもとに次の施策を打ち出してWantedlyというプロダクトをより良い方向に持っていく。そういった当たり前のサイクルを定着させたいです。
僕自身もサイクルを繰り返しつつ、より一層プロダクトの全体像を掴み、ゆくゆくは他チームを巻き込むプロジェクトを実行するなど、僕自身のバリューをもっと発揮したいと考えています。
ー伊藤さんの今後の目標を聞かせて下さい!
今後はマーケターとして、僕自身の仕事が与える影響範囲をより広げたいと考えています。
例えば、最近HR業界で「採用マーケティング」などと言われるように、マーケティングの考え方はジャンル問わず、企業のあらゆる活動で応用できるはずです。
僕自身がこれまで経験してきたBtoBマーケティング、自社プロダクトのマーケティングの領域に留まらず、あらゆる所で成果を出してみたいです。そしていつかはBtoCの領域にも挑戦してみたいと考えています。
そのために知識やキャリアの幅を広く、横に増やしていくイメージを思い描いています。
僕というリソースを1人増やすことで、ただ人数が増えたという「足し算の存在」で終わりたくないという気持ちがあります。僕1人が何かや誰かと掛け合わさることで「掛け算」となり、チームや組織に数倍のインパクトを出す、そのような存在になっていきたいです。
今回、登場してくれた伊藤さんも所属するマーケティングチームでは、絶賛メンバーを募集中!今回のストーリーや伊藤さんの想いに共感し、一緒に活躍してみたいと感じた方・ご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記よりエントリー下さい。まずはカジュアル面談にてお会いできるのを楽しみにしています!
採用コンセプトムービーでも、弊社について知ることが出来ます。ぜひ御覧ください!
それではまた次回のストーリーをお楽しみに。