注目のストーリー
ベトナム
ジャパン・ジョブ・フェア
先々週木曜日3月21日には、私たちの提携先大学であるDong A大学で「ジャパン・ジョブ・フェア」が開催されました。まあ具体的にどんなフェアなのかと言いますと、日系企業の方がいらっしゃって先生や生徒たちとお話ししたり、日本から様々な文化人の方々(書道家の方等々)がいらっしゃってパフォーマンスやミニ授業を開催されたりと、日越交流を行う場といった感じです。こんな感じで海苔巻きやおにぎりを提供する日本食を提供する屋台も多数並んでいて、まさに日本の大学の文化祭のような雰囲気でした。僕はベトナムにいるのでわからないのですが、いまの時期日本では桜が咲き始めていますでしょうか。ベトナムでも桜の造花が植...
日本語の本も沢山!ベトナムの大学図書館
皆さんこんにちは。相変わらずこっちは暑いですが、もう結構慣れてきました。我々Trellisのオフィスがドンア大学の8階にあるのですが、9階には図書館があります。空きコマの時間帯生徒たちは勉強したり、本を読んだり、はたまた昼寝をしたりと思い思い時間を過ごしているようです。日本の大学のように、英語試験の問題集が多数取り揃えてあったり、、、日本語の教本が多数取り揃えてあったりと、ベトナム人学生の日本語への関心の高さが伺えます。こんな感じで、日本人がどこかで見たことあるような本も結構あります。個人的には「地球の歩き方 ベトナム」があることに妙にツボってしまって笑日本語で自国の魅力を伝えたりする時...
ベトナム語と日本語③
皆さんこんにちは。今回は簡単なベトナム語の挨拶についてお話しさせて頂きます。①Xin chao / こんにちはベトナム語のこんにちは、を意味する「Xin chao / シンチャオ」は日本語とは異なり1日中使われます。むしろ英語のHelloとか中国語の你好とかと比較してみると、日本語の方が特殊なんですかね?Xinは敬語の役割を果たし(ここよく覚えておいて下さい!)、Chaoが「こんにちは」の本体部分になります。また、「Chao chi」や「Chao anh」のように人称代名詞を直後に付けた挨拶もよく用いられます。(人称代名詞については前回の記事をご覧ください。)https://www.yo...
ベトナム語と日本語②
みなさんこんにちは。今回は前回に引き続きベトナム語についてのお話になります。③文法文法に関しては一部を除いてそこまで日本人が苦戦することはないと思います。Tôi thích ~. 「私は〜が好きです。」ベトナム語は英語と同じくSVO(主語+動詞+目的語)の語順をとるので、学校で英語を学習してきた日本人にとっては抵抗のあるものではないと思います。この「Tôi thích ~ 」 も英語の「I like ~ 」と全く同じ文構造ですからね。また英語と違って格変化や動詞の時制変化がないので、英語学習で苦労した部分がまるっとなくなっています。その点ベトナム語の読み書きはすぐ出来るようになると思いま...
ダナン!暑いです!
皆さんこんにちは!7日に到着して早くも4日目が経過しました!こっちの気温は日中は30度近くまであるので、春なのに夏バテします!!!昨日は児童擁護施設のFamily 4で顔合わせをしてきました。取り敢えず簡単に自己紹介をして、一人一人名前と年齢を聞いて回りました。大体の子は「What's your name」とか「How old are you?」で通じるのですが、ちっちゃい子だとわかんない時があるので、「Em ten la gi?(名前はなに?)」とか「Em bao nhieu tuoi?(何歳?)」と勉強してきた渾身のベトナム語を使ってみました。通じてよかった(汗中には日本語で頑張って...
ベトナムで日本語を教える意義とは!?
こんにちは!Trellisでインターンをしている大学生の相原です。現在、大学で3クラス約35人に対してと、児童養護施設の子どもたちに日本語を教えています。ベトナムに来てから一番驚いたことは日本語を学びたいと考えている人が想像よりとても多いことです。高校生で日本語検定2級を持っている人に出会った時はとても驚きました。日本人としては嬉しい限りです!実は2017年時点でベトナムから日本に来る労働者は世界で2番目に多いです。さらに、2019年4月から改正された入管法が成立したことからもっと増えるかもしれないですね。(出展:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/file/04-...
「ダナン」という町(Bread、日本食編)
皆さんこんにちは。東南アジア顔、黒岩です。金曜日は勤労感謝の日でしたので、家でお片付けをしてました。受験生時代の模試の結果が出てきたので見てみると、英語の偏差値が驚きの30台でした。そんな僕でも今では元気に大学生やってます。さて、今回は食事編最後の投稿になります。「Banh mi(バンミー、バインミー)」所謂「ベトナム風サンドイッチ」です。ベトナムは19世紀末から20世紀中旬まで、フランス領インドシナいわゆる「仏印」としてフランスの支配下にありました。その名残でベトナムでは「フランスパン」がよく食べられています。野菜、パクチーなどの香草類とベトナム風ハムやレバーペーストをフランスパンに挟...
「ダナン」という町(Noodle編)
皆さんこんにちは。ベトナムっぽい日本人、黒岩です。前回の記事が大変好評?だったということで、ダナン紹介記事第二弾を頑張って書いてみます。第二弾の今回は、Noodle偏です。海外に長期滞在する上で一番気になるのは食事ですよね。ベトナム料理が口に合わなかったらどうしよう?衛生面は大丈夫?といった疑問に答えながらベトナム、主にダナンの食生活についてお話しします。(食生活に関する記事は長くなりそうなのでまず最初は、麺類にフォーカスしてみます。)「Pho(フォー)」ベトナム料理と言えばやっぱりこれですね。日本で食べたことのある方も多いと思います。米から作られた麺と牛肉や鶏肉と一緒にあっさりしたスー...
あいうえおから、一緒に。
Trellisの新しい活動が始まりました!児童養護施設 Family4での日本語教育の活動です。英語の方は今年の2月から開始していましたが、ついに日本語の活動も開始です。まずはあいうえおから。ひらがなの勉強です。1ヶ月ぐらいでひらがなをやりながら基本語彙を学習し、年内にはカタカナまでと考えています。インターン生はドンア大学では日本語講師のアシスタントとして活動していますが、Family4では子供達の先生です。新米先生のインターン生はまだまだ学ぶことがたくさんあります。Trellisの日本語活動は多くの方に支えられています。大学で日本語を教えている講師がボランティアでインターン生の研修と活...
英語と日本語を学び、未来を切り拓くために
「教育がなぜ必要なのか?」それはひとりひとりの子供達が自分らしく生きていくための未来への準備のためだと私たちは考えています。環境的に恵まれている人もいれば、そうでない人もいる。そして、なんとかしてあげたい、と思ってもできないことの方が本当に多い。それでも一歩を踏み出したい、そんな思いで始めた活動がダナン市の児童養護施設での語学支援活動です。Family4では約20名の子供達がフランスのNGOの支援を受けて暮らしています。施設に預けられることになった理由は様々ですが、高校を卒業したら施設をでなければなりません。奨学金をもらって大学に進むためには厳しい要件を満たす必要があります。その際に大き...
密着!インターン生の1日
こんにちは。インターン2期生の近藤です。 普段ベトナムで日本語のお手伝いをしていると言っていますが、具体的にはどんなことをしているの?と思うかもしれません。そこで今回は、私たちインターンの仕事内容をお伝えしようと思います。 まず、私たちはより多くのパートナー団体の生徒が、日本語能力検定に合格することを目指しています。日本語能力検定とは、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験として、国際交流基金と日本国際教育協会が1984年に開始したものです。現在では年間約70万人が受験していて、世界最大規模の日本語の試験となっています。レベルはN1からN5の5つのレベルがあり、N1が一...
特にやりたいことがない…それがインターンに参加した理由でした
インターンも終盤に近づいところで、今回は私がこのインターンに応募した理由についてお話できればと思います。その理由は、ズバリ「特にやりたいことがなかったから」です。…は?って思った貴方、正解です。でもね、ちょっと考えてみてほしいんです。あなたの周りにどれだけ、夢(やりたいこと)がある人がいますか?夢中になってやっている人がいますか?多くの人がうーん…と考え込んでしまうのではないでしょうか?私の友達の中でも、やりたいことなんてないと、就活で苦労している子が多くいます。では、なぜやりたいことがない(わからない)のか…それは私にもはっきりとはわかりません。家族や友達がいて、あったかいご飯を食べ...
実はこんなに近かった?! 日本とベトナムのつながり
こんにちは。インターン2期生の近藤です。 近年日本に来る外国人が急速に増えて、話題となっていますよね。今回はその中でも日本とベトナムのつながりについて、お話したいと思います。①日本にいる外国人 日本に在留する外国人が2018年6月末時点で、263万人に及んだそうです。これは統計を取り始めた1959年以降、最も多く、現在の日本の人口の約2%に当たります。昨年12月末から7万5403人増えており、留学生や、技能実習生らが特に増加していました。 国籍・地域別では、中国が最も多い74万1656人で、全体の3割近くを占めました。次いで韓国が45万2701人、ベトナムが29万1494人、フィ...
9月2日
こんにちは。9月に入っても、まだまだ暑い日が続きますね。さて皆さんは9月2日が何の日だったのか、知っていますでしょうか?それは、ベトナムの建国記念日です。都市部では花火があがるなど、かなり歓迎ムードでした。でも実は…私はベトナムにいるのに、ベトナムの歴史をよく知らないということに気がつきました。それってとても失礼なことですよね。今回はベトナムの歴史について少し覗いて見たいと思います。まずベトナムは、外国の侵略と戦い続けてきた国であり、ここにたどり着くまでに長い道のりがあります。ベトナムは1802年から阮朝という王朝が治めていました。しかしその間もフランスや中国の介入があり、とても不安定...
海外に行けば、世界が180度変わる?
こんにちは。Trellisインターン2期生の近藤です。「グローバル化」や「小学校での英語教育」などという言葉を、近年よく耳にするかと思います。それほど、私たちにとって「海外」が身近になってきました。そしてその、海外に行けば、「人生が180度変わる」という言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか?私はアジアを中心に10カ国ほど、旅行や留学に行ったことがあります。これは私の意見ですが、海外に行っただけで、180度も人生は変わりませんでした。たしかに、初めて海外に行った時の高揚や不安、少し大人になった感覚は、今でも忘れられません。それでも、私は20年以上日本で過ごしてきました。いくら海外へ行...