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【Vol.9】社内初のデザイナー、小野さんにインタビューしました!★後編★

 皆さん、こんにちは!インターンシップ生の熊崎海乃です。

 先日は「前編」で、小野さんに「仕事を通して感じていることや現状の課題」について主にインタビューさせて頂きました。今日は「後編」ということで、学生さんが気になるであろう「企業選び」「職業選び」に関しての質問を軸として、インタビューに答えて頂きました!

 就職活動をしていく中で、「自分が本当にやりたいことが分からない」「どういった方法で企業を選んだらいいだろう」と悩んでいたり、困っている学生さんに読んでいただきたいです。

 こちら、「前編」です(^-^)

【Vol.8】社内初のデザイナー、小野さんにインタビューしました!★前編★ | 株式会社 サン・クレア
皆さん、こんにちは!インターンシップ生の熊崎海乃です! ...
https://www.wantedly.com/companies/sun-crea/post_articles/297165
小野さんは、元々サッカー選手を目指されていたと聞きました。そこから、デザイナーに方向転換されたと思います。もともと、デザイナーにも興味があったのでしょうか?

 -当時はサッカーにしか興味が無くて。7歳からずっとサッカーしかしていなかったんですよ。「勉強も苦手」「絵も描けない」「サッカー以外のスポーツも得意ではない」「パソコンも苦手」(テストで0点だったそうです…笑)って感じで。もうずっとサッカーしかやってなかったから、高校卒業時にも「サッカー」っていう選択肢しかなくて。「留学するか、プロとして雇ってくれるチームを探すか」で、お金を貯めながら色々な所にテスト受けに行きました。島根のチームに合格して、2年半くらい続けたんですけど、試合にも全く出られなくなって。「これは、サッカー違ったかもしれない」って思うようになりました。それと同時に「生きていくために何か仕事をしていかないといけない」とも思い始めましたね。

そうだったんですね。では、最初から、デザイナーになることに特別な思い入れがあったわけではないのですね。何がきっかけで「デザイナーになる」という選択肢を持ち始めましたか?

 -本当に当時は自分が何がしたいのか、何ができるのか分かりませんでした。そこで「情熱大陸」とか「プロフェッショナル仕事の流儀」みたいなドキュメンタリー番組をかたっぱしから見ていて、徐々に「職人さん」に憧れるようになりました。「インテリア職人」とか、「和菓子職人」だとか。その中でも1番響いたのが、デザイナーの特集でした。「nendo」の佐藤オオキさんの特集で、クリップからショッピングモールまでデザインされている方なんですけど、最初は「デザイナー」って「ファッションデザイナー」とか「広告クリエイター」のイメージだったんですけど、そういう枠には囚われていなくて。ありそうでなかった発想で人の生活が変わる!みたいな。めちゃめちゃ輝いて見えました。

ドキュメンタリー番組から、自分の興味があるものを探すのも楽しそうです。では、小野さん自身も人の生活を変えるデザインをしたいと思われたのですか?

 -プロダクトデザインに興味はあったんですけど、サッカーばかりやっていたので当時あまりお金もなくて。学校に行って学ぶみたいな状況ではなかったんですよね。なので、サッカーを辞めてすぐの1年間は、服を生産している会社に入って働かせてもらいました。そこでは、Illustratorというデザインツールを使って行う業務があったので、教えてもらいながら必死で覚えました。そこから、自分でデザインを作ってみて...というところからスタートしました。

実際、デザインをやってみてどうでしたか?

 -サッカーをしている時から、「誰かを元気にする」とか「人の役に立ちたい」というのがあったので、共通している部分もあって、デザイナーっていいなって。その後、4カ月間のWebデザインスクールを経て、自分で受注しながら作るというのを続けて少しづつ出来るようになっていきました。その時に依頼が多かったのが、名刺やフライヤー、ロゴデザインの仕事で。グラフィックデザインの仕事を主にやるようになりました。自分で作ったもので喜んでもらえるのが楽しかったですね。

最終的には、やっぱりプロダクトデザインをしてみたいですか?

 -グラフィックデザインも今はすごく楽しくて。でも、デザインをする際に「何を作るか」ではなくて、「課題」を見つけて、困っている人の力になりたいという思いがあります。その課題を解決するために、プロダクトデザインが必要だったら、挑戦したいし、ジャンルや肩書きではないというか。今は、できないものにもどんどん挑戦したいという気持ちでいます。WEBの運用もカメラでの撮影も全然やったことないけど、今社内でチャレンジさせていただいていて、新しい発見がたくさんあります。

ありがとうございます。少し話は変わりますが、就職活動をしていく中で、やりたいことが見つからない学生さんとかがいると思うんですよ。でも、焦らなくてもいいってことですよね。

 -僕も、サッカーがダメになった時、やりたい事が全然なくて。「やりたいことが分からない」って多分、できないかもしれないからで諦めてしまってる可能性があると思うんです。小さい事でもいいから、やりたい事ってあると思うので。「彼女ほしい」とか「車ほしい」とかでも。そのために何をしたらいいか考えるのが楽しくて、それが仕事にもなったら面白い。全員が立派なサラリーマンだとか職人さんになる必要はなくて、色々な仕事があって多様性があるから、やりたいことを絞らなくてもいいって思います。あと、やり続ければできるはず!

なるほど。あと、企業選びという観点で質問なのですが、サン・クレアを知ったきっかけは何ですか?

 -僕は、Wantedlyで知りましたね。「ホテルベンチャー」っていうワードと、「ただ泊まるだけではないホテル作り」にチャレンジしているというサン・クレアの企業紹介文に惹かれて。エリアを絞らず全国的に転職先を探していたのですが、身近でも面白そうな企業があるんだと思って応募しました。そしたら、すぐに返信があって(笑)びっくりしましたね。お電話でお話させていただいて、すぐ次の日面談の約束をしました。

なぜ入社しようと思ったんですか?

 -人事の栗田さんと面談していく中で、「デザイナーとして食べて行けるようになりたい」という話をしたら、「小野さんのことを考えたら、まずは場数を踏まないといけないと思います。その量を取りにいくんだったら、やっぱり地方よりも首都圏。例えば、東京のデザイン会社や制作会社に行ったほうが良くないですか?」と、いち個人としてアドバイスしてくださって。そんな事言ってくれる人なかなかいないなって。東京でも実際に転職活動して、ありがたいことに何社かから採用をいただいたんですが、どうしても栗田さんのことが気になって。「なんだ、あの人は(いい意味です)!」って感じで。(笑)話したいなと思って、もう1回連絡しました。最初は、栗田さんと一緒に働いてみたいっていうのがきっかけだったんですが、「一緒にいい会社を作りましょう!」といってくださって頑張ろうと思いましたね。まだまだ全然貢献できていないので、あの時入社してくれてよかったと思ってもらえるように頑張りたいですね!

 前編・後編と大変沢山の質問に答えて頂き、ありがとうございました!「好きな事を見つける時間をとる」といったように、一旦自分を理解する時間も必要ですよね。楽しみながら、自分の好きな事/やりたい事に挑戦していけたら良いなと思います!

ホテル運営・企画スタッフ
四万十川源流で、ホテル・観光・教育・地方創生に携わるインターンシップ募集!
私たちは、約30年間のビジネスホテル運営ノウハウをもとに、2015年10月に設立しました。 「単に寝泊まりするだけではないホテル創り」を大切な考え方として、2018年12月に中古マンションを地元企業様とコラボレーションをして、ホテルへリブランディング。地域の魅力を発信できるショールームの役割を担うアンカーホテル福山をオープンしました。 その後は、2020年3月に岡山県倉敷市に、インバウンド向けにわずか8室の「NAGI Kurashiki」をオープン。同年3月下旬には、愛媛県松野町から民間譲渡いただいた森林リゾート「水際のロッジ」をリブランディングオープンしました。 そして同年夏には広島県広島市に「NAGI Hiroshima」「LAZULI Hirosima」をオープンし、合計7棟のホテルを運営しております。 ▼運営するホテル詳細はこちらから確認ください! https://sun-crea.biz/business/tourism/
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