当社Stella Pointは、人材紹介・研修・採用コンサルティング・採用イベントなどの新卒採用支援事業を展開しています。『半径5m以内の人を幸せにする』を理念に、一人ひとりが「ココロ弾む」選択肢を広げる社会を目指しています。新卒学生向けのエージェントサービス「X-career」をはじめ、学生主体の研修プログラムである「X-base」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。
学生時代からインターンシップで当社と関わり、その後新卒第一期生として23卒でStella Pointに新卒入社。キャリアデザイナーとして大学生に向けての就職活動支援に従事しており、就活相談から面接対策など幅広く活躍。この度、2025年3月付けで丸2年務めた弊社を退職する。
Stella Pointの新卒一期生として入社し、キャリアデザイナーとして学生の就職活動を支えてきた田中さんが、2025年3月をもって弊社を退職することとなりました。新卒第一期生としての思い入れのあるメンバーであり、その歩みを見守ってきた私たちにとって、今回の退職はひときわ感慨深いものがあります。
学生時代から当社のインターンシップに参加し、その後、新卒として入社。入社当初から与えられた仕事に真摯に取り組み、常に前向きな姿勢で日々を過ごしてきました。彼が担当した学生一人ひとりの就職活動をサポートする仕事では、就活相談から面接対策、さらには企業説明会の運営など、幅広い業務に携わり、学生の不安や悩みに寄り添い続けました。
そんな田中さんが、なぜ退職を決断したのか。退職の決断には、様々な思いが込められていることでしょう。私たちは、ただ「退職」という事実を伝えるのではなく、彼がどのように成長し、何を学び、そして次のステップに進む決断を下したのかをインタビューを基に掘り下げていきたいと思います。
彼の成長と変化を知ることは、Stella Pointがどのように進化してきたのか、そして今後どのように進んでいくのかを理解する上でも非常に貴重な機会です。様には、田中さんの退職に込められた思いや彼がどのように自分自身を成長させてきたのかを知っていただけることを願っています。また、彼の挑戦が今後どのように展開していくのか、そしてStella Pointが今後どう成長していくのかを共に見守り、応援していただけると幸いです。
田中さんの退職の決断は、一見するとシンプルで前向きに聞こえますが、実際には彼のキャリアにおける深い思索と多くの葛藤があったことがわかります。学生時代のインタビューを含め、約4年間在籍したにおける自分の成長や、その中で感じた課題、そして最終的に「新しい挑戦」を選ぶまでの道のりを詳しく掘り下げていきます。
田中さんは新卒で当社に入社し、入社当初から活躍していました。フレッシュな視点と意欲的な姿勢で、上司や同僚からも期待されていました。しかし、社会人生活が少しずつ進む中で、彼は次第に「今のままでいいのだろうか？」という疑問を抱くようになりました。
入社してからは、たくさんの新しいことを学ばせていただきました。すぐに実践できる環境に身を置けて、周りも優しくて。でも、どこかで自分の成長が止まっているんじゃないかと思うようにもなりました。
田中さんは会社の環境に満足しつつも、自分のキャリアの未来に対して不安を感じるようになったと言います。
それまで順調に見えたキャリアにも関わらず、田中さんはふとした瞬間に「次は何を目指すのか？」と自問自答することが増えたのです。その時、彼が抱いた思いは「もっと挑戦的な環境で自分を試したい」「もっと大きなビジョンを持って働きたい」というものでした。
未来の話ではありますが、30歳を迎えたときに、自分の未来について真剣に考えるようになりました。『今のままでいいのか？』と。キャリアの中である程度成功を収めたと思った一方で、自分にはまだ挑戦すべき領域があると感じました。これまでの経験をもっと広い視野で活かしたいという気持ちが強くなりました。
一言で言えば「キャリアアップ」のためです。私はこれまで、社内で自分なりに頑張ってきましたし、成果も出してきたと思っています。しかし、業界や会社の枠を超えてもっと成長したい、さまざまな経験をしてみたいという気持ちが強くなったんです。4年間も同じ環境にいると、ある程度会社のことも見えてきますし、今後どうするべきかを考えるようになりました。
田中さんは多くのプロジェクトを手掛け、貴重な経験を積んできました。その中での成長や学びについて、そして転職の動機がより明確に浮かび上がります。
入社した時、本当に自分はゼロからのスタートでした。自分にとって未知の領域で仕事をしていく中で、たくさんのことを学びました。後輩もできて、チームをまとめたり、クライアントとやり取りをする中で、どうしたら効率よく進められるか、どんな意思決定が最適かを学びました。
最初のうちは仕事に対して感じる達成感も大きかったんですが、少しずつ自分が『成長できる限界』を感じ始めました。自由度が高い環境はありがたかったけれど、もっと体系的な指導や、長期的なキャリアパスを描ける環境を求めるようになりました。
自信も芽生えてきましたが、次第に「もっと広い視野で自分を試したい」という思いが強くなったと言います。自由な働き方と挑戦的なプロジェクト経験は、確かに田中さんの成長を促しましたが、その一方で、キャリアの先に見える「天井」も感じ始めました。
田中さんが退職を決断するに至った背景には、自分のキャリアと企業環境のギャップがありました。自由や成長はあった一方、次のステップに進むためには「安定した教育体制」や「明確なキャリアアップの指針」が必要だと感じました。
頑張っても評価されるのは短期的な成果が中心でした。もちろんそれが良い部分でもありますが、長期的にどう成長していくのかを見越したキャリアパスの構築が難しいという部分がありました。また、企業の成長スピードが速く、社内のリソースも限られている中で、田中さん自身が「十分なサポートを受けながら成長していくことが難しいかもしれない」と感じたことが、不安につながり、退職を決意するきっかけとなりました。
振り返ってみると、入社当初は『会社が自分を育ててくれる』と思っていましたが、結局は『自分で学ばなければならない』と感じる瞬間が多かったです。それがストレスでもあり、挑戦でもありました。
退職を決めた後の不安もあったといいます。これまでのキャリアを一度リセットすることに対して、迷いが生じたこともあったようです。
しかし、最終的には自分が本当に挑戦したいことを追い求める決断を下しました。
退職を決めた時は、正直言うと怖さもありました。今後のキャリアがどうなるか分からない不安と、これまでの安定した生活を捨てることへの躊躇。でも、同時に新しい挑戦をしたいという強い気持ちも芽生えてきました。
自由に仕事を進めることができたので、自分で考え、判断する力を養うことができました。それがどんな場面でも活かせると思っています。今後もその姿勢を大切にしたいと思っています。退職に対して後悔はなく、ステラで得た経験や学びには本当に深い感謝の気持ちを抱いています。
「自由度が高い分、周囲からの指導やアドバイスは少なかった」と語る田中さんですが、それでも多くの貴重な経験を積むことができたと振り返ります。自分の成長を実感し、同時にもっと組織的な学びがあれば、さらに成長できたと感じている部分もあります。
退職後、田中さんがどのようなキャリアを描いているのか、そのビジョンについて詳しく伺いました。彼の目標は、今後さらに自分の成長を促し、業界に変革をもたらす仕事に挑戦することです。
今後は、IT業界に進むことで、これまでの経験を活かしつつ、さらに新しいスキルを身につけたいと思っています。特に、デジタルトランスフォーメーションや新しい技術を活用したビジネスに関わり、社会に大きな影響を与える仕事をしたいです。
退職という決断が田中さんにとってはキャリアの成長を促すものであったと同時に、次のステップへの踏み出しでもありました。自分の未来を切り開くためには、新しい環境での挑戦が不可欠であると感じていたからこそ、退職という選択をしました。どんなに挑戦が大きくても、田中さんはその先にある成長を信じて歩んでいます。
毎日を全力で過ごし、やりきった感覚があるので、後悔することはないですね。ただ、この会社で成し遂げられなかったことはあります。もともと、自分がこの会社で人材業界のトップを目指していましたが、それを達成することはできませんでした。その点では少し心残りはありますが、それも今後のステップに活かしていこうと考えています。また、同じように働く仲間たちとの時間はとても貴重でした。共に成長し合い、困難を乗り越えた仲間たちとの関係は、今後も大切にしていきたいと思っています！
当社としても退職は必ずしもネガティブなことではなく、新たな挑戦の一環として考えてもいいと考えています。
もちろん、会社に貢献することは大切ですが、同時に自分の成長を大切にすることも重要です。自分のキャリアをどう進めていくかは、自分次第です。もし、今の環境で自分の成長を感じられないと感じた場合は、新しいステージに進むことも選択肢の一つだと思います。
これから入社する方々には、ぜひ好奇心を持って仕事に取り組んでいただきたいです。新しいことを学び続ける姿勢が、将来の大きな武器になります。田中さんも自分を信じて、前向きに挑戦し続けてください！
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