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毎日の勉強会で自分を磨ける。ユーザー目線を貫く、ソフトバンク子会社のAndroidエンジニア。

<SoftBank “Change the World” Story #7>
Androidエンジニア
張 紹楠

テクノロジーユニット
技術戦略統括 ビックデータ戦略本部 企画開発部 ソリューション開発課

株式会社Agoop
技術本部 ソリューション開発部 部長

■位置情報とビッグデータでイノベーションを起こす会社

▲Agoopと日建設計総合研究所で作成した、「東京都23区内における1日の人の動き」

私は、中国の天津市の大学を卒業して、日本のSIerに就職しました。大学での専攻は電子関連でしたが、ハードの研究だけでなく、プログラミングも手掛けていたからです。そのSIerでは、BtoBとBtoCのWebアプリを開発していましたが、「孫さんと一緒に情報革命にチャレンジしたい」「さまざまな最先端の技術に触れてみたい」と思い、4年前にソフトバンクに転職しました。

いま、私は、ソフトバンク本社だけでなく、Agoopという子会社にも籍を置き、6名の開発チームをリードしています。Agoopは、位置情報やビッグデータに強みを持つ会社です。スマートフォンアプリを通じて、全世界で位置データを集積しており、そのデータを独自の技術で解析。人の動きを見える化することで、交通、観光、防災・防犯、医療・福祉などの領域にイノベーションを起こしています。すでに経済産業省や自治体、大手企業にAgoopの人口データが採用され、高い評価を得ています。

■売上よりも、ユーザーのメリットを追求する

今回、募集しているポジションは、Androidエンジニアです。アプリケーションとSDK、双方の開発を担当いただきます。Agoopでは、開発から検証、リリース後の運営まで、全て内製で担っています。ただし、各部門での専門化を進めており、開発部門は開発のみに集中できる体制です。エンジニアの発案で、サービスの企画は進めていますが、アプリでも、SDKでも、最も大切にしているのが、「徹底したユーザー目線」。一般ユーザーや社外の開発者にとって、便利なものかどうか。気持ち良く使えるものかどうか。企画段階だけでなく、開発プロセスにおいても、深く追及していくことで、サービスのクオリティを担保しています。

アプリ領域では、「ラーメンチェッカー」(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.agoop.ramenchecker&hl=ja)「混雑マップ」(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.agoop.crowdmap&hl=ja)といったサービスをリリース。全て、位置情報を活用したアプリで多くのユーザーに活用いただいています。開発における特徴は、無理に収益化に走らなくて良いこと。多くのユーザーに気持ち良く使っていただき、そのデータを収集することが主な目的ですので(許諾はもちろん得ています)、広告を表示させたり、課金のポイントを実装する必要がありません。純粋に「ユーザーのメリット」を追求した開発ができる。働く上では、この点が大きなメリットと言えるでしょう。

一方、SDKの開発も兼任しますので、開発ベンダーとのやりとりの中で、技術的な刺激を受けることもできます。AgoopのSDKの強みは、省電力であることと、安定していること。大きな障害は、過去に一度も起こったことがありません。なお、2018年の2月現在では、Android Oreoへの対応を行っている最中です。半年前からAndroid Oreoのソースを分析して、新しいOSの機能を存分に生かせるように、SDKのバージョンアップを行っています。

■「メンバーの好き」と「学ぶ機会」で、チームを成長させる

「エンジニア主導」でAndroidアプリ・SDK開発を進めるために、私自身が心がけていることがあります。それは、「好きなことをベースに、一人ひとりが成長できる組織」にすることです。メンバーの強みを把握した上で、タスクの振り方や育成の手法を変えています。たとえば、分析が強いメンバーには、ログ収集の機能開発を任せたり、新しい技術に感心が高いメンバーには、実験的な開発をお願いしたりと。メンバーとの対話の時間も多く持つようにして、マネジメントに微修正を行いながら、共に高みに登っていきたいです。

加えて、成長のためには、学ぶ機会が欠かせないので、2つの勉強会を定期的に開催しています。1つ目は、毎日19:00〜20:00で行っているもの。大きな会議室を借りて、軽く食べたり飲んだりしながら、それぞれが思い思いのインプットに励みます。アプリ開発の勉強をしているメンバーもいれば、英語のトレーニングをしている人もいます。もう1つは、週に1回、木曜日の午後に行っている発表会です。新しい技術や開発手法などを、メンバーが持ち回りでプレゼンしていく会で、案件のブレストなどもここで行います。2時間の枠ですが、議論が活発になり、延長することも多いですね。

このようなカルチャーを持つチームですので、「新しい技術への興味関心が強い方」、「ユーザー目線での提案をしていきたい方」にジョインしてほしいと考えています。アプリにしても、SDKにしても、ユーザーが望むものを、いち早く新しい手法で提供できるかが勝負です。これまでは、どちらかと言えば、「マス」をユーザーと捉えたものが多かった。ただし、これからは変わります。「個別ユーザーのニーズ」に合った、エッジの立ったサービスを立て続けにリリースできれば、きっと、世の中は変わっていくと私は信じています。

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