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成長
人事評価は覆らない スタート時点の行動がカギ
一定のタイミングごとに上司に評価をされて、その結果昇給額や賞与額が決まる。その決定方法に理不尽な思いをした人も多いのではないでしょうか。たとえば5段階評価で、平均より下の評価が2回も続けば、何をする気にもなりません。周囲に愚痴を言っても「努力すればきっと変わるよ」「仕事の進め方を改善すればいいよ」と「助言」されるばかり。自分の気持ちとしては、評価をする上司がわかってくれていないとか、そもそも会社の評価の仕組みがおかしいだろうと考えているのにもかかわらず。では人事評価とどのようにつきあうことが正しいのでしょうか。それはそもそも、人事評価がなぜ存在しているのかを考えればシンプルに理解できます...
勘違いした「できそうな人」は、なぜ生まれるのか
仕事が「できそうな人」たちがたまにいます。話の筋道も何やら難しそうで、語尾はいつも断定口調。自信に満ち溢れた話し方ですが、少し上から目線なのが気になります。そして、よく話を聞いてみると、極端なそもそも論だったり、些末なことばかりだったりして、何を言いたいのかがよくわかりません。できると思っていたけれど、実は仕事ができない人たちなのでしょうか。その人ができる人なのか、できない人なのかは、実際により深く接してみないとわかりません。でも、そういう良くわからない状態の人にならないためにも、経験の積み方について理解しておきましょう。始まりはちょっとした成功からできる人もできそうな人も、自分に自信を...
過去の評価引きずらない 成長する会社を見分ける条件
みんな横並びで評価されることと、やった人をちゃんと高く評価すること。どちらが社会人として働きやすい仕組みでしょう。そしてどちらの方が、出世しやすく成長しやすい基準でしょうか。会社の現場を統計的に見ていくと、意外な事実が見えてきます。90%が標準評価だった成果主義人事前の日本企業前回記事「9割B評価、基準あいまいでもOK 人事評価の不思議」で書いたように、社会人の評価は努力だけで決まるものではありません。そしてその時、その年度だけに影響するものでもありません。意外なほどにずっと後を引きずるものです。人事の仕組みでいえば、かつて3年程度は必ず影響がありました。出世させるための判断基準として、...
社長の経歴からわかる あなたの会社の昇給パターン
人事の仕組みは結局のところ好き嫌いだと言われます。では、誰の好き嫌いなのか、というと、それはもちろん社長です。今いる会社で何を目指すべきか、あるいは転職先の会社で何を頑張ればよいのかを知りたければ、まず、社長の経歴を確認してみましょう。「昇給」を理解できない経営者は変なのか「平康(ひらやす)さん、昇給ってなんですか?」ある会社で人事改革の相談を受けている際に、社長に突然そう質問されました。一瞬、質問の意図がわからなかったので、「毎年の人事評価を踏まえて、翌年の月給を増やす仕組みのことを指すことが多いのですが、なにか疑問でも?」そうお答えしたところ、さらに不思議そうに問い直されました。「よ...
残業もなく成長もない 「ゆるブラック企業」増殖中?
「ゆるブラック企業」をご存じですか? ゆるくてブラックという不思議なキーワード。「残業はないが成長もない企業」だと言います。このキーワードが生まれてきた背景を踏まえ、私たちのキャリアのあり方を考えてみます。ゆるブラックという不思議なキーワード2021年末の日経ビジネスで「仕事とわたし 新しい働き方のカタチ」という連載が組まれました。その中で「ゆるブラック企業」について言及され、働きやすい会社だけれども、将来に希望が持てないことに対して不満を持っている様子が示されました。そもそも「ゆるブラック企業」というキーワードは、19年頃にネットで評判になったのち、国内最大級の社員口コミサイトを運営す...
セレクションアンドバリエーションの人事コンサルティングについて
人事制度設計と人材育成の人事コンサルティング会社、セレクションアンドバリエーション人事コンサルティングファームとは、人事コンサルタントってどんなことをしてくれるの、と思う方も多いかと思います。人事コンサルティング会社に就職を希望する方にぜひ読んでいただければと思います。セレクションアンドバリエーションとはどういう会社なのか人と組織の成長をあたりまえにする、戦略策定と制度変革のコンサルティングを進めています。ビッグファームに劣らない最先端の知見と、大企業から中小企業まで幅広く支援してきた設計・運用面の経験を誇ります。2021年度は特に、OKRや1on1などをHRテックの力で実現する、アジャ...