必要な人に必要な情報を届けるため、『お客様と優良企業が繋がれるプラットフォーム』を提供している株式会社SAFELY。株式会社SAFELYには、SEO対策に関する多くの実績とナレッジがあり、今後もWebマーケティングでの集客に注力していきます。

今回は、株式会社SAFELYの代表取締役である岡野 健二さんに「SEOで勝ち続ける理由」を伺いました。SEOについて理解を深めたい方、Webマーケティングに強い会社に興味のある方はぜひご覧ください。

SEO対策で重要なのは、ユーザーにとって有益なコンテンツかどうか。これに尽きる

ー株式会社SAFELYが考える「SEO対策において重要なこと」をお伺いできますでしょうか？

ユーザーが検索エンジンを利用する本質的な理由を理解し、その課題を解決するための情報を分かりやすく伝えることですね。

検索エンジンの目的は、ユーザーが抱える課題に対する解決策など有益な情報を提供することです。ですので、ユーザーが何を知りたいのか、どのような行動を取るべきかを明確に示すコンテンツを作成することを心がけています。その結果、ユーザーは類似のキーワードで再検索する必要がなくなります。これが非常に重要と考えています。また、より良いユーザー体験を提供するためには、コンテンツの明瞭さ、レイアウトの工夫、必要な情報へのアクセス容易性にも配慮する必要があります。

ユーザーがページを訪れたあと、検索エンジンに戻り類似ワードで再検索を行うという行動は、提供されたコンテンツがその問題解決に至らなかった証拠です。これは、訪れたページがユーザーにとって価値がない、または不十分だったことを意味します。検索エンジンはユーザーのこのような振る舞いを詳細に分析し、それに基づいてコンテンツの品質を評価しているため、“コンテンツの役割”を理解した上で制作することが非常に重要だと考えています。

ーより価値のある情報を提供するために行っている取り組みはありますか？

私たちは、ユーザーにとっての価値ある情報提供を目指して、データに基づいた行動解析に力を入れています。具体的には、GA4をはじめ、ABテストツールやヒートマップなど、多様な分析ツールを駆使してユーザー行動の詳細を把握し、どの段階で課題が発生し、なぜサイトを離れたのかを定量的に理解しています。この解析データからは、提供した情報がユーザーにとってどれほどの価値を持ったかが数字として明らかになります。また、ユーザーヒアリングを定期的に行い、業界における最大公約数のペルソナを作成しています。これにより、より的確でパーソナライズされたコンテンツ提供が可能になります。

GA4の扱いに関しては、マーケティングに関わるスタッフ全員が効果的に使用できるよう、継続的な教育に努めています。Google認定の講師によるトレーニングやe-ラーニングの導入、GA4を活用したワークショップを実施しており、これら全てがSEO対策の質を高めるために不可欠です。数値に基づく分析を通じて、改善策を仮定するだけでなく、具体的なデータを根拠に戦略を練ることを徹底しています。

検索エンジンに「ユーザーの満足度が高い」と評価される流れを作っている

ー株式会社SAFELYのプラットフォームである『水道修理のセーフリー』のコンテンツが、SEOに強いのはなぜでしょうか？

『水道修理のセーフリー』がSEOに強い理由は、検索エンジンによって「ユーザーの満足度が高い」と評価されていることにあると考えられます。

検索エンジンからの評価は、多岐にわたる要素に基づいて行われていて、これらは検索エンジンのアルゴリズムによって異なります。その中でも我々が重要視している評価は、ユーザーがセーフリーを利用した後、再訪問し口コミを投稿するなど、サイトに対して肯定的な行動を取っていること。結果的に、検索エンジンがセーフリーを再訪問する価値のあるサイトと認識していると考えています。

この背景には、ユーザーがサービスを利用した後に自然と口コミを入れたくなるような仕組み作りがあります。私たちは、「安心、安全」という成功体験を提供することを最も大切にしており、この体験を人に伝えたくなるような仕組みを構築しています。SEO対策の核心は、検索エンジンに対して「ユーザーから価値あると認識されているサイトです」と数字で伝えること。セーフリーはこの仕組み作りができており、効果を発揮したのだと考えています。これはほんの一例にすぎず、他にも様々な施策が行われており、部署を超えて連携しセーフリーの価値を高める仕組み作りが実施されています。

今後はさらに「ユーザーにとっての価値」が重要になる

ーこれまでのSEOの変遷を踏まえ、今後力を入れていくべき点を教えてください！

1998年にGoogleが登場しましたが、2000年代は仕組みやシステムが単純でした。「リンクを貼っておけばいい」という風潮があり、リンク獲得のための取り組みをする方も多かったのではないでしょうか。現在はより大手企業のドメインや既に評価が確立されたドメインが検索結果で優位に立つ傾向にあります。

そのため、サブディレクトリを活用しているメディアも多いですね。しかし、ドメイン貸しなどの運用は将来的に評価が低下するリスクも否定できません。また、数年前に地方の病院などのサイトを買い取り、それを使って医療系の通販サイトの評価を上げるという取り組みをしているSEO会社もありました。

このように、被リンクやドメイン対策はもちろん大切ですが、これからは特に「ユーザーにとって価値あるものかどうか」がより重要になるでしょう。サイトから購入した商品を使い、その通りに使って残念な気持ちになるものは、技術が進むうえで自然と淘汰されていくと考えています。

SEO対策の基本は、検索エンジンが中身を理解できるコンテンツを作ること

ーSEO対策をするうえで、必ず行うべき施策は何でしょうか？

本当に基礎的な知識としては、検索エンジンがコンテンツの内容を適切に理解し、適切に索引付けできるようなコーディングを施すことにあります。一般的には「マークアップ」と呼ばれており、構造を正しく認識できるよう、タイトルや見出しなどの要素に「タグ」をつけて意味付けをすること。

しかし、このような対策を行っていないサイトが検索結果に上がっていることもあります。そのため、まだまだドメインの価値も大切にすべきだとも考えています。SEOの世界では、検索エンジンがどのようにウェブページを評価し、ランキングを決定するかの具体的な基準は明らかにされていません。この不透明な状況、いわば「ブラックボックス」の中で、競合他社と順位を競うのもSEOの楽しみの１つですね。

ーSEOはトレンドの移り変わりが激しいですが、そのように最新情報をアップデートしていますか？

競合分析をしっかり行うことと、情報発信しているビジネスパーソンの情報をしっかり受け取ることですね。仕事の時間だけでなく、常にアンテナを立てて情報を見逃さないのが重要だと考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では、株式会社SAFELYで行っているSEO対策のごく一部しか紹介していませんが、「ユーザーにとって価値のあるコンテンツ作り」に注力していることが伝わったのではないでしょうか。株式会社SAFELYでは徹底的にSEO対策を行い、確実にユーザーを確保するだけでなく、その先にあるサービスの品質も非常に高いのが特徴です。

「本気でSEOと向き合いたい」「自社のプラットフォームを持つ企業で働きたい」と思った方は、ぜひ一度ご気軽に話しましょう。

弊社に興味がある方は、以下のリンクよりお気軽に面談を応募してみてくださいね。お待ちしております。