名前:楳園麻美
入社年:2018年入社
趣味:バックパッカー旅行
好物:お酒
世界一周旅行で見つけたライターへの道
私は大学卒業後、7年間、石油元売会社で研究開発に関わる仕事を担当していました。やりがいを感じながら働いていましたが、仕事に慣れて気持ちに余裕が出てくると、将来のキャリアについて考えるようになりました。その頃にふと、「自分の本当にやりたいことは何だろう?」と思ったんです。そこで、少し立ち止まって今後のことを考えてみようと思い、仕事を休んで世界一周旅行に行くことに決めました。
せっかくだからと旅行の記録ブログを始めたところ、多くの人から反応があって……。その時に文章を書くことや人に読んでもらうことの楽しさに気付き、ライターになりたいと思うようになりました。
帰国後、転職活動を開始。弁護士事務所専属のWebライターになりました。経験を積みながらも、もっと広い分野の仕事をしたいと考えるようになりPlayceに転職。現在は、ライフスタイル系Webメディアのコラムや学生向けの就職情報誌など、幅広いジャンルの編集・ライティングを担当しています。
「こんな面白い人もいるんだ!」多くの人に出会える楽しさがある
Playceに入社して一番良かった点は、たくさんの人に出会えることです。様々な案件の取材があり、普通に生活していたら出会えないような人の話を聞くことができることが、すごく刺激的です。職業がサムライの方や、世界中の段ボールを集めて創作活動をしている方などにも取材させていただきました。取材のたびに世の中には面白い人がたくさんいて、いろんな考え方があることを知り、驚かされます。
しかし、原稿を書くことには苦労もしています。私は小さい頃から理系で、国語に苦手意識があったんです。大学で論文を書いたり、研究発表をすることは多かったので、整理して分かりやすく伝える努力はしてきたのですが、ライターとしてはもっと勉強が必要だと感じています。とはいえ、やっぱり書くことは大好きです。雑誌や広告をよく見て表現の幅を広げたり、先輩に入れてもらった赤字を分析したり、とにかく今は実践を通じて懸命に書くことでスキルアップを目指しています。
産休・育休を経験 仕事への向き合い方も変わった
私は2019年の3月から出産・育児休暇を取得していました。産休中、自分の時間が少し取れたので、過去の旅行を振り返りながら再びブログを書くことに。ライターの仕事を始めてからいざ文章を書いてみると、読みやすい文章になっているか、おかしなところがないかなど、仕事以外でもきちんと推敲しながら書く癖がついていることに気が付きました。また、赤字を入れるような気持ちで子育てのウェブコラムを読んだり、取材に行くような気持ちで保育園の見学に行ったり……。復職を前提に出産・育児休暇を取得していたので、家族との時間を大切にしながらも、仕事のことを忘れないよう気を付けていました。
今年5月に復職する際、まず心配だったのは会社に迷惑をかけてしまうのではないかということ。保育園からの急な呼び出しなどで、抜けなくてはならないこともあるからです。そんな中、先輩たちが「Playce社員みんなでうめちゃんの子どもを一緒に育てていくような気持ちでいるから、何かあったら気にせず相談してね」と言ってくれたことが印象に残っています。家族のようにあたたかい会社だなと感じ、あらためてこの会社に入れて良かったと思いました。
現在は時短勤務で仕事量を調整してもらいながら働いています。働く時間が短くなったことで、仕事をいかに効率化できるかということを以前よりも考えるようになりました。これまでは、とにかく目の前の仕事をこなすことだけに集中していたのですが、それでは結局時間がかかってしまうことに気が付いたんです。今は赤字を振り返る時間を意識的に設けていて、同じような指摘を繰り返し受けないよう気を付けています。そうすることで原稿の出し戻しが少なくなり、結果的に以前よりも早く仕上げられるようになりました。
今後の目標は、「ママ」と「キャリアウーマン」を両立させること。仕事と育児の両立はもちろん大変です。短い時間の中で集中し、200パーセントフル稼働! という気持ちで働いても、帰ったら育児が待っていて、自分の時間はなかなか取れません。でも私は、社会に貢献していると実感しながら働くことも、家族と過ごす時間も、どちらも好きなんです。だから今後も楽しみながら両立していきたいと思っています。そして、自分が母親として子どもを「育てる」立場になったからか、会社や新入社員を育てていくようなサポートにも力を入れていきたいと考えるようになりました。ライターとしても新しいジャンルの仕事にどんどん挑戦し、クオリティの高いものを出せるよう成長し続けていきたいです。