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テーマは「らしさフェス」ペンシルDiversity Week 2023 開催アフターレポート

こんにちは!株式会社ペンシルの橋口です。

ダイバーシティ経営を推進するペンシルは、毎年「多様性」について考える1週間のイベント

ダイバーシティウィーク

を開催しています。

今年は2023年11月6日から10日まで「Diversity Week 2023」を開催しました。4回目の今回は、D&I推進室のメンバーだけでなく、社内公募で集まった様々な部署のスタッフをメンバーに加え、まさに多様な顔ぶれでイベント運営を行いました。

その模様を一部ご紹介いたします!


Diversity Week 2023

今年のテーマは「らしさフェス」、多様性あふれるペンシルを形つくるのはペンシルスタッフみんなの個性。一人ひとりが自分の「らしさ」を考えたり、お互いの「らしさ」を知り、それぞれの個性を認め、受け入れ、活かし合うことで、自分自身や組織全体の可能性を最大化しようという思いからテーマが決まりました。

期間中は、自分の個性と向き合う企画、毎年継続しているダイバーシティの社内意識調査、マルチカルチャーを考えるアジアンデイ、また、自社だけでなく他社企業をお招きしての企業コラボセミナーやLGBTQ+セミナーなど、社内の枠を超えて、様々なイベントを実施しました。

クライアントや社会への価値提供において、重要な要素となっているダイバーシティ。そのためには、ダイバーシティ&インクルージョンを深く理解し、みんなが当事者意識を持って考え、行動に移していくことが大切です。今年もDiversity Weekがそのきっかけとなることで、多様性の尊重・スタッフの働きがい・顧客価値の創造の実現を目指しました。

イベント内容の一部ご紹介

「らしさ」と向き合う 〜自分の〇〇ちゃんを見つける!〜

個性とは一人ひとりが持っている特性や性質のこと。強みも弱みも、全てまとめて「自分」です。中には、自分でも気づいていない部分があったり、周りから見える部分と自分が認識している部分が異なっていたり。"自分らしく生きる"ということを考えるために、自分や周りの個性に目を向けてみようと企画したのが「〇〇ちゃん見つけ」です。一人ひとりの特徴的な性格を見つけ、名前をつけてシェアしてみることにしました。

きっかけは、何事にもこだわりを持ち、いい意味でストイックな個性を持つスタッフが、同僚と話をする中での気づきにありました。自分のストイックなところは長所の一つだけど、それを同じようにそのまま相手にも望むのは、個性を活かすこととは違う。ふと自分のストイックな部分が出過ぎている時があるかもしれない。そのスタッフは、自らの経験から、自分の個性に「ストイックちゃん」と名前を付けて、社内で使いはじめたのです。「ストイックちゃんが暴走気味だ、ごめんごめん」「いえいえ、そんなことないです!ストイックちゃんさすがです。」そんな会話も見かけるようになりました。

せっかくなので、それぞれが見つけた「〇〇ちゃん」を発信して共有し合おう、ということで普段から使っているチャットのプロフィール欄に、自分「〇〇ちゃん」をDiversity Week中表示することにしました。ウィークがスタートすると「好奇心モンスターちゃん」「せっかちちゃん」「能天気ちゃん」など、まさに多様な個性が並び、お互いの個性について話すのが面白かった、普段あまり関わらない人の個性も知ることができてよかった、チャット見るたびに微笑ましてく笑顔になれたなど、の好評をいただきました。

レインボーシャツデイ

昨年までは、ピンク色のものを身に着けることで差別への反対意志を表明するため、ダイバーシティウィーク中の一日にピンクの洋服を着用したり、小物にピンクをあしらう「ピンクシャツデイ」を実施してきましたが、今回リニューアル。

テーマが「らしさフェス」の今年は、一人ひとりが自分の個性を発信し、お互いの多様な個性を受け入れることを推進する思いの表明として、「レインボーシャツデイ」を実施。

LGBTの尊厳と社会運動を象徴するレインボーフラッグの7色をメインカラーに、全拠点のスタッフが思い思いのカラフルなものを身に着けました。赤いシャツに、オレンジのセーター、ブルーのワンピースなどなど。

さらに、オフィスのあちこちに飾られたレインボーカラーのフラッグがより一層カラフルさを演出し、それぞれが「自分らしさを演出し参加する」ことで、その意義の理解はもちろんのこと、社内の一体感や仲間意識が高まる時間を持つことができました。


他社企業をお招きしての企業コラボウェビナー

前半の注目企画は、ダイバーシティについて企業の枠を超えてのコラボレーション。プロジェクト管理ツール「Backlog」をはじめとした、チームのコラボレーションを促進するサービスの開発・提供をされている株式会社ヌーラボから、コミュニケーション部の安立 沙耶佳様をゲスト講師にお迎えし、「ダイバーシティとビジネス」と題するセミナーを開催しました。

これまで、ダイバーシティとは切り離せない人事やPRを担当され、株式会社ヌーラボにおける自社のD&Iポリシー策定の立役者にもなった安立様からは、「ダイバーシティと普段の仕事を繋ぐ」をテーマに、「ヌーラボが考えるD&Iとは?」「プロダクト開発にダイバーシティをどう反映させているのか?」など、今後私たちが自社のダイバーシティをどうビジネスに活かしていくべきなのかについて、きっかけやヒントとなるお話を事例を交えてお聞きすることができました。

また、今回のセミナーでは講演をお聞きするだけでなく、周りのスタッフとディスカッションの時間を多く設けていただきました。お互いに自分の思いや考えを口にしてみることで、さらにダイバーシティ&インクルージョンへの視野が広がり、理解が深まる有意義な時間となったようです。

アジアンデイ 〜ペンシルのマルチカルチャーミーティング〜

またある一日には、アジアにルーツを持つスタッフを中心に「着て・食べて・話して・聞いて」、アジア文化に触れるアジアンデイを開催。皆でさまざまな国のバラエティに富んだ民族衣装を着てみたり、コロナ禍以来、久しぶりにリアルでペンシルキッチンも復活。ペンシルキッチンとは、社内のカフェスペースにてスタッフが部署持ち回りで料理をつくり、皆で一緒に食事を楽しみながら交流する社内イベントです。今回のペンシルキッチンではD&I推進室のスタッフが中心となって、ベトナムの生春巻き、台湾のルーロー飯、韓国のトッポギの3種類のアジアンフードをつくりました。また、各国で人気のスイーツも登場しました。

そして、アジアンデイのメインはペンシルではお馴染みのラジオ企画で「マルチカルチャーミーティング」。グループ会社の台灣朋守と福岡オフィスをテレビ会議で接続し、ベトナム、台湾、韓国、そして日本のスタッフが各地の言葉や文化、それぞれの国で流行っている日本の商品などについてクイズをしたり、語り合ったりというマルチカルチャーラジオを配信しました。各国の衣装を身に着け、料理を食べ、楽しい話を聞きながら交流するという、ダイバーシティウィークならではの充実した時間を過ごし、お祭り気分を満喫しました。



LGBTQ+研修

ダイバーシティウィーク最終日となった金曜日には、ペンシルのダイバーシティモチベーターであり、普段から保健室の先生のようにスタッフのメンターの役割も担ってもらっている、あなたののぶゑ氏を講師としてLGBTQ+研修を実施。

前回の同研修で、スタッフの要望が多かった「ビジネスとLGBTQ」という切り口で、「法整備などLGBTQ+を取り巻く最新情報」や「今の時代に企業が取り組むべきこと」、「ビジネスチャンスとして捉えるLGBTQマーケット」など実際の成功事例、失敗事例などを交えながら話してもらいました。

後半には、講義内容を踏まえて実際に自分たちの担当する業務にインプットを活かしていくためのケーススタディの時間を持ち、様々な質問やそれに対する活発な意見が飛び交いました。

今回の学びを参考に、それぞれがビジネスの視点からLGBTQ+やダイバーシティに関する正しい知識を持ち、これからの業務に有効活用してほしいと願っています。

参加者の声

  • ダイバーシティを進めていくことは簡単ではなく、だからインクルージョンという言葉がついているということを理解できたので、さらに思考を深めることができてよかった
  • 自社だけでなく他社の取組みや考え方が聞けるのは、とても刺激的で、また、社会の動きも知れる機会の一つにもなるので、大変役に立った
  • 楽しんで参加できるものが増えて、ダイバーシティへの理解も深めやすくなった人も多いんじゃないかなと実感しています。来年も楽しみです
  • 異文化のスタッフにとって、他国の言葉を話したり、正確にものごとを伝えようとすることは普段から大変なことだとわかったので、今後のコミュニケーションに工夫したり、心配りしていきたいと思った
  • すごく楽しかったです!去年から体験型のコンテンツが増えて、これまでの企画よりももう1歩踏み込んだというか、自分ごと化しやすいウィークになりました
  • マイノリティに寄り添った発言を意識して行う、マジョリティを基準にした発言を軽々しくしないというのを理解できた。自分のアクションにはまだ落とし込めていませんが、少しずつ落とし込んでいきたいと思います
  • マーケティングに携わる業務をしている身として、知っておかなければいけないことをインプットするすごくいい機会になりました。ケーススタディも踏まえて、これからの業務に活かせそうです
  • オフィスの中もダイバーシティウィークに合わせてカラフルになっていたり、 色々な文化と交流することができたので楽しかったです
  • みんなの「○○ちゃん」を見て、知らない部分を知ることができてよかったです。見ているだけでも個性的でおもしろいなと思いましたが、共感したり話題にできる関係っていいですね!
  • 社内イベントを通して、普段見ることのない一面を知って相手の強みを知ることができるという面でも 良い機会だったなと思います
  • ダイバーシティウィークが自分の中で年間行事として定着しています。毎年の新しいことへの挑戦も楽しいです

最後に

今回も様々なテーマのイベントを通じて、改めて自分と自分以外の人の個性や多様な価値観に触れ、お互いを受け入れ、意見を交換することで他者を理解し尊重することの重要さに気づく機会になりました。

「多様性」がもたらす可能性をスタッフ全員で考えることを通じて、新たな価値創造につなげることができるものと確信しています、Diversity Weekは一つのきっかけにすぎませんが、これからも社員一人ひとりがダイバーシティ&インクルージョンへの理解を深め、多様な価値観を尊重したダイバーシティ経営を推進すべく、継続した取組みを行って参ります。

ダイバーシティ経営推進方針はこちら
https://www.pencil.co.jp/about/diversity/

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