8月初旬に岩手県立大学をはじめ、岩手大学、岩手大学大学院の学生が集うTakizawaHackathon ver.3の開催があり、オズビジョンも協賛という形で参加してきました!今までの当イベントは学生のみで行っており、今回は社会人エンジニアとも一緒に開発を経験したい!という学生の声から、共同開催が実現しました。参加者は学生17名+オズビジョンのエンジニア4名です。そして、運営学生が2名です。(この運営の学生がこれまた素晴らしく。。。。♡)
今回は「滝沢を有名にする」というテーマのもと、アイディア創出からサービス設計、サービス
のプロトタイプの開発、プレゼンテーションを2日間で駆け抜ける、いわゆる”ハッカソン”らしい
イベントとなり、結果として、各チームが考え抜いた個性豊かな滝沢にちなんだサービスが生まれ
ました。
運営学生がイベントの最後に参加者へインタビューを実施してくれましたので、感想をご紹介します!
参加者の声
「チームでやることで、周りの学生との意識の差を知ることができた」
古川さん(岩手大学大学院1年)
以前から同じ研究室の先輩に声をかけてもらって、ハッカソンの存在はちょくちょく意識していました。そこで、TakizawaHackathonが開催されることを知って、やっと参加する機会が得られて、今回参加してみました。
参加する前は、県大生が多いイメージで岩大生の自分からするとアウェイになるんじゃないかと思っていた部分があって不安だったのと、ソフトウェア情報学部とは違うことをやっているので、自分のやっていることとうまく結びついて何かを生み出せるか不安でした。実際は、技術的にもコミュニケーションの部分であったりも、特にわだかまりなどなく、進められて良かったです。実際に参加してみて思ったのは、周りのメンバーのほとんどが自分の年下で、そのときの自分と照らし合わせてみると自分は遊んでいた部分が大きかったので、その意識の差を認識したというか、気付かされて、刺激を受ける良い機会になりました。
「ひとりで開発するのと、グループで開発をするのでは全く違う」
渡部さん(岩手県立大学1年)
参加する前のイメージは、グループとなって開発を進めるというハッカソンのよくある説明通りでした。実際、参加してみて思ったのは開発をするだけでなく、色々な場面でチームワークや、事前にテーマについて調査していく過程の大切さを感じました。普段、ひとりで開発することが多いのですが、それとグループで開発するのでは、全然違うんだなと感じました。今回は、実際の現場で開発されているエンジニアがそばにいてくれたことで、リアルな体験ができました。最近は、いろいろとリアルなことが知りたいと思うことも多く、それを自分にどう取り込んでいくかも知りたかったので、よい機会でした。
開発以外で学んだこととしては、開発の技術だけでなく人と接して触れ合うことが思った以上に大事であること、そこを学べたのは大きかったです。
参加する前はTakizawaHackathonはハードルが高いイメージがありました。参加してみて、実際にやっていくことは基礎的なことで、これを復習していけば次の機会にもうワンステップ上のことができると思いました。そういった意味で、今回は参加できてよかったです。次回も参加したいと思います。
「人それぞれ考えるプロセスに違いが生まれるからこそ、面白いと感じる」
白田さん(岩手県立大学4年)
今回参加してみて、意外とみなさんが持っている技術が違っていても、一つの目的に向かってやっていると、1日、2日でデモとして動くものが完成する、というのがある意味意外だったなと思いました。バックグラウンドが違う人たちが一つのものを作ろうとしたときに、自分が思ったことが常識だと思っても、実際に相手にほとんど伝わっていないということが多々あったので、丁寧に打ち合わせをする大切さというか、何事も常識だと決めつけずに相手に丁寧に伝えることが必要ということ、これが学びでした。つらかったこととしては、自分の持っていない技術で実現することが決まった時、自分は特に関与することができずに待っている時間ができてしまったことが、つらかったですね。
ハッカソンの面白いところは、みんな同じ問題意識を持っていて、それに向かって「頑張ってやっていくぞ」「解決するぞ」ってところから、人それぞれ考えるプロセスに違いが生まれる点だと思うんです。その違いをいろんな人から感じられることが自分の視野を広げられることに繋がっていくと思っていて、それがおもしろいと思いますね。今回も、楽しかったです。
おわりに(運営の声)
運営の今野君(岩手県立大学4年生)
懇親会などで他の参加者からも「参加してよかった」「次こそは」という声を聞くことができ
ました。また、どのチームでも「チーム開発自体がとても新鮮な経験となった」「アイディア創出
の過程が想像以上に時間がかかる難しいプロセスであった」と感じた方が多い印象がありました。
最終プレゼンでは、審査員の方々から「手段と目的が入れ替わったしまっていたのでは」「技術
力は十分持っているが、課題解決のプロセスをもっと頑張れたらもっと良かった」という期待の
コメントが多くありました。次回以降のハッカソンイベントの企画はこれらを踏まえ、より地域
や人と接点を持ち、デザイン思考などを意識したものとしたいと考えております。このようなイベ
ントを開催できたことはひとえに、サポンサー様のご支援の賜物と、心より感謝しております。
至らぬ点も多々あるかと存じますが、今後ともTakizawaHackathonに対するご理解・ご支援のほ
ど、よろしくお願いします!
参加学生、運営学生、オズビジョン社員ともに刺激が合った2日間を送ることが出来ました。次回はもっとパワーアップしたものを開催していきます!参加した学生や社員、運営学生、審査員の方ありがとうございました。ぜひ同じエンジニア同士引き続き情報交換をし、是非この縁を大切に今後も活かしていただけると嬉しいです!
オズビジョンではこのような学生や他社の方々、地域の方々と共創しイベントを開催してきたいと思っていますので、ご興味ある方はぜひ、ご連絡お待ちしております!!!