左から2番目が酒巻だ。そしてこちらが彼があずかるTo Business、略してToBチームである。主力事業であるハピタスの営業を担う組織だ。まだ入社から半年にも満たない酒巻だが、ToBチームのほかに、CRTチームのマネジメントも担当している。こちらはハピタスにおけるユーザーからのお問い合わせを一手に引きうける部署。すなわち、主力事業の営業とユーザー対応の両極を支える責任を負っている。
25年間、人材輩出企業として有名なリクルート社に勤めた。誤解を恐れずに言えば、どんな有名企業にでも好待遇で迎えられるだけの実力と経験を持っている。その酒巻はオズビジョンを選んだ。そこには、どんな企業名にも待遇にも勝る自己実現の可能性があったからだ。彼は何を考えたのか。今回はそれをお伝えしたい。
リクルートを卒業し、「可能性の開放」を選択した
25年間、リクルートで働いてきました。そう、あのリクルートです。がむしゃらに働き、挑戦し、成長してきました。楽しいことも、苦しいことも、およそビジネスマンとして経験すべきほとんどのことを体験できました。今でもリクルートで生きてこれたことに感謝しています。
70歳までバリバリ働きたいと思っています。となると残された時間は20年そこそこ。そのうち10年ぐらいは全力疾走したい。この10年をどうやって価値あるものにしていくか。そう考えていたある時のことです。忘れかけていた「自分の可能性」をもう一度解放させるにはどうしたらよいか。リクルートいう環境は間違いなくすばらしい。が、その環境に固執し、「可能性の開放」の選択肢を狭めてしまうのは是ではない。そこで思い切って転職に舵を切ったんです。私ぐらいの年代に達すると、同じような内省に至り、次の道を考える方も多いかと思います。人それぞれでしょうが、最終的に、自分の可能性に責任を持つのは自分。自分のために選択をする。それが大切だと思います。
「この男を補いたい」いう奇跡の出会い
経営に近いところで仕事をしたいと思っていました。そんな中で鈴木(注:当社代表)に出会いました。「この男を補いたい」。ひとことで言うとそう思ったんです。
初対面の私に真っ正直に夢を語るんですよ。成長に向けて舵を切ったこれからのステージのこと、売上計画のこと、1000万人に向けたサービス創出のこと、何が課題で何を解決して欲しいかということ。それでいて、語れるだけの半端ない勉強をしていることも確信しましたし、論理性に富んでいることもわかった。
様々な点で鈴木に勝る経営者は世の中にたくさんいると思います。現に私も数多くの経営者に会ってきました。が、鈴木ほど「一緒になんとかしたい」「支えたい」と思った経営者はいませんでした。ピュア。だけれどもしたたかに生きる男。私に近い部分があった。このタイミングは奇跡だと今でも思っています。
純粋性と純粋性の対峙が目を覚まさせてくれた
最初から責任のある立場を与えていただいているのはわかっていました。がむしゃらにキャッチアップするという、ある意味楽しい1~2カ月が過ぎた頃のことです。おかしい話ですよね。守りに入ってしまったんです。責任ある立場だからこそ、ちゃんとやろうと。いえ、ちゃんとやるのはもちろん大切ですが、そう、「賢く」やろうとしてしまったんですよ。発言を制御したり、守るべきものを優先させたり、勝負に慎重になったり。「自分の可能性」を開放させに来たのに。
当社には、「MAP」と称するキャリア計画シートを元に、上長と将来のキャリアプランについて相談する仕組みがあります。「経営者鈴木の欠かせない右腕となる」とドーンと書けばいいのに、やれ何年何月に事業部長になり、その次はああしてこうして、、、とまあ教科書のように書いたわけです。いかにも賢く。
鈴木は面談でこう言ってくるわけです。「酒巻さんがまず事業部長を目指すならば、ああしてこうして、、、僕ができる支援は、、、」と。事細かに相談に乗ろうとするんです。基本的にピュアなんです。痛感しました。「ああ、俺、何を日和ってんだよ!」。
部下や同僚に備わった自らの可能性に気づかせ、全力で挑戦させ、驚くような成果をあげ、達成感に酔いしれる。そんな人を複数束ね、集団の力として、さらなる高みをみんなで目指していく。私が「自分の可能性」を開放させている状態というのはそういう状態です。素直に「そうします」と言えばいい。「それが私の自己実現です」と言えばいい。鈴木の純粋性に、私の純粋性が引き出された。感謝しています。
日和らず「酒巻ならでは」を目指していく
今任されているメンバーは本当に実力のある素晴らしい人材ばかりです。今後さらに人を採用していきます。私と共に働いていただく方も増えるでしょう。自信があります。もう簡単にはブレません。酒巻らしくやっていく。そう決意しています。ぜひご応募いただければと思います。
オズビジョンは「仕事を通じて自己実現したい方」を募集しています。ご応募をお待ちしております。