エンジニアの苗加(のうか)です。
今回は自分が開発しているチャットボットを紹介します。
弊社ではコミュニケーションのツールとしてチャットを利用していますが、チャットボットとは人間ではなくプログラムがコメントに応答してくれるものです。
このチャットボットに様々なタスクを自動化させて、効率化やチームの癒しパワーをアップしています。
チャットボットの紹介
名前:ピー太(@pita)
年齢:非公開
性別:オス
性格:大人しい。基本話しかけられないと話さない。
なにができるか
以下のコマンドで確認できます。(現在増加中)
@pita help
ずらーっと出てくるので、できることの一部を解説します。
とりあえず何か話しかけると何か返してくれる。
人工知能APIを使い、話しかけた内容にそれっぽい返事をしてくれます。
選択肢からランダムに1つ選択して返してくれる。
choice やきそば、たこやき、お好み焼き、と入力すると、どれか1つをランダムに返してくれます。
お昼何を食べるか悩んだときにご利用ください。
おはようと話しかけると出勤時間を返してくれる。
おはようで出勤時間、お疲れさまで退勤時間を教えてくれます。
同時に社内で利用している勤怠管理ツールのリンクを返してくれます。
GitHubのIssueが登録されると通知してくれる。
GitHubのWebhookで連携し、IssueがOpen/Closeされるとチャットに自動で通知してくれます。
チームのKPIの進捗状況を定期的に報告してくれる。
Googleスプレッドシートで管理されているチームの目標数字を、定期的にチャットに通知してくれます。
Trelloの完了リストを自動的にアーカイブして、新しい完了リストを作成する。
タスクの進捗管理にTrelloというツールを使っていますが、1週間ごとに古いタスクを手動で整理していました。その作業を自動化してくれます。
以上、弊社で活躍するチャットボットの紹介でした。
開発にあたりチャットボットだけで完結しないケースも多く、Google Apps ScriptやTrello APIも使うことになり、個人的には勉強になりました。普段の開発作業ではあまり触らない言語などを経験できて、とても楽しかったです。
機能が増えるとチームのメンバーも使ってくれて、学習のモチベーションの維持にも繋がっています。
みなさんも現場で是非導入してみてください。