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WebデザイナーからPMへのキャリアチェンジに必要だったいくつかのこと(1/4)

現在はポイントサイト「ハピタス」のPM(プロダクトマネージャー)を担当している私ですが、オズビジョンでのスタートはWebデザイナーから始めています。
ハピタスのプロダクトマネージャーは営業やカスタマーサービス、マーケティング、エンジニア等が所属する事業全体を統括する事業責任者です。
クリエイティブ職からビジネス職へと、全く違う分野へのジョブチェンジに見えるかもしれません。
しかしデザインを学んだ方がWebのプロダクトのマネージャーになることは、案外特異でもないように思います。
そこで、自分自身が転身してきた中で身に着けてきたスキルや経験を上げていきたいと思います。
①Webデザイナー
②Webディレクター
③新規事業開発
④PM
と職種別で書いていきます。


①Webデザイナー
Webデザイナーの主な役割は企画の目的をユーザーが使いやすいカタチに落とし込み、サービスに実装することです。
デザインとアートは決定的な違いがあり、デザインは「ユーザーの問題解決」であるということです。

汎用性のあるデザインのお作法というものはありますが、外に出して恥ずかしくないレベルの制作物を期限内に仕上げられるようになるにはやはり数年かかります。
アイディア出しからラフ作成、デザインの作りこみ、コーディング、テスト、本番反映と、世の中にデザインを出すまでにいくつもステップがあります。
クライアントワークでも内製でも、一発OKが出るケースはほとんどないんじゃないかと思います。
企画者にウンといってもらうために、初稿で2~3パターンのデザインを用意して擦り合わせていっていました。

Webデザイナーの業務の範囲はUIなどのビジュアルや機能設計のほか、HTML/CSSのコーディングまで担当するのが一般的かと思います。
どのスキルも、上達するには量をこなすことが必要です。
私はデザインよりコーディングが好きでしたから、週末はちまちまと参考書に掲載されているコードを写経ならぬ写コードしていました。

経験を経ていくとパーツ⇒ページ⇒企画やカテゴリ全体⇒サービス全体という風にデザインの範囲がどんどん広がっていきます。
アートディレクションやブランディングなど、マーケティング寄りの知識が必要になってきたのもこの頃からです。
インフォメーションアーキテクチャに興味が移り、どんどん企画そのものやサイト全体の設計に携わりたくなりました。
こうしてディレクターへ転身することになります…。次回に続きます。

▼現在のハピタスのデザイナーの仕事
ハピタス上のデザインはほぼ全て内製で行っています。
商材が広告なので、新しい広告枠や特集ページのデザインを行ったり、GoogleAnalytics等のデータを活用しながらUIやコンテンツの改修を行っています。
クライアントワークとは違い、自分が制作したデザインがユーザーにどれくらい使われているのかはデータですぐわかります。
ハピタスくらいの規模ですと、場合によってはリリースから良し悪しの判断に必要な数値が出るまで数時間というスピード感。
自らのデザインがサービスの成長に貢献している実感を持て、デザイナーの提案が通りやすい環境でもあると思います。

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