こんにちは、オズビジョンのハピタス事業部、開発グループマネージャのきつきです。
改めて、自分のこと、ハピタスの開発のことをご紹介したいと思います。
煙を出したPC好き少年がエンジニアになった
私は小さい頃からゲームが大好きで、その延長線上としてPCを触るようになりました。
ただ、当時の自分が手に入れたのは古くて処理の遅いPCだったので、昔はそれをどうやってコストをかけずに速く動くようにするのかを、いつも調べたり考えたりしながら実践していました。
最終的には基板上のジャンパを間違えていじって、パソコンから煙が出ましたが・・・(ToT)
その一方、本を読むのも好きだったので高校・大学は文系に進み、プログラミングなども勉強をしたことは無かったのですが、ずっとPCなどのガジェット系は好きだったので、サークルやゼミではホームページの管理などをよく担当していました。
そのうちに就職となったとき、やはりPC好きだしエンジニアになりたい!と思い、スキルがあまり無いところからやれるシステムエンジニアという職種を選びました。
SIerに入社して多数のシステム開発をやりましたが、大変ながらも成長を感じられる楽しい仕事ばかりで、その時の選択は間違ってなかったな、と今も思っています。
開発においては一貫してwebシステムの構築をやっていて、主に使っていたのはJava/Oracle/Linuxです。その他、MS系の.NET技術や、いわゆるLAMPなどでの開発も経験しました。
最初は単純な画面・バッチの開発中心でしたが、最終的にはStrutsベースの社内FWの開発など、基盤系の仕事を担う程度のスキルを身につけることが出来ました。
PCに興味を持つきっかけとなったゲームに関しては今でもまだ大好きで、今一番プレイしてるのはスプラトゥーン2で、先日ようやく一番高いレベル(ウデマエX)に上がりました^^
私がハピタスの開発マネージャをやるまで
元々はマネージャの存在しない組織でほぼ全員フラットな体制だったのですが、ある程度人数が増えて来ていて効率が悪い面も出てきていました。
入社後1年が経過した段階、2018年8月ぐらいに、より良い組織としていくために自分が実現したい開発組織の体制と、自分自身が組織を率いたいという話をハピタス事業部長にしたときに、事業部長からは、同じように開発組織を任せたいと考えていたという話をもらって、2018年の10月1日より正式にマネージャに就任しました。
自分自身が実現したいことに取り組めることが単純に嬉しかったですし、それに取り組むチャンスをもらえたことは非常にありがたいと思いました。
Yahoo!、リクルート、パスカリアアジアの副社長を経験した自分がなぜハピタスなのか?
大きな会社においては、やはりある程度環境やルールが整備されていて、その中で自らの役割に集中して仕事ができるような状態が整っています。
それはとても強い組織だと思っているのですが、多数の人達と分業し、支えられながら仕事をする中で、自分自身はあくまでそういった組織の中でしか価値を提供できないのではないかと思うようになりました。
どちらかというと未熟な組織において、開発だけでなく、それ以外の仕事もすべてをやらないといけないような状態で、自分自身を試してみたいという思いがありました。
また、実際にそこで自分のこれまでの経験を活かせる部分が多々見えていて、自分なら確実に組織を強くできるという思いがあったので、ハピタスの開発マネージャをやりたいと思いました。
ハピタスの開発ギルドの秘密
もっとよく知ってもらうために、特徴がわかりそうな数字や、実際の画面を挙げてみます。
リリース数:毎週5〜最大20件程度
1on1数:マネージャはエンジニア13人と隔週で30分実施。リーダーはメンバ数名と毎週30分実施。
コミット数:約400回/月間
ユーザからの要望も多かった、モニター案件を導入しました。
外部サービスとの提携が必要な機能となっており、状態によって多数の通信が行われる仕組みがあります。自社だけで完結する開発ではなかったため、難易度も高い開発となりました。
ハピタス開発ギルドの全員共通の強み
サービスに対して責任感を持って仕事に取り組む姿勢。企画者などから言われたことをやるのではなく、サービスとしてどうあるべきかを考えて提案を行えること。
ハピタス開発ギルドの「マネージャ」「リーダー」とは
マネージャ
開発ギルドとしての意思決定を行いジャッジする。また、事業部長や他チーム、外部会社などと折衝を行う役割。
リーダー
各チームに与えられた目標を達成するために、計画を立て、メンバを管理しながら業務を遂行する役割。
リードエンジニアに任せたいこと
いま、もっとも注力して採用をかけているのはリードエンジニア。
任せたいことを時系列にあげてみます。
2019年7月までに
ハピタスをシステム構成やサービス自体をしっかりと理解して業務が進められる状態となり、周囲の信頼を得てほしい。
2019年10月まで
実際にリーダーとして新規サービスなど大きな開発を担当して、自ら計画を立てて進められる状態になってほしい。
来年の4月まで
実際に大きな開発をやりきりつつ、マネージャの作業を一部担当するなどしてほしい。
エンジニア採用がうまくいかなかった理由
採用活動を始めたのは10月からで、Wantedlyなどのサイトを通じてのスカウトが採用の中心です。
ここまでに内定が出たのはひとりだけ。
少ないとは思いますが、採用に関しては現在求めている方を妥協なく探す方針としているので、それに関しては問題ないと思っています。
正直に言って、そもそもお互いの期待がマッチする方には会うことも出来ていないと思っています。その原因としては、会社自体の認知度や待遇などの基本的な部分も大いに影響しているとは思いますが、しっかりと会社の魅力を発信できていないことによって、理解がされず、選考に進んでもらえない部分もあるのではと感じています。
全員Wantedlyスコア100超!リーダー陣の紹介
Wantedlyのスコアあげようぜ!って声かけたら、リーダーやってる4名全員が1週間で100超えました。
開発メンバ同士で紹介文をお互いに書きあったりもしたので、引用で紹介します。
寺嶋さん:頭の回転が早くて、物事の整理が得意な方です。またとても気が回るので、自分の仕事だけじゃなく周囲の状況を見て、チームとしての成果を高めてくれています。 初めてオフショア開発に取り組んだ際には、数ヶ月で問題なく運用を回す体制を構築した上で、事業的にもインパクトのある開発をやりきって、大きな成果を上げてくれました。 今もこれからも、チームを支え成長させてくれるとても大きな存在です。
カーシャさん:カーシャさんは周囲への配慮が素晴らしい人です。社内では配下のメンバの育成・サポートを計画的に行ってくれて成果を出してくれますし、CSなど運用部隊の困りごとを積極的に解決してくれて業務改善が進んでいます。一方、サービスを使ってくれているユーザに対しても、よりよいサービスを提供するために使い勝手の向上などに取り組んでくれています。 エンジニアとしてはとても勘所の良い人で、改修ポイントの影響範囲やテストが必要な場所の特定が上手く、品質の高いコードを書いてくれるのでとても助かっています。
卜部さん:課題に向き合い、その解決策が大変な作業になったとしても真摯に立ち向かっていける人です。上手く物事が進まないことがあっても諦めずに、それを乗り越えるための努力を惜しまない強いメンタルを持っています。また、Webにおけるセキュリティに関する造詣が深いので、その面でもサービスを支える活躍をしてくれていて、チームに欠かせない存在です。
苗加さん:苗加さんは興味に突き動かされ続けて生きている人で、どんどん新しいことにチャレンジしています。デザイナーからエンジニアへの転身もそうですが、一度興味を持ったらとことん突き詰めて勉強したり調査したりを楽しんでやっていて、常に成長を続けているので、自分もそうあらなければ!、といつも良い刺激を受けています。
ここまで読んでくれたエンジニアへ
今、ハピタスでは、サービスをもう一段階大きく成長させ、メジャーサービス化するために日々サービスの改善や機能追加などに取り組んでいます。ただし、これまでのやり方だけではそれが難しい部分があることもわかっている状態なので、大きくやり方を変えたり、新しいことに挑戦したりをしていく必要があります。
そういった分野に自ら考えて取り組める人、周りを巻き込んで大きな成果をあげられる人を探しています。これまでの経験を活かして、ひとつ、自分がやったんだと胸を張れるような大きな成果を残したいという人には、とてもチャンスのある会社ですし、それを同じ気持ちを持って推進していけるチームです。
ぜひ、我々に力を貸してほしいです。