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ビジネスを広げる一歩は「笑う門には福来る」。ノンピデザイナー&社内カフェテリア店長の最強ペアにインタビュー 〜行動理念「3つの心がまえ」の実践〜

こんにちは、広報の坂本&採用の石本です。

私たちは、2021年3月に社内で発表された、行動理念「3つの心がまえ」が社内で浸透していくよう
アンケート調査や社内向けに発信をしています。

今回は、この「3つの心がまえ」を実践する社員に
「どんなことを意識して行動しているのか」「どんなことに変化があるか」などインタビューしてみましたので紹介します。


そもそも、「3つの心がまえ」とは?

経営理念【食の可能性を「探求変革」していくことで世界に笑顔を増やしていく】を目指す姿とし、それを実現するための具体的行動(tool)と相互補完するための3つの行動理念(mind)のこと。

1.Be the Dinner(食べるひとの立場にたつ)
2.with Joy(楽しみ、そして世界を変えていく!)
3.Believe No Limits(無限の可能性を信じる)
詳しくは▽
2021年から「心がまえ」を意識して、目指している姿になる〜代表取締役社長 柿沼寛之〜(2021.4.14)


今回、第一弾でインタビューしたのは、社内カフェテリア店長の澤田美穂さんと、デザイナーの佐々木徳子さんです。


左:社内カフェテリア「SPARKLE」店長 澤田美穂 右:デザイナー 佐々木徳子

Q.社内カフェテリアの運営について

坂本:まず、澤田さん。社内カフェテリアの運営について簡単に教えてください。日々どのような業務をおこなっていますか?

澤田:一般的に言われる「社食」にはしたくないという思いは強くて、目指すは「社食ではない、社内カフェテリア」。私の店舗、三菱地所株式会社様の社内カフェテリア「SPARKLE」は、社員の皆さんが1日に1回は通るような場所なので、単なるランチをする食堂ということではなくて、コミュニケーションやイノベーションが生まれるような場所として、ここから何か発信できる"周知の場”でもあると思ってます。なので、食事を提供するという業務だけではなくて、イベントの企画も積極的に行なっています。特に今年からは、このイベント企画が本格的になっていて、三菱地所株式会社様の各部署から依頼がありますが、実は「イベント予約半年待ち」になってます。長い期間お待たせする分、スタッフ全員が「Be the Diner」を実現できるように意識してますね。



坂本:イベント企画が本格的になったことで、意識の変化はありましたか?

澤田:イベント企画・運営を通して意識も変わっていったのを実感しています。コロナ禍なので「是非食べに来てください!」とは声を大にしては言えない状況なのですが、それであれば「出社している社員さんにいかに楽しんでもらえるか」を考えるようになりました。今年のイベントの99%は「依頼していただいたイベント」なので、毎回毎回期待を超えたい!という思いもあります。

坂本:毎回イベントのクオリティを追求していくとなると…大変なのでは?ちょっとずつ自分の首絞めてるような…(笑)

澤田:はい、その通りです。(笑)
今年の始めに、「想像以上のイベントを成功させていこう!」と決めたのですが、必然的に回数を重ねるごとにクオリティが上がっていきました。
イベント企画時は毎回キックオフをしてますが、「何を目的としてるか?」をしつこいくらいに確認、すり合わせています。その中で色々な案が山程出ていきますが、全部が全部叶えることができないのは事実なので、精査して最大限のパフォーマンスが出来るようにしています。
また、最近は過去のイベントを基準にして、クオリティやコストをすり合わせるようになりました。最初はイベントの進め方すらわからなかったのですが、一度自分たちのパフォーマンスのクオリティの基準を作っておくことで、企画が進めやすくなりました。

SPARKLE店内

Q.社内カフェテリアと他部署の連携ついて

坂本:イベント企画に関わらず、社内カフェテリアの運営にあたりノンピ社内の他部署との連携はありますか?

澤田:経理、人事労務、HR、マネジメントチームや他店舗との横のつながり(ヘルプ、物品の貸し出し)等、多方面と連携をとってます。
何より、経営企画室のデザイナーは、切っても切り離せない関係です!

Q.他部署で心がまえの実践ができているなと感じる人は?

坂本:他部署との連携の中で、澤田さんが「心がまえの実践できているなぁ」と思う人はいますか?

澤田:先程もお話しした通り、デザイナーとは切っても切り離せない関係なのですが、デザイナーの佐々木さんですね!
SPARKLEでのイベントでは、「メニューの案内」「イベントの概要」のPOP、展示物の制作など山程あります。それらを全て、デザイナーへ依頼しているのですが、佐々木さんは直接お客様と会話していないのに、お客様目線での考えをしっかり持っているのを感じます!そして、タイトなスケジュールでもクオリティが下がらないのも関心してます。何か相談しても納得感のある返答が来るのがすごいです!毎回感動しています。

坂本:こんなにたくさん褒めていただいてますが、佐々木さんいかがですか?「お客様目線(=Be the Diner)」は何か意識していますか?

佐々木:率直な感想として…「え?わたし?」という感じです。(笑)
私からすると、プロフィッツ(現場スタッフ)であるSPARKLEメンバーの方が、一番お客様の気持ちを汲んでで「Be the Diner」で動いてるいるなというイメージなので。
制作するときは、お客様やクライアントさんの要望を一番理解している澤田さんの話をよく聞いて、意図する部分をより理解することを意識してます。そしていろんな情報をもらって想像して制作してます。それらが、「お客様目線」に繋がっていっているのだと思います。

坂本:ということは、澤田さんも佐々木さんとすり合わせる中で工夫している部分はありますよね?

澤田:そうですね。デザイン依頼そのものの仕方を変えました。当初は、簡単にこんなものを作ってほしいというテキストベースの依頼でしたが、そこからイメージを紙に手書きしたものをスキャンして送るようになり、最近はスライド資料作成に変更し、イメージをより具体的にさせて「ここはこういう色味で」という注釈や指示を入れるなど、わかりやすく依頼するようにしてます。また、資料での依頼後には、必ずミーティングの時間を作って話すようにしています。
最初は噛み合わないことがあっても、最終的にはお互いが納得するまで話し続ける、というのは毎回ありますね。「キタキタキタ!これだよね!!!」みたいな感覚です(笑)

坂本:佐々木さんのクオリティの良さもありますが、このアウトプットは澤田さんの熱意もありきだということを感じました。二人のリレーションが良いのですね。正直、対立してバチバチすることはないのですか?(笑)

澤田・佐々木:ないですね。(即答)

澤田:お互いに「絶対前のイベントを超えよう!」という想いがあるので、これが何より一番いいことだと思ってます。
あとは、「佐々木さんならすごいクオリティのものを作ってくれる」という信頼と安心があります。完全に信頼してるので制作物についての無駄な心配がなくて、私も他のやらなきゃいけないことに注力できてます。

佐々木:たしかに、お互いそういう心配をしたことはないですね。

澤田:あと、佐々木さんは、無茶なお願いをしても絶対に嫌がらないのですよね(笑)

佐々木:そうですね…好奇心が勝つのですよね(笑)これ作ったらどうなるんだろう!わくわく!みたいな感じです。

澤田:コストの関係で急遽制作物がキャンセルになることもあるのですが、「え…残念…作りたかったのに…」って言われるくらいです。業務が減るからラッキー!ではない佐々木さんがすごいです。

坂本:挑戦心(Believe no Limits)を感じますね。

佐々木:全然すごくはないけど、この機会に今一度「心がまえ」について自分なりに考えてみた時に、出てきたものがあって。それは、私のモットーである「笑う門には福来る」かなと思ったのです。これが根底にあると、自然にwith joyができてるのかな?と感じました。
もちろんネガティブに考えてしまう面もあるけど、ポジティブの方がより速い動き出しができるかなと思ってるし、嫌だな〜というマイナスな気持ちで立ち止まりたくないと思ってます。

坂本:「with joy」が自然にできることで、他の「Be the Dinner」「Believe no Limits」の2つの「心がまえも」実践できてるのではないでしょうか。実際に澤田さんの声もありますしね。

佐々木:「Believe no Limits」は澤田さんに引っ張ってもらってる気がしますよ。「コンビニで売っている、あの商品の広告みたいなもの作ってほしいです」と漠然とお願いされることもあるのですが、「どうやって作るかわからないけど、やってみるか(笑)」って感じになります。

澤田:いつも私の無茶ぶりなのです。(笑)

佐々木:でも、それに応えることはお客様やクライアントが求めていることなので、やるしかないの一択です!

澤田:こうやって、「1」投げたら、「10」で返ってくるのが佐々木さんです。感謝しかないです。

佐々木さん:楽しみにしててください!今後も。

Q.2人が成功に導いた、渾身のイベントは?

坂本:そんな二人が、最近のイベントでこれは頑張ったなーと思うイベントはありますか?

澤田:そうですね。「コラボフェア ミライ、テラス※」ですね。10年後も覚えてるんじゃないかな?くらいです(笑)
デザイン依頼用に作成するスライドは、通常20枚を超えることも稀なのですが、このイベントに関しては、50枚を余裕で超えましたね。
※三菱地所広報部、TOKYO TORCH事業部、SPARKLEのコラボフェア

坂本:スライドを拝見しましたが、これを全部作ったと思うと…。依頼からの製作期間はどのくらいになるのでしょうか?

▼ 澤田さんからデザイナーへの依頼シート(一部)



▼ 依頼を元に佐々木さんが作成した設置イメージ



▼実際の完成図





佐々木:制作期間は21日です。デザイン業務はもちろん他にもありますし、ランチケータリングのメニューPOPやコーポレートサイト関連などを兼任しながらなので…一日数時間ずつ振り分けて作業を進めましたが結構大変でした。

澤田:このイベントは、広報部さんからの依頼だったのですが、細かい修正も多くあったので、普段より準備が大変だった印象です。
でもその分、イベント後にはクライアント・店舗スタッフ・ノンピ社内など関わる方からたくさんの感謝の言葉をいただけてとても嬉しかったです!

佐々木:そうですね。
規模が大きかったので仕上がりや皆さんの反応は一番気になりました。制作したものは全部自分の子供みたいなものに感じているので…「どういう評価を受けてるのか」とか、「お客様からどんな風に見てもらってるのか」ドキドキしてましたが、好評だったようで私もとても嬉しかったです!
このご時世もあって、なかなか全部のイベントは見に行けないのですが、完成形を実際に見ることで、達成感があり成功できたことを感じることができます。

坂本:制作物に対しての愛情もすごく感じます。他に、今までにない新しいイベントはありましたか?

澤田:SPARKLEで、初めて食品メーカーとコラボしたフェアがありました!ハウス食品様「メガシャキ」の協賛で「目が覚めるランチを食べよう!」ということで、食事はメガシャキに入っている成分を使ったメニューや辛いメニューを用意しました。初の試みでしたが、大好評でした。


▼澤田さんからデザイナーへの依頼(一部)



▼実際の制作物(一部)




左:ミントのタレに漬け込んだ牛肩ロースのグリル/右:カラブリア唐辛子のアラビアータ



Q.イベントを通して変わった意識、今後について

坂本:澤田さん、心がまえを実践できている佐々木さんと関わることで心境の変化はありましたか?これからどんなことを意識して行動していきたいですか?

澤田:デザイン依頼の仕方、依頼後のモチベーション含めて、昨年と比べて良い方向にガラッと変わったのを実感しています。佐々木さんが頑張ってくれてるから自分もがんばろう!と思えていて、良い相乗効果です!今後もいろんな人に「聞いたことない、見たことない」新しい体験を届けたいです!

坂本:佐々木さん、今後の意気込みは?

佐々木:周りの人とたくさんコミュニケーションをとって、より良いデザインをアウトプットをしていきたいです。

坂本:二人の関係性があるからこそ、最高のものを創り出してるなと思いました。ちなみに、今月のイベントは?

澤田:よくぞ聞いてくれました!10月は「北海道フェア」です。毎月毎月文化祭の準備に追われている学生のようです(笑)お楽しみに!



インタビューを終えて

2人へのインタビューを通して、「3つの心がまえ」の実践は一人ひとりの意識だけではなく、社員同士のコミュニケーションが非常に重要だということを感じました。
佐々木さんの心がまえの実践の根底には、モットーである「笑う門には福来る」という「With joy」の徹底があり、澤田さんの「Believe No limits」が佐々木さんを引きつけ、二人の「Be the diner」の実践に繋がっていました。

密な情報共有、意思疎通を繰り返して、信頼関係を構築しているからこそ、より良いものを作り上げたいという方向性が一致し、お互いの良い部分を引き出し合えているのだと思います。
そして、成功体験がまたより良いアウトプットへの探究心へと繋がり、相乗効果を繰り返し続け、最終的にはクライアントの信頼構築にも繋がり、ノンピのさらなるビジネスへと発展していきます。

普段、オフィス(自宅)と店舗で、全く別の場所で業務を行なっているのに、ここまで関係性を築くことができるのは、ノンピ社員としても誇りに思いますし、私たちも見習いたいと思いました。


澤田さん、佐々木さん、ありがとうございました!

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