こんにちは、Nint採用担当です!
今回は、Nintの主要サービスである、Nint ECommerceについてご紹介させていただきます!
以前は漫画形式でのNintのサービスをご紹介しましたが、今回は実際のサービス画面を一部載せております。
2024年にエンジニア採用を集中的に行い、無事落ち着いた今、Nintが提供しているサービスは目覚ましい成長を続けています。
また、転職活動をされている方や就活生のみなさまからも、「Nint ECommerceって具体的に何ができるの?」「他と比べてどんな特徴があるの?」といったご質問を頂くことが増えてきました。この記事を通じて、Nintのサービスの魅力を少しでもお伝えできれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください!
Nint ECommerceとは?
当社のサービスサイトには次のように記述されています。
日本の主要ECモール(楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング)のジャンル・商品・ショップ・広告等の公開データを収集&分析。独自の推計技術により、売上トレンド等の今まで見えなかったECモール内の市場動向の可視化と分析を可能にするクラウドサービスです。
…正直、この説明だけでは少し難しく感じるかもしれません笑
ひとことで言うなら、
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングのデータを、多角的に見られる革新的なツール
です!
普段、みなさんは楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどのECモールでお買い物をされますか?
お気に入りの商品を探してレビューを読んだり、価格を比較したり…
そんなことをしているといつの間にか時間が経っていた…なんてこともあるのではないでしょうか。
実は、日本の物販EC市場はこの3大ECモールが、約7割を占めています。
※当社推計
そして、みなさんが消費者として商品を購入している裏側では、商品を販売する企業が「どうすれば自社の商品を選んでもらえるか」を考え、試行錯誤しています。 例えば、「どの商品が今売れているのか」「競合他社はどの価格帯で販売しているのか」「広告の効果はどうか」といったデータを日々収集しながら分析しているのです。
しかし、市場のデータや他社のデータは基本的に非公開なものであるため、データを収集することはそう容易ではありません。
そんな課題を解決するのが、Nintのサービスです。
Nint ECommerceでは、これらの膨大なデータを一元化し、わかりやすい形で可視化します。これにより、企業はデータに基づいた戦略をスピーディーに立てることが可能になります。
私たちは、Nint ECommerceを通じて、EC業界に携わる人々がより効果的に市場を分析し、競争力を高められるようサポートしています。
具体的にどのようなデータが見れるのか
Nint ECommerceでは、データをさまざまな切り口で分析できるのが特徴です。いくつか具体例を挙げながら、どのようなデータが見られるのかご紹介します!
ジャンル別の市場規模
ECモールには、「家電」「ファッション」「飲食料品」など、非常に多岐にわたるジャンルがあります。それぞれのジャンルにはさらに細かな階層があり、例えば「家電」ジャンルの中には「生活家電」ジャンルや「キッチン家電」ジャンルがあります。さらにその下に細分化されたジャンルが続いています。
Nint ECommerceでは、これらのジャンルごとに市場(売上)規模を確認することが可能です。
今回は一例として、2019/10~2021/12までのオフィスチェアジャンルを挙げます。
※当社のデータは推計値となります。
図から、2020/3のタイミングで市場が急拡大していることがひと目で分かるかと思います。
これは、コロナ禍による在宅での勤務の必要性が急拡大した結果、在宅勤務のためにオフィスチェアを購入する消費者が非常に多かったことが理由であると推察できます。
このように、Nint ECommerceを使えば、データをもとに市場全体の動向や消費者の行動変化を俯瞰的に推察できます。
価格別・メーカー別の流通シェア率
ジャンル内での価格帯別やメーカー別の売上シェア率も確認可能です。
こちらの図は、縦軸が売上シェア率、横軸が価格帯別のシェア率を示しています。
例えば、上記のジャンルでは、2,100円~2,799円の価格帯が全体の36.91%を占めており、さらにその中の48.93%を1社が占めています。このデータから、自社が競合と比べてどの価格帯で優位に立てるのか、また市場への参入余地を見つけることができます。
商品別の売上
商品ごとの売上推計値まで確認することもできます。「どの商品が、どのショップで、どのくらい売れているのか」だけでなく、「商品の広告状況」や「ポイント付与の推移」も分析可能です。
これにより、競合の商品戦略や広告キャンペーンの影響を詳細に把握し、自社のマーケティング施策に役立てることができます。
その他にも豊富な分析が可能
これ以外にも、さまざまな角度からデータを表示・分析することができます。ただし、データ量が豊富すぎるあまり、特定の商品まで掘り下げようとすると、ついつい分析が楽しくなり時間を忘れてしまうことも…
Nint ECommerceを使えば、こうした多面的なデータを簡単に可視化でき、市場の全体像を見渡しながら具体的なアクションにつなげるヒントを得ることができます。
データを分析するのが、もっと楽になる
例えば、「最近、あるジャンルが市場で伸びているけれど、うちの商品はどうなの?」という疑問が出たら、すぐにデータを確認。競合との比較や自社商品の売れ行きを一目で把握できます。
最近では、NintのデータをインプットしたAIであるNint AIがリリースされ、チャット形式で応答もしてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Nintは、EC業界を進化させるために、新しいアイデアをどんどん形にしていく会社です。
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