転職市場での生き残り方　-「市場価値」ってなんぞ？-

◇変遷する雇用体系

近年、時折耳にする「終身雇用の崩壊」についてご存じですか？
「終身雇用の有無について考えるのは早すぎる」と思われる方もいるかもしれません。

ただ、変遷をたどる雇用体系の真っただ中にいるだろう世代は私たち若い世代です。
そのような時代を迎える私たちにとってどのような働き方が「安定」と言われるのでしょうか。

2019年には経団連の中西会長やトヨタの豊田社長が揃って
「企業が終身雇用を続けていくのはむずかしい」と発表し、話題になりました。

そもそも終身雇用や長期雇用とは、高度経済成長下で優秀な若者を囲い込み
社員の長期的な貢献を意図とした雇用体系です。

ところが、日本の1991年から2020年の平均経済成長率は0.7％で
高度経済成長下の平均9.1％に比べると大きく落ち込んでいます。（内閣府ＮＳＡサイト)

その中で長期的な利益を見据えていられる日本企業がどれほどあるのでしょうか
高度経済成長下に流行った雇用体系を企業はこれからも維持していくことができるのでしょうか。

不安定なのは雇用を生んでいる企業側に限った話ではありません。

年々増加している非正規雇用の若者
年功序列を採用している職場で評価をされにくい若者
成果主義の中で正当に評価されている若者　　など・・・

雇用形態が変遷を辿ってきた中で
若年層所得格差の広がりが問題になっています。

所得格差を表す指標として「ジニ係数」が用いられることが多いですが
日本は米国や英国に次いで高い指標となっています。

これからの時代、若年層が自分の能力や成果に応じた報酬をきちんともらうためには
終身雇用の崩壊に対して普及していくと考えられている「ジョブ型雇用」や
「成果主義」の雇用体系の中を生き抜く力が必要です。

所属している企業の中のみだけでなく、その先どこに就いても活躍できるスキルを身に着け
常にきちんとした評価を受けられる働き方を継続することがこの先必要なのではないでしょうか。

つまり、転職時代における市場価値を高めることが必要です。

◇転職市場価値とは

転職市場価値とは、転職市場においてどの程度の需要があるのかという尺度です。

大手転職サイトや人材系会社のサイトでは
市場価値の高い人材とは以下の要件で挙げられることが多くあります。

・どのような立場でも活躍できるポータブルスキルを持ったジェネラリスト的存在
・求められる分野において120％の生産性を生み出せる、専門的なスペシャリスト的存在

このように真反対の考えが存在しています。

未来のITの進化や世界事情の予想が難しいなかで、この先どのような能力を持った人が
「市場価値が高い」と言えるのかまだ断言できないのです。

そんな今だからこそ
ジェネラリストとしてもスペシャリストとしても動ける二刀流を目指し
確実に市場価値が高いと言える人材を目指すべきです。

どのような転職市場に転んでも価値がある人材こそが
真の「安定」に繋がるのではないのでしょうか。

◇ネクサスエージェントという環境

私だったらできるだけ早く、若いうちに市場価値を高めておきたいと考えます。
成長曲線の勾配がより急なほうが10年後、20年後の立ち位置として
より価値ある人間になれると考えるからです。

若いうちからスペシャリストとしてもジェネラリストとしても急成長できる
そんな欲張りな成長環境が実際にネクサスエージェントにあります。

ネクサスエージェントには、大手企業でＭＶＰなどの実績を残した人や
独立や経営を経験し、不動産領域や人材コンサルティングなどで実績を残した人など
各分野のスペシャリストから同じ部署で超近距離にスキルを吸収できる環境があります。

大手企業にも珍しい、急成長スタートアップならではの環境です。

また、充実した研修制度やスペシャリストからの教育によって引き上げられた水準は
数年後にマネジメントする側に回ることを見据えたものになっています。

実際に入社2年で5階級分の昇格を果たす社員もいます。

大企業の場合、課長に就任できるのがだいたい40歳（17年目）以降と言われている中で
8倍以上のスピードで様々な立場を経験できる環境です。

スペシャリスト的な市場価値向上だけでなく、スピード感をもって様々な立場を任され
ジェネラルな立ち回りを20代の内から経験できます。

そんな欲張りな環境がネクサスエージェントにはあります。

◇具体的には

ネクサスエージェントでは内定者の段階から市場価値を高められます。

スペシャリストから一流のプレゼンテーション力やつけるべき知識など
社会を生き抜くのに必要なスキルや知性を直接指導してもらえます。

宅建などの資格取得支援制度も備わっており
不動産業や資産形成に関する知識をつける環境も整っています。

各部署にはその分野におけるスペシャリストが在籍しているので
その直下で自分の志に沿って市場価値を高められます。

忙しい先輩社員が内定者に時間をとり、熱心に個別指導をしてくれ
それに応えるために内定者も研鑽する、そんな良い雰囲気が出来上がっています。

代表から先輩社員の全員が私たち内定者や若手に熱い想いを注いでくれる環境です。

また、ネクサスエージェントで若手が活躍する起点となっているのが充実した研修体制です。
内定者のうちから社会人3年目水準が見据えられたインターンや研修を受けることで
学生のうちから先輩社員の直下で市場価値をぐんぐん高められます。

年間1億円を超える研修費用がかかったうえで1年目社員が受ける研修は
本来大企業の幹部候補が受講するものであり、新入社員が高い視座のもと
足並みを揃えることで組織全体が高い水準に引き上げられています。