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「就活2回しました」本音を見つめ直したからこそできた、確信の持てる選択

基本的には人生で1回しか経験しない就活。ある会社に入社を決めたものの、その後で自分の意思決定に疑問が生じたとしたら、あなたはどうしますか?

経団連の就活ルール廃止や売り手市場、就労者の多国籍化など、就活を取り巻く環境は年々複雑さを増しています。

自由度の高い時代だからこそ、希望を膨らませる一方で悩むこともあるのではないでしょうか?

今回は19年度に就活をして進路を決めた後、20年度新卒としてもう1回就活をやり直し、2019年の9月に早期入社をした社員のインタビュー記事です。

彼女が就活を通して向き合った「自分の本音」を語ってもらいました。

雰囲気に飲まれていた一度目の就活

神戸大学経済学部を卒業した、瀬川絵梨です。二度の就活を経て2019年9月に、早期入社という形でNPに入りました。関西オフィスで営業企画や新卒採用の業務に携わっています。

一度目の就活をしていた頃は、漠然と「成長できる環境で働きたい!」と思っていたんです。

自分は理由や背景に納得できないと動きづらさを感じてしまうタイプなので、早い段階でベンチャー企業に絞った就活をしていました。大企業だと業務が上層部から降りてくるイメージがあり、「これってなんでやっているんだろう?」と疑問を感じてしまいそうだったので。

数多くのベンチャー企業に接触していたんですけど、押し出していた内容はどの会社も似たようなものでした。「うちは裁量権がある、だからやりたいことを責任持ってやれる」とか「手をあげたら誰でもチャレンジできる環境が備わってる」とか。そういった言葉を聞き続けるうちに、周りの雰囲気に飲まれてしまったんでしょうね。深く考えることなく、「自分はやりたいことを実現できる環境で働きたいし、そうすることで成長したいんだ」と心から思っているつもりになっていました。

「自分は成長すること自体が楽しいんじゃなくて、成長したスキルを誰かの役に立てることがしたいタイプなんだ」と冷静に認識することができたのは、一度目の就活が終わってからのこと。在学中に行なっていた、就活支援団体の活動がきっかけでした。

「成長ができる会社に就職したい」「やりたいことが実現できる会社に就職したい」と相談に来る学生に対して、「なんで成長したいんだっけ?、成長して何がやりたいんだっけ?」と聞くうちに、自分にもその問いが刺さったんです。おのずと「やりたいことを実現できる環境でただ自己成長ができれば、自分は本当に満足できるんだっけ?」と省みることになりました。

いつの間にか、自己成長ができる環境に行くことが目的になり、自分の本当の気持ちを見失っていた中で終えてしまっていた就活。気づいた本心を踏まえてもう一度選び直したいと思い、就活をやり直すことにしました。

競争意識を排除しようとしている価値観が自分に合うと思った

NP入社の決め手は、会社として持っている社内競争への考え方が自分にとって一番違和感のないものだったことです。

程度の差はあれ、ほとんどの会社に「社内で競争意識を持たせながら成長させていく」という雰囲気を感じていました。しかしチームへの貢献実感がモチベーションになる私にとって、競争しないと意欲が認められない環境はおそらく働きづらい。大げさかもしれませんが、他の人を蹴落とすことを考えてまで出世したいとは思えなかったんです。

その点何人かのNP社員と話してみると「同じ方向を目指す社内で、必要以上に競争させるのって不毛なのでは?」といった答えが返ってきたので、興味を引かれました。

とはいえ、「ベンチャー企業で事業成長もしているのに、競争意識を排除できている会社なんて本当にあるのか?」と正直最初は素直に飲み込めませんでした。だから売上から会社の存続性を予想したり、事業立ち上げを全社で協力して育てる風土があるのかを確認するために新規事業の創出数と存続年数を比較してみたり。あらゆる数字を見て、あらゆる角度からチェックしていました。さらに7人くらいの社員と会わせてもらってようやく「みんな建前で言っているわけでは無いんだな、信じてみよう」と思えましたね。

早期入社を選んだ理由は、特定のスキルを上げるよりもチームに貢献したかったから

早期入社という選択は、自分で思いついたわけじゃないんです。

2019年5月に内定をもらってから、入社までの時間をどう過ごすか悩んでいたんですよね。

大学を2019年3月に卒業していたので時間はあったし、お金も必要だし、どこかの会社で長期インターンでもしようかな?くらいに考えていました。

しかし募集されている長期インターンの職務はほとんどが「システム開発」「架電営業」といった内容で、いまいちやりたいと思えなかったんです。その理由を考えてみると、内容が一つのスキルに特化しているからだとわかりました。私は自分のためにスキルアップをするよりも、チームに貢献したいという思いが強い。望む環境が企業の長期インターンにもあるわけはなさそうだったので、どのような場で時間を使うか決めかねていました。

そんなことをNPのメンターに相談して返ってきたのが、早期入社という提案でした。NPでは社員は企画業務が多く、働き方として所属部署以外の業務にチャンレンジできる仕組みもあります。インターンだとその業務領域がある程度狭まってしまうのですが、早期入社だとすぐにその環境で働けるので、その提案は魅力的でした。また、早い段階で愛着のある組織に携わり、貢献できることを考えると、わくわくすることができたので、快諾しました。

他人の言葉を借りるんじゃなく、自分の気持ちは自分の言葉で発信していきたい

就活をやり直すことで、大事なのはその場をちゃんとこなすことではなく、自分の気持ちを冷静に見つめて発信することだと気づくことができました。

そしてその気づきは就活に限らず、仕事をする上でも大切なことだと最近感じるようになりました。

NPでは答えのない物に対してどう取り組むのか考えるときに、「あなたはどうしたいのか?」を問われることが多いんです。

まだ経験も知識量も少ない新卒だと、ともすれば先輩に正しいやり方答えを求めたがってしまうのかもしれませんが、私自分は今のところ「自分はどうしたいのか?」を考えること自体にあまり戸惑いを感じていません。それはおそらく2度目の就活で、「自分の気持ちを自分の言葉で表現する」という経験を就活で積んだからでしょうね。自分の気持ちや意見を、少しずつではありますが、素直に自分の言葉で伝えられているように思います。

実際に早期入社で働いてみて、納得するファーストキャリアを選択できたと確信しています。周りも個人の考えを支援する環境があるNPで、引き続き自分の気持ちを大事に歩んでいきたいです。

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