採用担当者から、リモートワークの事例を書いてほしいと言われ、まとめてみました。
一つの例として参照ください。

筆者の状況

リモートワーク歴

３社で経験しております。(現在３社目)
年数は３年目です。

リモートワーク(テレワーク)にしたきっかけ

妻の妊娠がきっかけでした。
精神的にや体力的に体調不良となることが多かったことで上の娘や家事を行うことが困難になり、そうしたことで連絡があったりなど、会社勤めの時には心配で気が気でありませんでした。
リモートワークに切り替えてからは何かあった際には支えになれ、心理的安全性が高まり、業務に集中できるようになりました。
通勤時間がないので業後や休憩時間には家事育児を行う時間もあり、トラブルがあれば対応できたり安定した生活が送れています。

現在の業務

先月2月にメンバーズキャリアに入社し、初回稼働案件の稼働待ちです。自習としてAndroidアプリをKotlinで実装をしています。現在キャッシュフロー管理、家計簿のアプリを作成しています。口座金額など使用できる金額より、毎月の固定費や予定している入出金で生活費を算出するようなアプリです。

出勤と比較したリモートワークの働き方

メリット

上記の育児に加えて、居住地に縛られないということが大きいです。
子供がいると集合住宅では騒音で迷惑をかけてしまうことが気になりますが、一軒家であればあまり気にしないことができています。
今の住まいから通勤となると都心に２時間近くかかるので身体への負担も大きい上に、家事育児も行えなくなるので家族への負担もかかります。
住環境と家事育児の双方をとるとなるとリモートワークが最良の選択でした。

ちなみに近くでの仕事も行いましたが賃金が大幅に下がりました。
希望するだけの金額を得ようと思うと都心での就職となってしまうのが現状のようです。
求人数も圧倒的に違いましたし、都心で働くことはほぼ避けられませんでした。
都心での就業もしながら都心に離れた場所に住み、家庭のことも行えるとなると、自分にはリモートワークしかありませんでした。

↑　普段作業しているスペース。長く集中できるスペースです。

デメリット

コミュニケーションの「伝わりやすさ」が顕著になりました。
言葉には特に気をつける必要があります。
「承知しました。」は会話であると何についてであるかがわかりやすいのですが、チャットであると伝わりにくいことがあり、５W１Hを出勤時より気をつけなければ伝わりにくいことがありました。
また、Web会議では何を話しているのかわかりにくい場合が双方共にが多々あり、はっきりと話す、話してもらう必要がありました。
1on1から少人数の会議であれば問題ありませんでしたが、規模が大きい会議となってくると遠い席の方の発言が聞き取りにくかったり、発言を複数人同時にされると聞き取れないことがありました。
そして、オフラインでの話がオンラインでの共有が取れていないことです。
所謂タバコ部屋会議に通ずるものがありますが、職場内での話がチャットに上がってこないと知る由もないということです。

上記の通り、自他共にリモートに慣れていないとコミュニケーションの点で難儀することがあります。
リモートワークをしている方がいるという意識を持つことが自他共に必要となってくるので、能動的に意識付けをするとコミュニケーションの質が上がったと思います。
例として、チャットを送る前に読み返して意味が通じるかどうかを一度確認して送ることや、Web会議の質を上げるためにマイクなどのツールをPCに備え付けのではなく別途用意して使用していました。

次に、同僚との会話が減ることからストレスがたまることがありました。
これは月１に1on1でMTGをして解消をしておりました。
Web会議や家族との会話もありますが、職場の人としっかり会話ができることはストレス解消になりました。

あとは電気代がすごく上がりました。
一日中家にいるので空調での消費が大きいです。

↑　会議用スペース。

よくある質問

Q，サボるのではないか、集中できないのではないか

環境的に言えばサボることは可能ですが、期限があったりチャットでの報連相があるので、サボることはできませんでした。
また、進捗を出せないとサボっていると思われることから不安になるため、会社に来ているより仕事をしていると思います。

Q，子供を見ながら仕事ができる

できませんでした。
やはり騒音やトラブルの心配から集中できません。
トラブルが起きない環境を整えて別の場所で作業をする必要はあります。
私は子供部屋にベビーゲートをして余計な物をおかないことで対応しています。
仕事部屋にこもってもいましたが、出られないようにしないとトラブルが心配で気になってしまいます。
また幼稚園にも通わせています。
テレビを見せながらは自分が気になってしまうので集中できませんでした。

個人の事情はそれぞれと思いますが、どなたかの一助になれば幸いです。