「未経験でも、問題ない。」そう話すのは、入社2か月目の水野さん。以前は保育士をしていたとのこと。WEB業界もマーケティングに関わる仕事も未経験での入社です。

今回は、水野さんの転職理由やMATESを選んだ理由、現在の担当業務など、入社したてだからこそ感じるMATES社の魅力などについて話を聞きました。

水野 茜 / ディレクター(アカウント運用)

2022年4月入社。短大卒業後、保育士として7年間の経験を経て未経験業界であるMATESに転職。現在は企業のInstagramアカウント運用、自社TikTokアカウント運用などを担当している。

正解の無い保育の現場で個に応じた正解を探し続けてきた7年間

ーー水野さんは、以前は保育士をしていらっしゃったんですね。

はい。高校生の頃から保育士になりたい気持ちがあったので、高校卒業後は保育を専門的に学べる短大で学び、資格を取得。そのまま保育園に就職しました。弟が2人いるのですが、両親は共働きの家庭だったので私がお世話をすることが多かったんです。そういう環境で育ったのが影響したのか、困っている人をサポートすることにやりがいを感じます。

保育園での主な担当業務は、クラス業務と行事の運営でした。担当しているお子さんの生活の様子をノートに記録したり、その子の成長に合った関わりができるよう発達段階を記録したりします。行事は、運動会や発表会のように園全体が関わるものや、クラスの子の誕生会のような小さい規模のようなものもあり、月に1度くらいの頻度で行われます。その企画や運営を、ほかの先生たちと一緒に行っていました。

7年間保育士をしてきて学んだことはたくさんありますが、「正解がない中で一人ずつに合う関わり方を見つけること」は一番難しく、だからこそやりがいのあるものでした。保育に正解はありません。例えば𠮟らなければならない場面でも、お子さんによって伝わりやすさが違うのでそれぞれの性格や特性に合わせて対応します。4,5歳になると自身の意見をもつようになるので、クラスとして意見をまとめるのにも苦労しました。小さい子たちを大人と同じように論理で納得させることはできませんが、発達段階に応じた説明をすればきちんと分かってくれます。最初から一番良いと思える対応ができる訳ではありませんが、様々な方法を試行錯誤し、一緒に担当している先生たちと個々に合う方法を模索していきます。定量で測れないことだからこそ、仮説検証を行い、それぞれの解を見つけることができた時はやっぱり嬉しいですね。

ーーお話からお子さん思いの先生だったことが伺えます。保育園では、MATESで行っているようなマーケティングに関わる仕事は縁遠いイメージですが、いかがでしたか。

園によりますが、私の勤務していた園ではSNSでの発信を行っていて、私がその担当をしていました。子ども達の園での生活の様子を保護者の方にお伝えするのが一番の目的ですが、園の取り組みを発信することで保育士の採用につなげたい思いもありました。

SNS発信を始めたのは、コロナウイルスの流行がきっかけでした。以前は行事で保護者の方に来園していただいていたのですが、そういった行事ができなくなり生活の様子を見ていただく機会がなくなってしまい、、、。そのため発表会などを動画配信するようになって。「動画制作が上手だから、SNSもやってくれない？」と声をかけてもらって担当することになったんです。

ーーそうでしたか。SNSでの発信活動は、保育園でのものが初めてだったのですか？

いえ、プライベートでもInstagramを使っているので使い方などは分かっていました。インテリアやごはんの写真など、日常生活を投稿しているアカウントなのですが、フォローしてくださっている方が1000人ほどいて、それがMATESへの採用につながりました。

実際のアカウントのTOP画面

会社のミッション「満足ではなく、感動を届ける」に共感して転職を決意

ーー保育の仕事についてとても楽しそうにお話されるのが印象的です。以前から憧れの仕事でもあったとのことですが、転職を決めたのはなぜですか。

コロナがきっかけで自分の生き方や働き方について考える機会が増えて、このままでいいのかなと思うようになったからです。保育園での仕事は、勤務時間に応じてお給料がいただける仕組みだったのですが、時間＝労働という考え方ではない働き方もあるし、視野を広げたいという気持ちがありました。それなら、興味のあったweb系の仕事やマーケティングに携わりたいと思い、転職先を探し始めたんです。

ーー水野さんはMATESのホームページから直接問合せをしたことが今回の採用につながったと聞きました。マーケティングに携われる会社はたくさんありますが、MATESを選んだのはどんな理由だったのですか。

一番の理由は、ホームページを見たときに「満足ではなく、感動を届ける」というコピーに共感したからです。私自身、人のために役立ちたい、感動してもらいたいという思いをもって働いてきました。せっかく働くなら、自分のためだけじゃなく人のためになりたいし、喜びややりがいを感じたいと思ってきました。

転職先は、中小企業やベンチャー企業で探していました。未経験での転職になるので、大手の会社に入るのは難しそうだと思いましたし、細分化されていて業務の幅も狭いのかな、と。当初は転職エージェントに登録していましたが、なかなかグッとくる会社を見つけられなくて、自分で情報収集するようになりました。そんな中である日見つけたのがMATES。先にもお話した「満足ではなく、感動を届ける」のビジョンの下、興味のある事業を展開していて幅広い業務に携われそうな点にピンときました。

未経験でも活躍できる環境が。プライベートでのSNS経験と会社のサポート体制が活きている

ーー現在水野さんが担当している業務について教えてください。

Instagramのアカウント運用を担当しています。1つはスクールの集客目的のアカウントです。こちらは前任者から引き継いだ後、企画から運用、分析までトータルで関わっています。あと2つは、投稿用のコンテンツ制作をしています。

ほかに、最近始めた会社のTikTokはみんなで運用していて、私は動画の編集を担当しています。

TikTokアカウント：https://vt.tiktok.com/ZSdnXXHek/

保育士の仕事と大きく違うところは、やったらやった分の成果が数値で具体的に表れるところです。分析をもとに企画して、試してみた施策がすぐに見られるのはSNSマーケティングならではの面白さだと感じています。

ーー現在の業務、他の方でも未経験からできるものなのでしょうか？

私は未経験の方でもできると思います。

仕事での経験はない方も、プライベートでSNSを使っている人ならハードル低く始められるのではないでしょうか。企画や運用をしていく中では新たに勉強しなければならない知識や考え方などもありましたが、本などを使って学ぶことができました。

もう一つの理由は、MATESのサポート力の高さです。週1回1時間ほどの勉強会があって、役員3名が交代で担当しながらSNSマーケやwebの知識などを教えてくれます。また、任せていただいているアカウントの運用のことも、海斗さん（代表・新名海斗）が一番気にかけてくださって「大丈夫？」などとよく声をかけてくれます。相談事があるときには、いつも丁寧に返してくださるので助かります。マニュアル化されている部分も多いので、これから新しく入社する方もスムーズに仕事に取り掛かれると思います。

今後大きくなっていくだろう会社の一員として、まずは独り立ちすることが目標

ーー水野さんから見て、MATESはどんな雰囲気の会社ですか？

和気あいあいとしています。私はしないのですが、ゴルフ好きな方が多くて、一緒に出かけているところなどを見て、素敵な雰囲気だなあと感じています。

また、上記でご紹介したTikTokアカウントをご覧いただければ一目瞭然だと思いますが、遊び心があり、ユーモアに溢れたメンバーでいっぱいです。(笑)

ーー入社して2か月経過し、少しずつ新しい仕事にも慣れてきたことと思います。今後の目標を聞かせてください。

未経験からの転職で、会社の力になれるのかと不安はありましたが、都度相談しながら仕事を進めてきて少しずつ新たな仕事にも慣れてきました。正社員以外に業務に携わる方が多い点など、社内の皆さんの様子を見ていて今後もっと大きくなっていく会社なんだろうなと感じています。

そういった中で私はまず、Instagramのアカウント運用をトータルで担当するために必要な知識をきちんと身に付けて、早く独り立ちすることを直近の目標にしています。SNS運用も基本はあるけれど、アカウントに応じた正解があると思うので、それぞれに合う運用ができるよう模索していきます。

※2024年2月1日より株式会社MATESは株式会社メイトへ社名を変更しております。