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AI、IoT、ビックデータを学んだ慶應女子が、FABRIC TOKYOのインターンを選んだ理由

こんにちは。

FABRIC TOKYOインターンの平山です。前回・前々回に引き続き、FABRIC TOKYOインターン生インタビュー企画第3弾ということで、今回もSMIP2期生メンバーに密着取材!SMIP2期生ブログ、第3回の注目メンバーは宮崎県出身の東国原系女子・ちゃかたこと坂田志織さんです!

▼前回記事はこちらから

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FABRIC TOKYO独自のインターン制度「SMIP(Seven Months Internship Program)」とは?

7ヶ月限定の成長型インターンシッププログラムで、Webマーケティングを主としてマーケティング業務に携わります。4ヶ月経つとメンバーは事業課題解決のためWebマーケティング以外の部署へもアサインされ、個人でその解決に挑戦するというハードな課題を与えられます。卒業生は超優秀で、大手外資系IT企業や大手コンサルタント・商社などへの就職や、起業を志す者など様々。まだまだ始まったばかりのプログラムで、現在はSMIP2期のインターン生が活躍中!※3期生の募集は終了しました。

SMIP2期生ブログ、第3回の注目メンバーは宮崎県出身の東国原系女子・ちゃかたこと坂田志織さんです!

【プロフィール】坂田 志織 (さかたしおり)。1996年宮崎出身。宮崎大宮高校卒業、慶應義塾大学商学部在学中。マーケティングゼミ代表、2018年11月の塾内マーケティング論文学会でゼミ論文テーマである「AI・IoTおよびビッグデータを活用した小売新技術の消費者受容とその受容が実店舗に与える影響」のプレゼンテーターを担当。実務的なマーケティングを学ぶため、FABRIC TOKYOのマーケティング部カスタマー・コミュニケーションチームに参画。大学1・2年時はダンス・テニス・旅行と3つのサークルを掛け持った。


学生生活について

浪人、反動、そして転機。

平山:本日は弊社までお越し頂き、有難うございます。暑い中ですが、どうやってここまでいらっしゃいましたか?

坂田:私、就活もう終わってますよ(笑)

平山:冗談です。ちゃかたは進路選択ももう終わったんだよね。

坂田:そうです!4年生。あとは残りの学生生活、旅行したり好きな本を読んだりして、悔いなく楽しむだけです!

平山:さすが。残り少しの学生生活だけど、ここで振り返って、どんなんだったか教えてよ。

坂田:私の学生生活…。1・2年生時はひたすら遊んでた記憶しかないです。

平山:というと?

坂田:私、1年間浪人してたんですよ。その反動で大学に入った途端、なんと言うか、開放感がヤバくて。サークルはテニスとダンスと、旅行サークル入って、ひたすら遊んでました。3つ全部のサークルで運営に回って、企画推進して…。私、断れない性格なので連日飲み会に参加して、声が出なくなったこともあります。声が出せないってこんな辛いんやな、って(笑)。

平山:浪人時代の反動、あるあるだよね。浪人は辛かった?

坂田:正直、辛かったです。高校の同期は大学に入学して、SNSで楽しそうな写真アップロードしてたりとか、LINEの一言が『◯◯大学△組』みたいになってて。『私、何やってるんだろ?』って、悔しくって。けれど、自分の第一志望を叶えるために今が冬の時代だと思い、必死に耐え凌ぎ、駆け抜けました。

平山:うんうん。そんな中、ドライマンゴー噛み締めて闘ったわけね。

坂田:いえ、ドライマンゴー食べながら勉強すると手がベタついて勉強に集中できないので、食べてません!てか、そもそもドライマンゴーは嫌いです。

平山:マジレス(笑)3年生になって、自分の中でなにか変わったの?

坂田:3年生になると、高校の同期とかちょっと離れた友達が、起業とか海外ボランティアとかしていて、『私、なんのために大学に入ったんだろう?』って思うようになったんです。そうして、大学生活中にサークル以外に何か残したいと感じるようになりました。3年生からゼミが始まって、もともとマーケティング系に興味があったので、あえて厳しいゼミに入るという選択をしたんです。

平山:おお、いわゆる ”エグゼミ"(『エグ』い『ゼミ』)ですな。

坂田:です。ゼミの同期が18人いるんですけど、論文発表会の前の3ヶ月間は1日12時間とか集まって議論を重ねてました。

平山:けっこうハードなゼミやな。何が論文のテーマだったの?

坂田:『AI・IoT、およびビッグデータを用いた小売新技術の消費者受容と、その受容が実店舗に与える影響について』です。

平山:トレンディで面白そうな題材。1日12時間の議論って何するか想像もつかないけど、どんな議論をしたの?

坂田:論文執筆前には既存文献を元に、18人のメンバー同士が研究方針に腹落ちした上で、3ヶ月という短い期間でアウトプットを最大限に洗練させるため、『テーマの学術的意義』や『論文テーマにいかに新規性を見出すか』に始まるスタート地点から論文内容の詳細まで激しく議論しました。議論の前には、既存文献では、海外のものを含め研究が十分でない新規要素については自分たちのリサーチが必要で、大手調査会社の協力を基にゼミ製作の定量調査 (アンケート)の実施・回答分析もしていました。その分析もメンバーとの相談・共有を必ずしていたので、コミュニケーションの円滑化のためにもオフラインで集合するようにしてましたね。

平山:ふむ。確かに、事業でも学問でも、目的設定とか新規性といった開始点の議論に時間をかけてチームの目線・認識を揃えることは大事だよね。論文執筆のための情報集めもヘビーそう。

坂田:マーケティングが題材の論文では、というか全ての論文に当てはまるとは思うのですが(笑)、主張の根拠に数的ファクトを交える必要があるのは明白で、集めた定量データの統計分析などに手を焼きました。分析ソフトの使用方法から学ばなければならないので、学習コストがすごくかかるんです。既存文献も海外の論文で、勿論英語で執筆されたものなのでそちらも手を焼きましたし、一番は執筆そのものがきつかったです。3ヶ月間の集大成として1文1文内容にも気を抜けないし、約150ページにわたる論文の校正も骨の折れる作業ですが、諦めずチームメンバーと成し遂げました。

平山:苦悩がすごく伝わってくるね。150ページの論文の執筆は特に文系だと経験したことのない学生が大多数だろうし、とてもいい経験で、羨ましいよ。

坂田:しかも、現実はもっとハードだったんです(笑)。私はその頃もまだダンスサークルは続けていて、論文発表会は三田祭 (慶應大学の学園祭)で行われるんですが、ダンスサークルのステージパフォーマンスも三田祭中に行われるんです。運営代である3年生として出演する学祭っていうのもあって、絶対にステージに立ちたかった私は、ゼミの活動と併行して週2回のダンス練習にも参加してました。ダンスは体力的に疲れるし、ダンス練のキャンパスはゼミのキャンパスと違うので往復にも2時間かかるんです。ゼミとの両立は心身共にやられそうになったけど、浪人時代のような苦しさとは違って仲間がいたので、やりきれました。結果的にゼミでは論文発表会のメンバー5人のプレゼンテーターに抜擢され最終アウトプットを発表、ダンスでも三田祭のステージで運営代として悔いのないパフォーマンスができました。

平山:飲み会コンパニオンからの変貌ぶりに脱帽だ(笑)。こうしてちゃかたはMTSの称号を手にしたわけね。

坂田:MTS? BTS (防弾少年団)みたいな韓流アイドルかなんかですか?

平山:マルチ(M)・タスク(T)・ 職人(S)

坂田:草



FABRIC TOKYOのマーケティングを選んだ理由

座学で学んだマーケティングよりも、ずっと大切なこと

平山:そんなマルチタスク職人のちゃかたが FABRIC TOKYOのインターンを選んだ理由ってなんだったの?

坂田:さっき、ゼミ選びはもともと自分の興味があったマーケティング領域から選択したって言ったんですけど、ゼミに入った後も単純に、「マーケティング 、好きだな。」って(笑)。学問としてのマーケティングは一定勉強もしたし、次は自分の中で学んだ知識を活かしたい!って思ったんです。今考えると、マーケティングに必死にしがみついたのはたった半年だし、学問的なマーケティングって事業ではかなり上流のものが多いから、そんなに簡単には活きないんですけどね(笑)。もちろん、役立つ知識もたくさんありますけどね。それよりも、軽視しがちな5W1Hやロジックツリーなどの基本の思考フレームワークが大切で、1つのコトに対してどれだけ真剣に思考できるかが大切だと学びました。…で、マーケティングに携われるインターンを探していたら、FABRIC TOKYOに出会ったわけです。

平山:なるほど。マーケティングのインターンシップって、少ないイメージは確かにある。けれど、一応他にもあるマーケ職のインターンの中からFABRIC TOKYOを選んだ理由ってなんだったの?

坂田:インタビュー前半の通り、私のゼミは論文のテーマが小売新技術についてだったのですが、新技術開発をしている企業さんに実際にヒアリングに伺った際に、変革なしに小売業界は生き残っていけないというお話をいただいて、すごく納得したんです。話し始めるとすご〜く長くなってしまうので、詳細は割愛しますが(笑)。そこで、小売業でありながらも新たなビジネスモデルを採用し、IT化に積極的なこのFABRIC TOKYOに興味を持ったんです。

平山:FABRIC TOKYOは『モノを売らない小売』として、オフラインでお客様との接点を重要視しながらも、商品購入は利便性の高いECのみという、斬新なビジネスモデルを採用しているもんね。インターン選択理由が強固で、感動したよ。普通の人の志望理由がジャ◯コの¥280のフィリピンマンゴーだとすると、ちゃかたのはデパートの地下の果実コーナーの、ピンクのネットに包まれたプラスチック容器の1個¥4,000の宮崎県産マンゴーって感じ。

坂田:マンゴーネタ、つまらんちゃけど(笑)。

平山:w

坂田:あとは、これは面接でのことなんですけど。1次面接で、『ウチのメンバーは、仲もいいし、本当に仕事に積極的な人ばかりで、坂田さんも成長できるよ』って。人や環境がどれほど重要かは今までの経験から知っていたし、直感で良さそう企業だなと思いました。実際今勤めて、社員さん一人一人の成長意欲や学習量、仕事へのこだわりがすごく強くて、学生ながら『負けていられないな』って思いながら日々業務遂行してます。

平山:ウチの社員さんは本当に魅力的な人が多いよね。アパレル畑出身の人の方は実は少ないし、各業界のリーディングカンパニー出身の方、『その業界からなぜ??』みたいな方も多くいらっしゃって、学ぶことの多い多様性爆発系企業だよね。

坂田:そうですね。前職での経験、そしてその経験が今どう繋がっているのかというお話を聞けるのは、本当に幸せなことだと思っています。



インターンの業務について

新時代のマーケティング・チャンネル - マーケティング目線の"Twitter"

平山:ちゃかたはインターンでは担当しているんだっけ?

坂田:Twitter運用チームのリーダーで、Facebookやメルマガもサブで担当しています。

平山:あ、Twitterメインなのか。

坂田:はい。Twitterっていうと、おそらくこのインタビュー記事を読んでくださってる方は『え??Twitterを業務で??』って思いそうですよね(笑)。

平山:確かに(笑)。Twitterっていうとふざけたイメージしかないもんね、ぶっちゃけ。俺は中を知っているから、そうはならないけどさ。Twitterはマーケティング・プラットフォームとして見るとどんな役割があるんだっけ。

坂田:Twitterの役割は『認知(新規)獲得』と『双方向コミュニケーション』です。投稿は新規のスーツ等ビジネスウェア周りの知識が少ない方向けに豆知識系の投稿をしたり、イベント情報をTwitterらしく仕上げて呟いたり、コーディネーターさん(店舗で採寸する人)のスタイリングのスナップなどを発信してます。

平山:『認知獲得』という目標のため、どんな運用戦略を採ってるの?

坂田:ほとんどの投稿に #(ハッシュタグ)を使用することで、 # がついたキーワードに対し検索意思を持ったユーザーへ、FABRIC TOKYOの公式アカウントへの流入を促し、フォローワー化までを狙ってます。フォローしてくださった後も、先に申し上げたような豆知識投稿やスタイリングのスナップ投稿で彼らを飽きさせず、来店意欲のグリップ・向上を強く意識した運営をしています。

平山:『双方向コミュニケーション』についてはどんな感じ?

坂田:これは『認知獲得』のためでもあるのですが、Twitterのリプライ機能を活かしたリプライ・マーケティングがその象徴だと思います。例えば『スーツ欲しすぎて草』とツイートした、スーツニーズが明白な方に、『こんにちは!FABRIC TOKYOです!FABRIC TOKYOは〜』と軽い"ノリ"でリプライすると、多くの場合『ありがとうございます!今度お店行ってみます!』みたいな返信をくださるんです。売上目線からするとその方はたった一人のお客様ではありますが、少なからずFABRIC TOKYOを認知していただけるわけです。そしてそのお客様がFABRIC TOKYOのサービスを利用し、自身のアカウントでシェアしてくだされば、そのリーチというのは意外に凄い数字になるんです。そのお客様が2人、3人…と増えて行くと、売上目線からしても見逃せない双方向コミュニケーションを介したマーケティングチャンネルになりますよね。

平山:なるほどね。Twitterって結構企業のキャンペーン系の投稿流れてくるイメージあるけどFABRIC TOKYOもやってるの?

坂田:もちろん、やってます。直近の例で言うと、大阪の梅田にFABRIC TOKYOの関東外初の店舗が出来たのですが、その時フォロー&リツイートしたお客様の中から抽選で1名様にスーツ1枚実質無料となるクーポンプレゼントするという企画があったんです。その際は大阪ならではの、既存フォロワーが見ても面白い『お笑い芸人がスーツを着る理由』などの大阪特化投稿weekとしていました。結果、KPI(Key Performance Indicater:目標達成指標のこと)であったフォロワー1,000人越えを達成することができました。

平山:出店エリア特化の投稿期間を設けたのね。一回バズらないと劇的にフォロワー数を伸ばしにくいTwitterで、短期間で難度の高いKPI達成をできた経験はいい経験だったね。

インターンを通して得たこと

業務全体の流れを乱さない、「セルフ・マネジメント」

平山:もちろんTwitter以外の業務で学んだことでもいいんだけど、SMIPインターンで学んだことの中で一番コレ!ってものってなんだろう。

坂田:タスク・マネジメント力ですね。

平山:日本語で言ってくれないかな?(怒)

坂田:や、やること&時間管理能力です…。

平山:え、マルチタスク職人のちゃかたはタスクマネジメントとか得意そうなのに!

坂田:結局横文字使ってるじゃん(笑)。…確かに、3年生になって複数サークル × エグゼミこなした話をするとタスクマネジメントが得意なように聞こえがちなんですけど、私がそれをできたのは『なんだかんだ時間があった』からだと思ってます。確かに忙しかったけど、今考えると1事象・1課題につき思考できる時間って、今より圧倒的に長かったかなって。ゼミのタスク期限とかはみんなが他のこと(就活など)を併行している前提で設定されるし、サークルもまた同様です。浪人時代も、1日最低12時間の勉強時間を自分に義務付けたところまではいいけど、目標設定をしなかったり、#やる #やらない みたいな勉強の線引きが本当にできていなかった。

けれど、インターンシップは会社全体が一分一秒とは言わないまでも、かなりのスパンとスピードで各部署が連携をとりながら動いていくわけで、そのスピード感に乗れないと、アウトですよね(笑)。しかもWebマーケティング自体、いかに的確に旬を逃さずお客様にリーチできるかが重要な職務なので、さらにハードです。こうなると、やはり(今考えると)期限が長かったゼミの課題やタスクをこなしていた時よりも、ずっと精度の高いタスクマネジメントの能力がつきました。

平山:なるほどね。ちゃかた流のマネジメント方法ってあるの?

坂田:週に毎日出勤できる訳ではないので、より限られた時間の中で多くの業務を処理するために、やらなければならないこと・やらなくてもいいことをリスト化、それにプライオリティをつけて常に期限を意識し緊張感を自分に与えることが大事だと思ってます。

平山:なるほど、多分もっと細かいHOWはあるのだろうけど、続きはちゃかたが先月出版した『MY METHOD:私が教える7つのシンプルな成功習慣 』で検索してもらおう。

坂田:出版してねーよ



将来どんなことを成し遂げたいのか

本当の『地方の良さ』を広める

平山:就活も終わって、整理が付いてる頃だと思うんだけど、ちゃかたは将来こんなことを成し遂げたいとか、こんなことをしたいっていうのはあるの?

坂田:道のりは長いとは思うんですけど、『地方創生』に携わりたいと考えてます。宮崎で過ごした19年間は私にとって確かに素敵な時間でしたけど、東京に出てきて周囲の人の話を聞くと、いい先生からいい教育を受けるのは当たり前で、さらに塾に代表される教育補助機関までもが恵まれている。幼い頃って誰かが教育しなければ現代の強みである『情報』すらも入ってこないのに、首都圏に比べ圧倒的にIT受容性が低い地方の人々は情報に対しての教育も、その重要性の教育もない。そんな環境で育った子供たちが、どうして自分で情報資産に触れ、行動に移すことができるでしょうか。そんなことを考えると『同じ国に住んでいるのに、なんか不平等やな』って思うようになったんです。

平山:じゃあ、ちゃかたは地方創生をEdTech(Education × Tech)で解決したいってことなのね。

坂田:いえ、教育は私が地方創生について考えるきっかけになったことってだけで、EdTechで成し遂げたい!ってわけではないんです(笑)。

平山:あ、そうなのか。どんな方法で地方創生を叶えたいと思ってるの?

坂田:私、地方には現地の人しか知り得ない面白さがあると自分では思っていて、それを伝えられていないのが現状の地方PRの課題だと感じているんです。たとえば、宮崎はマンゴーだけじゃなくて(笑)、チキン南蛮も有名なのはひらこうさんでもご存知だと思います。『チキン南蛮』って検索すると、オススメされるお店は決まってるんですけど、実際そのお店って地元では不評で。よくよくみてみると、そのお店の紹介記事は東京にいるライターさんが書いてるんです。私ライターのアルバイトを一瞬していたことがあって、その時も自分の知らない領域の記事はぶっちゃけ他サイトからのほぼ引用だったし、そもそもライターとして現地視察しようと思ってもチキン南蛮だけを数日間で複数店舗回ることなんてできないじゃないですか。なので、こと地方系の記事においてはインターネットのリコメンドはあまりあてにならないんです。本当に質の高い情報を手に入れるためには、その土地を一番知っている現地の人から引き出すことがベストだし、それがあるべき姿だと感じます。間違った情報を広めるのもインターネットというテクノロジーですが、真の情報を伝えられる範囲を広げる手助けをできるのもテクノロジーですよね。だから、例えばですが、現地の人と観光客がマッチングしてゆる〜い観光案内をしてくれるみたいなプラットフォームがあれば、地方の本当の魅力が伝播していく社会になると思うんです。そうすると、地方におカネが落ちて…ってことです。

平山:なるほど。インターネットのくだり、めちゃくちゃ名言みたいになってるじゃん(笑)。俺も地方出身者だからその気持ちはよくわかるよ。そんなサービスを創れる人材だと思うから、お互い頑張ろうね。今日はインタビューありがとう!

坂田:ありがとうございました。就活も終わったので、今後もFABRIC TOKYO成果を残せるよう、私も頑張ります!

以上、FABRIC TOKYO SMIP2期生インタビュー企画第3弾でした!

今後もインターン生紹介を通して業務内容や学べること、リアルな声を発信していきますので、インターンに興味を持った方やこの記事が面白いと思った方は、ぜひ「いいね!」をお願いします。

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