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エンタメの力で社会やクライアントに寄り添ったデジタルマーケティングを。

多彩なメンバーがさまざまなチームで活躍するリバレント。今回は戦略事業室の「コンサルティングチーム」のメンバーを紹介します。コンサルティングチームの業務は、デジタルマーケティングに基づいてクライアントにとって最適な広告プランの提案・広告運用をすること。気になる業務内容や働き方を酒井・細谷の両氏に聞きました。

株式会社リバレント
戦略事業室 コンサルティングチーム
酒井 雄太
細谷 晃司

分析から提案・運用・報告までをトータルにコンサルティング

──戦略事業室・コンサルティングチームの役割・業務内容を教えてください。

細谷:コンサルティングチームの役割は、デジタルマーケティングと呼ばれる運用型広告をクライアント企業に提案、運用をすることです。クライアントに最大の効果を実感してもらえるよう、私たちが培ってきたマーケティングの知見を元にさまざまな提案を行っています。

現在、中心となっているのは、お笑い芸人やタレントを中心とした大手芸能プロダクションの広告です。ライブチケットの販促やファンクラブへの集客、クラウドファンディングの支援などを増やすため、デジタル広告のプランニングや運用、コンサルティングまでTwitterやTikTok、Facebookなどで行っています。

広告運用といっても、単に管理するだけでなく、Googleアナリティクスを使っての分析や、クライアントさんの現状などをヒアリングした上で市場の分析などを通して、媒体の選定やフィードバックをトータルで行います。案件数としては、月に20件前後の案件をお手伝いしているでしょうか。

目指しているのは、エンタメの力で視聴者にも楽しんでもらいながら、クライアントの目指すゴールをいかに実現できるかです。ゴールにたどり着くには、そもそも広告運用が本当にベストな施策なのかどうかというところから考えて、広告以外の施策も提案しています。

──一般的な広告運用と、大手芸能プロダクションの広告運用で違いはありますか?

細谷:お笑い芸人さんの公演については、オンラインのライブ配信だけでなく、実際に劇場やホールで行うオフラインイベントのチケット販促もやっていますので、オフラインとオンラインの違いなどを理解した上で販促の戦略が必要です。

オンラインの場合は若年層がメインのターゲットですが、たとえば地方のホールなどで行うオフラインイベントでは地域性を考えた上で高齢者の方から、子ども連れのファミリー層にまで刺さるような施策が必要ですから、より幅広い層への訴求が求められるのです。

──リバレントのコンサルティングチームの強みとは?

細谷:運用だけを行うところや、分析だけを行っているところは他にもあるでしょう。ですが弊社の場合は、私とリーダーの酒井の2人で分析・提案・運用・フィードバックまでをトータルで考えています。少人数のチームだからこそ、クライアントに深く関わりながら丁寧な施策を行えます。

全体的に深く関わる分、他では対応できないようなリクエストにも柔軟に受け入れられるので、フットワークの良さや柔軟性、そしてスピード感が私たちの強みだと思っています。

酒井:SNSの広告運用では、まだデジタルマーケティングに慣れてないお客様もいらっしゃいます。そうしたお客様には、オーガニック検索(自然検索)などのデータなども分析をした上で、「それだったら広告ではなくキャンペーン展開にした方が効果的ですよ」など、クライアントにとってベストな提案をするようにしています。そこが私たちの強みでしょうか。

少数精鋭で幅広く手がけるから面白い

──この仕事で面白さややりがいを感じるのはどういう部分ですか。

細谷:案件に深くトータルで関われるところですね。私と酒井はもともと大手広告代理店に所属していましたが、大手はやはり営業と広告運用とで担当者が違ったりします。フロントがいて、バックの運用がいて、他にもデザイナーがつくような分業体制なんですね。

しかし、リバレントのコンサルティングチームではヒアリングから分析、運用までをトータルで行えます。幅広い分、未経験のこともでてきますが、そうした新しい知見を養えるところも魅力です。

酒井:大手広告代理店時代と違って、今はクライアントとの距離感が近いのがいいところだと感じています。大手の頃は大企業の案件も多く、縦割りで対応しているため、クライアントの利益と会社の利益が反比例することも少なくありませんでした。

何かを決める際も、会社側の都合でやりたいことがやれないことも多かったのです。しかし、今はクライアントの利益をしっかりと考え、貢献できている実感がこの仕事のやりがいのひとつですね。

──日々のデジタルマーケティングにおいて、気を付けていることはありますか。

酒井:現在はお笑い芸人を中心とした大手芸能プロダクションの案件が多いため、お笑いやエンタメのトレンドや傾向を分析するようにしています。たとえばキングオブコントで存在感を示したグループがいれば、当然、公演のチケットの売上も伸びます。今、どのようなお笑いが世の中に求められているのか、常にアンテナを張っておくようにしています。

もちろん、お笑い以外のトレンドにも気を配ります。TwitterのトレンドやYouTubeの急上昇ランキングのチェックは毎日欠かしません。仕事中もYouTubeを字幕付きの3倍速で見たりもしています。あとお金を使うユーザーの気持ちを理解するために、なるべく自腹で流行のものを購入するようにしています。最近だと中国のアパレル通販「SHEIN(シーイン)」とかでよく買い物をしていますね。

求めるのは実績よりも社会や地域に貢献できる方

──今後、コンサルティングチームが目指すところを教えてください。

酒井:売上を上げることも大切ですが、それが私たちのモチベーションではありません。やはりいかにクライアントに寄り添いながら貢献できるか。クライアントに感謝されながら、感謝をお金という評価で還元してもらえるような、貢献度に比例して売上が上がる組織体を作っていきたいですね。

ですから、むやみやたらと人数を増やそうとは思いません。大きな案件を多くの人数でこなすだけだと大手広告代理店の頃と変わらなくなってしまいますから。少数精鋭でより効率化して費用対効果を上げながら、世の中やクライアントに貢献していきたいと考えています。

細谷:デジタルマーケティングに興味はあるけど、そこまで予算がかけられないような中小の企業とかにも寄り添えるようなチームにしていきたいですね。敷居を下げればデジタルマーケットの裾野ももっと広がっていくはずですから。

──コンサルティングチームで一緒に働きたいのはどのような方ですか。

細谷:広告代理店で「これだけ売上を上げてきた!」という方よりも、クライアントに寄り添う気持ちがある方と一緒に働きたいですね。社会や地域を応援したいとか、貢献したいといったモチベーションで働ける方を歓迎したいと思います。

酒井:受身ではなく自主的に行動できる方ですね。たとえば業務を振ったときに「どうやって進めればいいんですか」と聞くのではなく「こうしようと思います。いいですか」と、提案をしてくれるような方を歓迎したいです。

たとえ、その提案が私の考えと異なっていても構わないのです。提案をしてもらえるからこそ、相手だけでなく私自身も学べる場を作れるし、議論を通じて考えを深めていけますから。学ぶ姿勢を持ちながら、さまざまなことを提案できる人と一緒に仕事したいなと思っています。


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