採用担当の末永です。私は人事と採用、育成を担当しています。
今回は新たな方針を策定するにあたり、エンジニア視点でモチベーションが上がる様な施策を考えており、2025年から実行していくことをお話しします。
今まで社内で「スキルアップ」「コミュニケーション」「チーム」「組織」など、各テーマを元に取り組みを行っておりましたが、結局はエンジニアの立場からすると、モチベーション高くコンタクトで働きたいというのが本音と思います。その視点で考えると、現在スキルサポーターシートで自身のスキルと不足スキルの見える化を行っていますが、それがどの様に活かされるかを明確にしないといけないと感じました。
ということは、見える化した不足スキルをエンジニア自身が主体的に学習し、それをサポートしながら、チャレンジできる業務を任せる事がゴールになると思うので、以下で説明します。
エンジニア一人ひとりのスキルを最大限に活かし、その成果を適切に評価することで、収入アップのチャンスを提供できる仕組み化の実現に向け取り組もうとしています。この新しい制度の導入により、エンジニアが持つ力を最大限発揮し、成長を実感できる環境を目指します。
個々の特性に合わせた業務配置の実現
年明け早々、エンジニアごとの「カルテ」を作成しようと考えています。このカルテには、それぞれのスキルや特性を明確に記録し、それを基に最適な業務配置を行うことで、エンジニアがその能力を存分に発揮できる環境を整備します。各エンジニアにヒアリングシートを依頼し、各自記載&ヒアリングを2025年3月までに完成し、具体的には、2025年4月からこの制度を本格的に導入する予定です。カルテを活用して、現在のプロジェクトのフェーズアップや、新たなプロジェクトへのアサインを積極的に進めていく予定です。業務推進部と人事部の具体的なアクションプラン
新制度の実現に向けて、業務推進部と人事部は以下の3つのアクションプランを推進します。
- エンジニアカルテの作成と活用
各エンジニアからカルテ作成に必要な情報を収集し、カルテを完成させます。このカルテを基に、各エンジニアの特性を営業部へ共有し、実現可能な業務配置を判断します。また、スキル不足が見られる場合は、エンジニア本人と面談を行い、スキル習熟に向けた研修プログラムを策定・実行します。※以前投稿した(【組織改革】エンジニアが安心できる職場環境作りを参照)ように、業務推進部の役割の最大ミッションは、エンジニアをよく知り営業部へ相談する、推薦する=人事をすることです。 - 組織改革の推進
より立体的な組織作りを目指し、大きなチーム体制で役割分担を行います。その中で、各チームのリーダーがメンバーへ方針や指示を的確に伝達・浸透させる組織を構築します。具体的には、本社からの指示をリーダーに伝えれば、チームメンバー全員に共有され、行動に移せる仕組みを整えます。この実現のために、リーダーを対象としたマネジメント研修の導入も検討します。 - 人材の確保と育成
組織をさらに拡大するためには、コンタクトの事業方針に共感できる人材の確保が重要です。新たな人材を積極的に採用し、スピード感をもって育成することで、組織全体の力を底上げします。
スキルのギャップを埋める取り組み
エンジニアが望むキャリアと実際のスキルとのギャップを埋めるため、業務推進部とエンジニアが協力してアクションプランを考え、その実行を通じてスキルアップを支援します。特にフェーズの高いプロジェクトではマネジメント力や推進力が重要となるため、教育プランを通じてリーダーシップの向上を図ります。
若手の成長を促す仕組み作り
若手エンジニアの成長も、この新制度の重要な柱です。個々の習熟度に合わせた教育プランを構築し、それを実践することで、若手がスキルを磨き、自信を持って次のステージに進める環境を整えます。この取り組みによって、チーム全体の力を底上げし、より難易度の高いプロジェクトにも取り組める組織を目指します。
この新しい人事制度を通じて、エンジニアの皆さんが安心して成長できる場を提供するとともに、組織全体としての価値をさらに高めていきたいと考えています。今後の進展についても随時共有していきますので、どうぞご期待ください。