こんにちは!KitchHikeレポーターのすーみんです。これまで、ファラフェル&フムス作り、そば打ち体験を経て今回はオーガニックDELIプレートをいただきました!
ナチュラルフードコーディネーターとして、撮影のロケ現場などでも活躍中のお2人
今回は、「愛菜食堂がじゅま~る」としてケータリング・デリバリー活動しているナチュラルフードコーディネーターのMasaoさんとYuiさんのPop-Upに参加!MasaoさんとYuiさんは普段からロケや撮影現場で無農薬・無肥料の旬な野菜を使ったメニューや、動物性食材を一切使用しないヴィーガンメニュー、そしてアレルギー疾患を引き起こしてしまうと言われる小麦、ライ麦、大麦などの麦類を一切使用しないグルテンフリーメニューなど、たくさんの人にとってやさしい食事を楽しんでもらえるような料理を幅広くお届けしています。
まずはMasaoさんからのメニュー紹介
今回のメニューはこちら!
- 自然栽培米ササニシキ玄米 (五代目 森山清次兵衛さんの 自然栽培米)
- 古代小麦カムットのペンネ 豆乳クリームソース和え
- 土鍋で煮込んだラタトィユ
- 紅しぐれ大根の塩糀漬け
- 3種のさつまいもと南瓜のココナッツミルクサラダ
- ベジブロスの豆乳スープ
お料理の次に注目すべきはこちらのお皿!こちらは「自然に還るお皿」だそうで、Masaoさんがご飯を作る度にゴミを出さないようにと選択されたそう。
今回のテーマにもあるように、環境のことを考えられたまさに「地球も喜ぶ」DELIプレートだなと心温まりました。
どれから食べるか迷ってしまう色鮮やかなプレート
品数多く盛り付けられたプレートはどれも色鮮やか。
それでは、それぞれのメニューをご紹介します!
自然栽培米ササニシキ玄米 (五代目 森山清次兵衛さんの 自然栽培米)
今回使われた玄米の「ササニシキ」は、サッパリして上品な味といわれている品種。今はあまり流通していないにも関わらず今回「ササニシキ」の玄米を選んだのは、ヴィーガンの料理を邪魔せず、野菜がきちんと主役になれるように!との想いであえて選ばれたそう。
丁寧な想いが込められた食材選びに、ただただ感激しました。
農薬も肥料も使わずに育てられた生命力一杯のお米は、今回土鍋で炊き上げられました。土鍋で炊くと、ゆっくりと熱が入るため炊きあがりのお米がもちもちになるそう!
実際に食べてもモチモチしていてお米が甘すぎず主張しすぎず噛む度にほんのり甘くておいしかったです!
古代小麦カムットのペンネ 豆乳クリームソース和え
古代小麦とは品種改良されていない、古代から食べられ続け得ている品種の小麦の一つ。
これが一口食べてびっくり。濃厚すぎないちょうど良い濃さ。
クリーム系のペンネは濃厚過ぎて少し重かったり、逆にアッサリしているものもありますが、このペンネはまさにちょうど良い。
にんにくと白味噌も効いていてしっかり味の深みもありました。
あまりのおいしさにおかわりもいただきましたが、お腹が重くなりすぎることなくおいしくいただけました!
土鍋で煮込んだラタトィユ
自然栽培のじゃが芋、人参、玉ねぎを土鍋で特定の順番で野菜を重ねて煮た「重ね煮」という料理法で作られています。
野菜が持っている自然の旨味を最大限に引き出す調理法で、野菜をおいしくたくさんいただくことができました!
紅しぐれ大根の塩糀漬け
塩糀に漬け込まれた鮮やかな色味が特徴の紅しぐれ大根。
品数が多いDELIを食べ進めている時に、塩糀の優しい塩加減と大根の歯ごたえがちょうどいい箸休めです!
3種のさつまいもと南瓜のココナッツミルクサラダ
シルクスイート、パープルスイート、紅はるかの3種のさつまいもに、南瓜、パイナップルのサラダ。
実は個人的には、酢豚に入っているパイナップルはあまり得意ではないのですが、このサラダとパイナップルはとても相性がよくて驚きました (笑)。
さつまいものほんのりとした甘みとほのかに香るココナッツを感じる具だくさんサラダ、おいしかったです!
ベジブロスの豆乳スープ
ベジブロスとは、野菜の皮や芯などを水で煮込んだ野菜の出汁のこと。皮やヘタなど本来は捨てられてしまう部分に、野菜の栄養分がたっぷり凝縮されているため、水でしっかり煮込んで旨味や栄養をしっかり滲み出させます。
無農薬野菜なので、出汁をしっかり取っても安心ですね!
そんなベジブロスと豆乳に加えて、ポイントは白味噌。
ここでも濃厚すぎない味噌のコクと旨味が感じられます。
玉ねぎの甘みとしめじやマッシュルームも加わって全体的なバランスもよく、とってもおいしかったです!!
個人的にこのスープが本日一番ハマりました◎
自然栽培の食材を使った料理だからこそのおいしさ
動物性食材を一切使用しないヴィーガン、農薬や肥料に頼らず育った有機野菜を厳選して使って考えられた数々のメニューは、どの食材も自然栽培の食材そのものが持つ甘さや歯ごたえそのままに、白味噌や塩麹、ベジブロスなどででしっかり味わい深く、パイナップルなどのアクセントも効いていて、優しくも力感じる味でどのメニューも本当においしかったです!
MasaoさんとYuiさんのメニューへの想い
食事の時間の終盤には、質問タイム!ヴィーガンってどういう考え方?家ですぐ始められそうな調理は?などのHIKERからの質問に、優しく丁寧に教えてくださり、お二人の想いがしっかり伝わってきました。
ヴィーガンやオーガニックと聞いてよく先入観を持たられる、「物足りなさ」「味の薄さ」を払拭するために試行錯誤して丁寧に作られていると話をしてくれたMasaoさんとYuiさん。現在開発中のメニューは大豆のたんぱく質から出来たお肉の食感に似た「大豆ミート」を使った「大豆ミートのカルビ」だそう。メニュー選びや開発中の想いを話されているYuiさんはとてもキラキラされていて、メニューづくりへの強い想いが表情からも伝わってきました。
優しく柔らかい雰囲気の中にも凛とした強さがあるお2人。また絶対お2人の料理を食べたいなと心温まるPOP-UPでした!
みなさん、KitchHikeメンバーになって、一緒に世の中をおいしくしませんか?