イタンジの営業組織では、女性メンバーも活躍中! 不動産業界の営業組織というと、かなりゴリゴリなイメージもありますが実際はどうなのでしょうか…? 現フィールドセールスのマリックと、元インサイドセールス(現人事)の田村に話を聞きました。
マリック:21新卒。現在フィールドセールス(以下FS)として『更新退去くん』の営業に従事。22年6月、7月は連続で成約数1位を記録するなど、持ち前のコミュ力を生かして活躍中。
田村:21年7月、インサイドセールス(以下IS)としてイタンジに中途入社。その後縁あってHR div.に異動。
チームで高め合う、イタンジの営業組織
– 早速ですが、営業組織の雰囲気について教えてください。
マリック「イタンジでは『営業のやり方は必ずコレ!』という決まったやり方がないので、チームによって色がかなり違います。わたしの所属しているチームは、“自分らしさ” を営業に活かす特徴があります。目標の数字自体はもちろんあるのですが、どう達成するか…いわば、山の登り方は自由という風潮です。逆にFS全体で共通していることは、チームで数字を追っていくので、お互いに助け合う意識は強いほうだと思います。どちらかというと部活動のように、わいわいしている雰囲気ですね」
FS マリック
田村「ISも、チームで足並みを揃えて動いています。それでいて、個性を潰すような組織ではないので、それぞれが力を発揮して、アポをとってFSにつないでいます。最近、同期入社したメンバーがリーダーに抜擢されていました! ISは比較的新しい組織なのですが、これからさらに体系化されていって、より働きやすくなるのではないかなと思います」
– 何をするか、だけではなく、誰と働くかも重要な要素だと思いますが、営業組織にはどんなメンバーが多いですか?
マリック「まずリーダーの特徴は、もちろん圧倒的な数字の成績と、この人についていこうという安心感がありますね。たとえば1on1などの時間で何かを相談しているときは『イタンジの社員としてこうありなさい』という話ではなく『人生を通してどうなりたいのか、そのためにはどんなスキルセットを身に着けるべきか』など人として成長できるためアドバイスをくださるので、信頼感があります。メンバーも、熱がありつつも温かい人が多いですね。どのチームもお互いに高め合う風潮があるため、営業としての熱を交じえながらも、居心地のよさも感じることができています」
田村「営業に限らず、イタンジには『他者に染まらない』メンバーが多いなと思います。私自身は学生時代に陸上部、ファーストキャリアで証券会社、と体育会系な組織に長くいたこともあって、どちらかというと規律に染まるほうが居心地よく感じるタイプなんです。なのでイタンジに転職してきてすぐは、個人主義的な雰囲気に戸惑いを感じました。今は慣れましたが!」
マリック「イタンジは本当にそうですよね。ある意味『自由』であるからこそ個人で動くこともできて心地よいところもあるのですが、組織が大きくなってきて、これからは連帯感や一体感を感じられるよう、会社のカルチャー創りも大事だと思っています。今まさに全社的に取り組んでいる課題であり、その一環としてわたしと有志のメンバーで『カルチャー推進プロジェクト』をおこなっています」
田村「人事としてもいろんなイベントを企画中です! 人事として会社のカルチャー醸成に関わる機会はなかなかないと思うので、貴重な経験ができています」
– 本当にいつも盛り上げてくれてありがとう! ちなみに、営業組織に“詰める文化”はありますか?
マリック「詰める、というのはないですね。詰めるのではなく、リーダーもメンバーも状況や解決策について一緒に考えようか、という形で話し合うことが多いです。話し合う場としては、毎日チームごとで夕会を開催しています。わたしのチームではメンバー9名で集まって、案件の進捗や疑問や情報を共有する機会にしています」
– 9名でのミーティングって、発言のしにくさを感じることはないのでしょうか。
マリック「正直、ありました。特に新しく入ったメンバーは発言しにくいですよね。だからこそ、『発言しにくい』という問題意識を早い段階でみんなで共有することができて、今は夕会の最初にちょっとしたアイスブレイクを入れるようになりました。本当にちょっとしたことですよ、好きな色をそれぞれ言っていくとか(笑)。こういう小さなことでも、だいぶ場の空気がほぐれます」
田村「そんなふうにして、チームのカラーってできていくんですよね」
マリック「そうなんですよ! このアイスブレイクを提案してくれたのは、実は入ったばかりの新卒の子なんです。新卒メンバーが入ってくると、チームに新しい風が吹き込む感じがしますね」
女性も大歓迎! 長く安心して働ける環境づくり
– 営業組織の雰囲気がよいのは、客観的に見ていても感じますが、男女比率でいうとかなり男性多めですよね? そういう意味で、孤独感や働きにくさを感じることはありませんか?
マリック「・・・・・・・・」
田村「・・・・・・・」
– …え、どういう沈黙?(笑)
マリック「いや、わたし全然感じないんですよね。男女問わずコミュニケーションをとることは好きですし、学生時代もどちらかというと一匹狼的に行動することが多かったので、男女比が気になることはなかったです」
田村「わたしも、証券会社時代はもっと女性が少なかったので、そこがネックになることはなかったですね。わたしがISに入ったとき、自分が初の女性だったので『孤独を感じていない?大丈夫?』と気を遣っていただいたこともあったのですが、わたしはそういうタイプではなくて(笑)。むしろ、これから来る女性メンバーが安心して入ってこられるように、雰囲気作りをしていこう! と燃えていました」
– お二人ともたくましいですね!
マリック「ただ、みんながみんなわたしたちみたいなタイプではないのはわかっていて。女性同士のほうが話しやすいことも実際あると思うので、気軽に相談できるような相手であれるよう心がけています」
田村「営業に限らず、女子同士でも仲よいですよね。わたしも入社タイミングが近い女子3人で『わくわく会』というのを定期開催しています。部署をこえて集まっておしゃべりするのが楽しいですね。これから入ってくる女性メンバーも、孤独感を感じていないかどうか、定期的にお声かけをしてフォローしていきます」
– GAグループには出産や育児をサポートする仕組みも手厚くあるので、長く働くことを考えても安心できる環境だと思います。
マリック「そうですよね! 役員の方々も、お子さんの送り迎えに参加している方もいて、子育てに理解のある環境だなと感じています」
田村「人事にも幼いお子さんのいるメンバーがいますが、みんなでフォローしあってうまくまわしています。まだ前例はないのですが、男性ももちろん育休をとることができるので、男女問わず子育てとの両立はしやすいと思います」
自分の色を出して、活躍する
– イタンジに来てから、これがつらかったというエピソードはありますか?
田村「人事に異動した当初は未経験のことばかりで、慣れるまで大変でした。GAグループの新卒採用プロジェクトにも参加していたのですが、一日に9人の方と面接する日もあって、もう本当に忙しくて。お一人おひとりとの貴重な機会なのに、楽しむことができなくなってきてしまったのが、今振り返るとつらかったです。最近はPDCAをまわしながら成果を出すことができるようになってきて、再びやりがいを感じられるようになってきました。自分の中でうまく緩急をつけ、いきいきと働ける状態を維持することが大事だなと思うようになりましたね」
マリック「FSも同じですね。一日中、隙間なく商談に追われると、作業になっているのではと感じる瞬間があります。営業は、お客様とお互いに話していて楽しいと思えることが、大切です。そういうときは商談数や仕事量を見直して、自分が最大の価値を発揮できる負荷に調整する必要がありますね。だからある意味、多少わがままを言えないとやっていけないと思います。商談に追われるような状況になったとき、上司に『これは自分の手に負えないです!』と言えるかどうか。黙っていたら、どんどん負荷が上がっていって、つらくなると思うので」
田村「たしかに。そういう意味でも、イタンジには意志の強い人や自分の色がある人が多いし、そういう人のほうが合うと思います」
– ご自身の仕事の中で、自分の色が出せていると感じることはありますか?
マリック「わたしは21卒でまだまだ経験も浅く、不動産業界の知識量やコンサル的な視点で先輩たちに敵いません。ですが、人と話すのが大好きで、すぐに打ち解けることができるという性格が武器になっています。また、男女でラベリングする意図はないのですが、チームの他の男性メンバーと比べて、自分は細かいことに気がついたり、相手が気にすることを何気なくフォローすることが得意かなと思います。それによってお客様に『何か困ったことがあったらとりあえずマリックさんに電話しよう』と思っていただける、そんな関係性が築けているのかなと。サービスを導入するとなったら、ちょっと困ったときでも気軽に電話できる担当者がいるというのが、お客様にとっても心強いと思うので」
田村「わたしの場合、コミュニケーション能力が営業にも人事にも生かせていると思います。人と話して、相手を理解したいという気持ちが大きいので、すごく合っていると思います」
元IS・現HR div. 田村
– 最後に、お二人がこれから実現したいこと、未来のビジョンについて教えてください。
田村「人事経験も、セールス経験も、どんな仕事にでも生かせると思っていますが、将来的にはまたセールスに戻ることも選択肢にはあります。やっぱり、チームで目標を追って、達成感をともに味わえる醍醐味は、営業ならではだと思うので。一方で、もし人事を突き詰めていきたいと思えたら、それもよいと思っていて。なんにせよ、自分の持ち味を生かして活躍したいです」
マリック「自分の将来像を自分自身で決めてしまいたくないので、未来のことは『わからない』です。ですが、少なくとも今は “働く” を楽しめているので、当面は集中して営業をやっていきたいと思います。また、カルチャー推進プロジェクトもまだまだできることがたくさんあるので、これからも頑張っていきます!」
イタンジでは、女性メンバーもたくさん活躍しています! ワーママ対談もぜひ併せてご覧ください♪