6月某日、新卒研修の成果発表会が行われました!
今回は、アイエスエイプランの他社とは違う新卒研修に迫りたいと思います!
新卒研修の変遷
アイエスエイプランでは、かつて新卒研修を研修企業に委託していました。
そこでは、ビジネスマナーから始まり、プログラミングの基礎やチームに分かれての開発演習を学びました。研修が終わってそれぞれのプロジェクトに配属される社員の様子を見てみると、プログラミングの基本文法が身についていなかったり、システム開発に必要な知識が身についていなかったりと、新卒研修で学んだはずのことが身についていない状態でした。
このことから、新卒研修を外部企業に委託すると、研修内容が計画的に進む一方、社員の理解度を見ながらフォローアップするといった研修内容を調整することは難しいのではないかということを学びました。
そこで、社員の理解度を確認しながら研修内容を変更・修正できるように、社内で新卒研修を企画・運営することにしました。これにより、社員がプロジェクトに配属されてから即戦力として活躍できるようになることを目指しました。
(社内の新卒研修の様子)
新卒研修を社内で実施するようになると、社員の理解度に合わせて研修内容を調整できるようになりましたが、また別の問題が見えてきました。それは、ただプログラミングができるようになるための新卒研修では、配属後に社員が活躍できないということです。
アイエスエイプランのミッションは「クライアントの本質的な課題を解決する」ことです。
新卒研修でプログラミングを学べば、設計書通りにシステムを開発することはできるようになりますが、それが本質的な課題解決に繋がるとは言えません。
ミッションを達成する人材を育成するためには、新卒研修で、クライアントの本質的な課題を発見するところから、その課題をどのように解決するのかを提案できる、その力を身につける必要があります。
そのため、システム開発の進め方に加えて、プレゼンテーション資料の作り方や課題の分析方法についても新卒研修で学ぶようになりました。
このように、アイエスエイプランでは、初めは研修会社に新卒研修を委託していましたが、自社で研修を行うようになり、その内容も年々進化して現在の研修内容ができあがりました。
今年の新卒研修
毎年進化するアイエスエイプランの新卒研修ですが、今年の新卒研修は、①自立、②FACT、③TEAMというゴールを掲げてスタートしました。
①自立
プロジェクトに配属されてからは、プロのITコンサルタントとして働きます。そのため、仕事が難しくても「新人なのでできません」といった言い訳は通用しません。知識や経験の有無に関わらず、「仕事を完遂できたかできなかったか」にこだわることができる人材になることを目指します。
②FACT
事実だけ、自分の熱い想いだけを伝えるのでは、クライアントの課題は解決しません。
アイエスエイプランのミッション「クライアントの本質的な課題を解決する」の達成に近づくために、事実とそこから考えうる仮説、それらを踏まえた自分の意見を分けて説明できる人材になることを目指します。
③TEAM
「自分のタスクが終われば良い」という考えではなく、「チームで成果を出すためには何をすべきか」を考えて行動できる人材になることを目指します。
新卒研修のゴール(新卒研修キックオフ資料より)
新卒社員はこれらのゴールを目指して、初めの1ヶ月にプログラミングの基礎を学び、その後2ヶ月間でチームに分かれてECサイトの開発演習を行いました。
成果発表会
成果発表会では、ECサイトにどんな機能を実装したのかということ以外にも、開発を進める中でどのようなバグが見つかったのか、その傾向や原因についての分析をどのように考えたかが発表されました。
発表後には実際のプロジェクトで開発に携わっているPLから、バグの内容から考えられる原因が本当に正しいのかなど、新卒社員が考えた内容に対する鋭いコメントが続いていました。
新卒社員は、自分のチームでは考えられていなかった視点での指摘を多くもらい、学びのある成果発表会になったようでした。
プロジェクトに配属されてからも、自ら考え先輩からのフィードバックをもらいながらどんどん成長していくことを期待しています!
終わりに
今回は、アイエスエイプランの新卒研修について紹介しました。
ただプログラミングができるようになることがゴールではなく、「クライアントの本質的な課題を解決する」というアイエスエイプランのミッションが体現できる人材になるために、現在の新卒研修が考えられて作られていることがわかりましたね。
このような新卒研修を受けて、クライアントの本質的な課題を解決する人材を目指したいという方、ぜひアイエスエイプランで働きませんか?