こんにちは! ICONICの採用担当です。
海外で働くのであれば、仕事だけじゃなく、プライベートも気になるかと思います。そこで今回は、オフの過ごし方について、(根掘り葉掘り)聞いてみました!
池田 祐子
ICONIC Vietnam、組織人事コンサルタント
入社6年目
犬と仲良くなると、ベトナムでの生活がもっと楽しくなる
—週末はどんなことをして過ごしていますか?
飼っている犬と遊んだり、カフェ巡りをしたり、最近は刺繍や押し花アートといったDIYショップに行くことにもはまってます。
—すごくアクティブですね!
いや、ぜんぜんそんなことないです。もともと出不精なので、外に出る口実をあえて作ってる感じです。犬がいなかったら、休日は家から一歩も出ないので…(笑)。
—犬は、もともと好きなんですか?
実は、苦手でした。でも、ベトナムって犬を飼っている人が多くて、犬が庭先や道路に座っていることもよくあるんですよね。スーパーに犬を連れて入っても、問題ないですし。夫にも「ベトナムで生きていく上で、犬が苦手って不自由じゃない?」と言われて。それで一大決心をして、トイプードルを飼いはじめたというわけです。
—その後、犬嫌いは克服できましたか?
はい、もちろん!
犬が一緒に入れるカフェにも行ったりしています。といっても、出不精なのでたまにですけどね(笑)。
在住日本人の子どもたちむけに勉強を教えたりもしています
—池田さんは、日本人のお子さんむけに勉強を教えているそうですね。
はい、日本人の小中学生を対象に、進学や補習といった目的で指導をさせていただいています。もう、かれこれ5年くらい続けています。インターナショナルスクールや現地校に通う日本人の子女向けに毎週末開講される日本人補習校で教師をしたりもしていました。
—進学というと、受験対策でしょうか?
そうなります。実は、ベトナムの日本人学校は中学校までしかないんですね。そうなると高校は、ベトナムのインターナショナルスクールか日本の高校に進学することになります。日本の高校に進学する場合は受験対策が必要になるというわけです。MARCH以上の大学の附属校など上位校を狙っている生徒も多いので、日本国内にいる中学生と同じようにガッツリ受験勉強をしています。
一方で、補習はいろんなケースがありますね。学校の授業についていくためや、日本の小中学生が勉強していることを教えるというケースも多いです。たとえば、インターナショナルスクールに通っていると「漢字が書けなくなっちゃった」という生徒さんもいるんですね。こういう日本ならではの教育、学習をサポートするイメージです。
—なるほど! 小学生、中学生といっても、日本とベトナムの教育では教えていることが違うので、その差を埋めるために学校以外の勉強が必要ということなんですね。ちなみに池田さんは、どの科目を教えているんですか?
ほぼ全科目で、一番多いのが数学ですね。英語はネイティブの英会話の先生がいたり、すでに身に付けてる子どもも多いので、ベトナムでは教えることが少ないです。
子どもから学べることって、意外と多い!
—どうして子どもたちに教えることを始められたんですか?
大学、大学院にいた合計6年間、塾でアルバイトをして楽しかった経験が原体験になっています。塾といってもマンツーマンで教えるスタイルで、教え方や生徒さんへの接し方は家庭教師に近い形でしたね。毎日、学校が終わってからすぐ塾に直行、16時〜21時までフルに授業をして、夏休みは朝から晩まで塾にいたと思います(笑)。
それくらいのめり込んでいたので、どんな形にせよ、子どもたちに教えることはずっと続けたいと思っていたんですね。こうした想いから、仕事がオフの時間を活用して、知り合いの塾を手伝ったり、週末の日本人向け補習校で教師をしたりする中で、生徒さんに1対1で教えるようになったというのが、経緯になります。
—本当に、教えるのが好きなんですね。
当時は意識してなかったのですが、小中学生と一緒に勉強していると柔軟な発想に驚かされたり、「こっち(小学生が見つけたやり方)の方が、たしかに早く計算できるかも」と気づきがあったりするのが、とてもおもしろくて。ちょっとカッコよく言うと、学ぶのが好きなんだと思います。「受験」という人生の大きな局面に、子どもたちと一緒に立ち向かえることにも、大きなやりがいを感じていますしね。
もうひとつ、ビジネスの場では出会わない方と出会えるのも、続けている理由のひとつです。生徒のお母さんからは、どこの食品や日用品がオススメかとか、おいしいスイーツのお店の情報など、ベトナムでの暮らしを楽しく・快適にする住まい術をいろいろ教えていただいています。
—オフの時間もすごく充実した海外生活を送られているんですね!新しいメンバーが入ったら、ぜひ、ベトナムでの色々なオフの楽しみ方を教えてあげてくださいね。