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人材紹介ビジネスと働き方、日本とベトナムでどう違う?

こんにちは! ICONICの採用担当です。

今回は、日本と海外における人材ビジネスや業務内容の違いについて、日本とベトナムの両方で人材紹介コンサルタントとしての経験を持つ五十嵐さんにお話をお聞きしてみました。

五十嵐 あすか
ICONIC Vietnam、人材紹介コンサルタント
入社2年目、前職は人材紹介会社の営業@日本


マイノリティでいることは居心地がいい

—入社理由は「海外に住みたかったから」とのことですが、そう思うようになったきっかけはどんなことだったんですか?
大学の頃から海外に興味を持つようになって、カナダに1ヶ月、東南アジアに3週間と、短期ではありますがいろんな国を訪れました。この経験自体はとても楽しかったのですが、一方で、物足りなさも感じていて。それで海外に住みたいと思うようになったんです。


—たしかに旅行だと、あっという間な感じですよね。「海外」のどんなところに魅力を感じているんですか?
ひとつは、好奇心を掻き立てられること。というのも、海外では、日本人がマイノリティであるが故に、まだまだ知らないことも多く、好奇心が掻き立てられる機会が豊富にある点が魅力的です。

もうひとつ、東南アジアならではのところでいうと、今まさに経済が急成長の真っ只中にあり、人口がどんどん増えていることです。国が大きくなっていくフェーズを体験できるのは、とてもワクワクします。



—ICONICへの入社の決め手となったのは、どんなところだったのですか?
前職も同じ人材業界だったのですが、かなり規模の大きい会社だったんです。なので、次に入る会社は少数精鋭で、経営層に自分の意見を直接伝えられる環境に行こうと決めていました。

その中でICONICへの入社を決めた一番大きなポイントは、経営層との距離が近く、自分が求めていた環境にフィットしていたことです。加えて、若いメンバーが多く、今の自分にカルチャーマッチしそうだと感じたのも大きな要因です。


人材紹介で成果を出すコツは、社内でのコミュニケーション

—続いて、仕事内容について聞かせてください。どのような業務を担当されているのですか?
日本人の紹介はリクルーティングアドバイザー(RA、法人営業)、キャリアアドバイザー(CA、求職者対応)の両面、ベトナム人の紹介はRAのみを担当しています。わたしが所属している部門のメンバー構成比は、日本人3割、ベトナム人7割になります。


ー日本人紹介とベトナム人紹介、どちらの割合が多いのですか?
売上構成比としては、ベトナム人紹介が日本人紹介の5倍ほどで、圧倒的に多いです。ベトナム人紹介の場合、私が担当するのはRA側のみで、求人の獲得からベトナム人CAへの共有、面接・内定までのフォローを行なっています。

日本では必要に応じていろんな仕事をやってくれる「ジェネラリスト」採用が中心ですが、ベトナムの転職は欧米と同様、「スペシャリスト」採用になります。そのため、ベトナムの転職市場にどのような人材がいるのかを正確に把握して企業との面談に臨む必要があり、ベトナム人CAとの密なコミュニケーションが重要になってきます。

また、ベトナムの人は昇給や昇進などのチャンスがある環境を好むなど、日本人とは国民性が違う部分も多くあります。そこで、ベトナム人ならではの傾向などをベトナム人CAから教えてもらい、魅力づけ(※応募先企業に興味を持ってもらうこと)できるように工夫しています。


—同じ人材ビジネスでも日本と海外では違うことも多く、その溝を埋めるためにベトナム人CAとの連携が必要になるというわけですね。少し話が戻ってしまうのですが、求人獲得はどのようにしているのですか?

入社して1年目はテレマ(電話営業)をしたり、日本企業が集まる大規模な立食パーティーや日本人コミュニティで名刺交換をしたりと、新規アプローチをたくさんしていました。

そうしてできた知り合いから、「採用を検討しているので、手伝ってもらえませんか?」とお声がけいただけたり、候補者として知人を紹介することも、最近は増えています。

もちろん、既存顧客への定期的なアプローチなどをきっかけに知り合いづての求人や候補者の紹介をいただくようになるなど、顧客基盤が徐々に厚くなっていっているのを感じています。


日本のキャリア・働き方観はガラパゴス!?

—日本とベトナム(海外)の働き方で、違いを感じることはありますか?
ありますね。国の成長フェーズが違うが故に、働くスタンスも大きく違うように感じています。

私が日本で仕事をしていた頃は、国として働き方改革を掲げていたこともあり、より安定した働き方を求め、実践している人が多かったように思います。一方ベトナムは、今まさに大きく成長しているフェーズで、ハングリー精神のある人材が多いなと感じました。

たとえば、ベトナムではスタートアップ企業はとても人気があります。なぜかというと、立ち上げのフェーズで加わり、会社が拡大することで、昇進・昇給のチャンスがあるかもしれないという期待があるからです。ICONICのベトナム人スタッフもそういったハングリーさを持つメンバーが多く、刺激を受けています。



—日本では近年、働き方改革で残業を抑制する動きが出ていますが、ベトナムではいかがですか?
そもそも残業する文化がないですね。あくまでもイレギュラー対応という感じです。業務量も各々が調整していますし、実際にわたしも、定時で帰ってることがほとんどです。もちろん、仕事に対して手を抜いているとかはまったくないですし、月次の目標も達成できていることのほうが多いです。


—なんとも羨ましい! 五十嵐さんはベトナムに行って1年半ほどになりますが、働き方に対する考え方も変わってきましたか?
そうですね、変わったと思います。日本にいた頃は他人に勝つことだけが目標でしたが、今は、自分ができることを増やしたいという考え方がプラスされた気がします。


自分らしく働きながら、上を目指したい

—さきほどは日本と海外での働き方の違いをお聞きしましたが、ICONIC特有の良さや他社と違うところはありますか?
意思決定をする経営層の方々が、いつでも話を聞いてくれる距離にいることは大きな違いだと思います。意見を言いやすいだけでなく、フィードバックを通して会社の考え方がわかった上で働けるので、会社の一員だという一体感を持てる気がしています。


—大きな会社だと、チームや部署で動くことが多くて、会社全体という感覚が持ちづらいこともありますからね。最後に、これからの目標や挑戦したいことをお話しいただければと思います。
わたしが成果を出すことで、事業全体の売上や利益が増えて、さらに、事業拡大に向けた予算も増やせる。こんなふうに、個人の努力が会社の成長にダイレクトにつながっているのが、とてもやりがいを感じるんです。そこでまずは、目標の大幅達成を目指しています。大幅達成すれば、昇給や昇進のチャンスもありますからね(笑)。


—ICONICは成果を給与や評価に反映させる仕組みですからね。五十嵐さんの今後の活躍に、期待してます!





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