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人材業界出身のメンバーが語る、採用コンサルタントの魅力

今回はHeaRのNX&採用コンサルティングとして働く石川さんにインタビューしました。石川さんはHR業界で豊富な経験を持つ敏腕コンサルでありながら、母親としての一面も持っています。そんな石川さんがどういった思いで採用コンサルタントという仕事を選び、HeaRを選んだのか。採用コンサルティング事業の魅力と特徴についてインタビューしました!

※HeaRでは人事部のことをNX(Nakama Experience)と呼んでいます。

”人に前向きな影響を与えたい!”とHR業界へ

まずはじめに自己紹介をお願いします!

石川です。HeaRでは採用コンサルタントとNX(Nakama Experience)を担当しています。これまでHRを中心に4社を経験しています。新卒で株式会社マイナビに新卒領域の営業として入社。出産を機に退職後、1年間の主婦を経験した後に人材ベンチャーに入社しました。そこで4年間在籍し、新卒紹介事業部を立ち上げました。その後、株式会社コドモンという子ども施設向けにSaaSを展開しているIT企業に営業・広報のサポートとして入社。これまでのHR業界とは全く異なる業界で裏方の仕事をしていましたが、11ヶ月で退職し、HeaRに採用コンサルタントとして入社をしました。今は採用コンサルティングに加えて、NXとして採用や組織開発も担当しています。

夢や目標は何ですか?

”人に前向きな影響を与えられる人になる”というのが目標です。そのキッカケは私の中学生時代の経験にあります。当時の私は前に出ることが苦手で、思ったことを言えない性格でした。そんなとき、前向きな影響を与えてくれる先生に出会ったことで、とてもポジティブな行動ができるようになりました。この経験から”私もこの先生のようになりたい”と思うようになり、大学生までは教師を目指していました。ただ、大学で勉強をしていく中で”前向きの影響を与えられるのは教師だけではないのでは?”と考えるようになりました。その結果、多くの人の人生に関わりプラスの影響を与えることができたら素敵だなと思い、HR業界を選びました。



”母親と自分のやりたいこと” 両立までの葛藤と転職

HR業界の経験が豊富ですが、HR業界とはどのような業界ですか?

人に関わることは全てHR業界かなと思います。採用に限らず制度設計や組織作りなども含んでおり、とても幅広い業界だといえます。その中で私は主に「採用」に関わる部分を経験してきました。

今まで経験してきたエージェントと比べ、採用コンサルティングはどんな特徴や違いがありますか?

エージェントは求職者の就職支援とクライアントの採用支援のtoC、toB両面に関わるのに対し、採用コンサルティングはクライアントの採用支援(toB)がメインになります。

エージェント時代は、CA(キャリアアドバイザー)として自己分析や面接対策、企業の紹介を行ったり、RA(リクルーティングアドバイザー)として新卒採用を行っている企業の採用支援を行っていました。主に採用課題や求める人物像をヒアリングし、マッチする学生さんをご紹介するという、いわゆる母集団形成の支援がメインでしたね。このようにto Bとto Cの両面から関わることができ、入社後どのように活躍していくのかまで見守ることができるのはエージェントの良さだと思います。

これに対してHeaRの採用コンサルティングは、採用戦略の設計から母集団形成まで一気通貫でご支援しています。例えば、”ペルソナがわからない”や”どういう媒体やチャネルを使って母集団を作ればよいかわからない”、”採用ターゲットに対して魅力をどう伝えればわからない”などの企業の課題に対して、上流から支援ができるのは採用コンサルティングの魅力だと思います。エージェント時代にとても素敵な企業にも関わらず、採用活動で魅力の発信ができていないことで、採用に苦戦している企業をいくつも見てきました。エージェントはこの採用戦略に対しては深くは関与できなかったですが、採用コンサルティングはこういったところを全部変えていけるのが違いかなと思います。

HeaRにJOINするまで3社経験されていますが、転職を考えるキッカケは何だったのでしょうか?

1社目の退職は出産が理由で転職ではなく退職をしています。2社目はマイナビ時代の上司が立ち上げた会社に声をかけていただき、当時無職だったのとミッションへの共感が大きかったので働かないという選択肢はなかったでです。2社目を転職しようと考えたのは、子どものある一言がきっかけでした。当時、とても楽しく仕事ができる環境でしたし、4年間働いて”仕事が嫌”と感じたことは一度もありませんでした。ただ、その分気がつけば毎日夜遅くまで仕事をしているという状況でした。その結果、子どもとの時間を最小限にして仕事をしていました。子どもが小さい時はそれでも良かったのですが、物心がつき始めた頃に、「ママいつも仕事ばかりだね」と言われたことがありとてもショックを受けました。私は仕事が好きでハードワークを続けていましたが、家庭や子どものことを考えたときに、この働き方を続けることは難しいなと思うようになり転職を考え始めました。そのため当時の転職の軸は①働き方を変えること②子どもに関わる仕事がしたいという2つでした。そんな時に株式会社コドモンという会社に出会いました。HR業界ではなかったですが、ミッションに共感したことと、パパママも活躍していて転職の軸にマッチしていると感じ転職しました。

一度HR業界を離れましたが、HRに戻りたいと思うキッカケは何かあったのでしょうか?

”自分が本当にやりたいこと”を再認識したことです。コドモンはミッションもプロダクトも、人や環境もとても素敵で私自身も楽しんで仕事をすることができていました。そんな中、私がHR業界に長くいたこともあり、後輩や友人からキャリア相談を受けることが増えていました。私は素敵な会社に出会って前向きに仕事をする一方で、働くことに悩む人がたくさんいることに改めて気づきました。キャリア相談を通して、私が本当にしたいことは”人に前向きな影響を与えること”だと再認識するようになりました。

また、コドモンで働いたことによって「家庭も仕事もどっちもわがままに働いていいんだ。働き方も自分次第。」って気づいたんです。

例えば、今までは仕事のために子どもの保育園のお迎えが遅くなっていましたが、コドモンではフレックスを活用して早くお迎えにいったり、中抜けをしたり柔軟に働いていました。「子どもがいる中での働き方」にたくさん悩んできましたが、今までこういう柔軟な働き方をしていいということを自分が知らなかっただけだったんです。HR業界はハードワークと言われることもありますが、この柔軟な働き方を自分が好きなHR業界でできれば、子どものことも解決できるし、私自身も仕事を楽しむことができると思いました。また、母親が楽しんで仕事をしている姿を子どもに見せることで、大人になることや人生にワクワクしてもらえるのではと思っています。



HR業界に戻るにあたって、HeaRにJOINする決め手は何だったのでしょうか。

決め手は代表の大上との面談でした。元々TwitterでHeaRのことを知っていて、”青春の大人を増やす”というミッションを素敵だなと思っていました。しかし、、「きっと若くてワイワイした企業なんだろうな、今年30歳になる私に合うのかな」と思っていました(笑)
ただ、ミッションはとても素敵で私の目標ともマッチしているので一度話を聞いてみたいと思い、大上とカジュアル面談を申し込みました。大上はロジカルな面とエモい面を併せ持つギャップがある人で、面談時に青春の大人を増やしたい理由をエモさだけでなくロジカルに教えてもらい、気がつけば”この人と働いて、この会社を大きくしたい”と思うようになっていました。

またHeaRの採用ポリシーで” 働く前にぜんぶ聞こう。働く前にぜんぶ話そう。”があるのですが、選考過程で本当に全てを赤裸々に話すことができたのも決め手の1つです。例えば、「本気で働きたいけど、子どもとの時間を大事にしたい。延長保育はしたくない。」という話をすると、仕事と育児を両立できる方法を一緒に真剣に考えてくれました。HeaRで働くための今後の人生のすり合わせをさせてもらいました。ここまで真剣に人生について考えてくれたからこそ、HeaRにコミットしよう!と思うようになり入社の決め手になりました。

青春の大人をたくさん増やすことができる。採用コンサルティングとして叶える夢

採用コンサルタントになった今だから思う、エージェントで良かったことや悪かったことはありますか?

学生に寄り添ってキャリアを考えることができたのはとても良かったです。私のスタイルとしてはただ求人を紹介するのではなく、一人ひとりの人生に寄り添い”キャリア”を紹介するというやり方でした。モチベーショングラフをもとに今までの人生をヒアリングし、性格や決定軸を考えてマッチした企業を紹介することをしていました。また場合によっては大学院への進学やスポーツのプロ志望を勧めていました。エージェントの域は少し超えていますが、それくらい学生に寄り添って考えることができたのは自分にとって良かった経験です。

逆に難しかったことは、影響を与えることができる人数や範囲に対して、100%の支援ができないことでした。エージェントとしてできることは、自社と関わりのある企業と学生を繋げることで、ミスマッチを完全に防ぐことができませんでした。また支援できる人数も限られています。そのため、”たくさんの人に影響を与える”ということはできないため、モヤモヤする場面がありました。

エージェントでモヤモヤする場面があったということですが、採用コンサルティングだからこそ良かったこと、難しかったことはありますか?

企業の採用に上流から入り込めることはとても魅力に思っています。例えば、”入社後の活躍”を目標にして、ミスマッチが起きないよう採用の戦略設計から母集団形成までを企業と一緒に考えることができるのはやりがいです。そこで活躍する人が増えれば、青春の大人を増やすことができる。こういった形でたくさんの企業を支援することでさらに青春の大人を増やすことができるのでとても価値がある仕事だと感じています。

一方で、候補者との直接的な関わりは少ないので、実際に入った人が本当に青春できているかどうかまでは確かめることができないというのはありますね。

”候補者に深く関わることはできるけどマスへの影響が与えられない” or ”企業の支援に入ることでマスへ影響を与えられるが候補者との関わりが減ってしまう”というのはHR業界でも好みが別れるポイントかもしれないですね。



採用コンサルティングで活きている前職の経験やスキルはありますか?

たくさんありますね。支援する企業の多くはエージェントを利用していることが多いので、状況ごとにそのエージェントの考え方を想像して、最適なコミュニケーションのとり方を提案をしています。例えば、”紹介してもらいやすくなる自社の魅力の伝え方”などエージェントを経験したからこそわかることがたくさんあるなと思います。他にも求人広告の経験から、応募の増えやすい求人票の出し方や読まれやすいメールの打ち方などを提案できたり、候補者と密に接していた経験から”候補者から好感をもたれる人事”がどういうものかも提案できるので、前職の経験はたくさん活かせています

候補者と企業の両方の気持ちに共感できるので、採用コンサルティングでは第三者目線で提案できるのはとてもいいですね!では、HeaRで採用コンサルティングとして働く魅力は何でしょうか?

クライアントの採用成功に向けて、なんでもできることです。採用戦略設計、採用ブランディング、候補者体験向上、母集団形成、制作物……と支援の幅も深さもあるのがHeaRの魅力です。お客様の課題に合わせて、ご支援できるのはやりがいですね。 またそれだけ幅広い経験をすることができるのでとても成長ができます。その分すごく大変ですが、”採用に関わることならなんでも任せて!”となるまで鍛えれるのがとても魅力だと思っています。

HeaRの採用コンサルティングに向いている人ってどんな方だと思いますか?

3つあります。1つ目は”愛”がある人です。企業によって課題は異なり、またテンプレートの少ない仕事になるので、課題解決のために企業と同じ目線で考える必要があります。そのためにはその人や企業に興味を持ち、好きなる必要があるので”本質的な愛”は必要だと思います。

2つ目は”0→1"を楽しめる人です。採用コンサルティングは正解がない仕事です。HeaRは採用成功事例やノウハウをたくさん持っているものの、絶対にそれが成功するということはありません。そのときに、課題に対して情報収集しながら自分でどうするべきかを考えることになるので、”0→1"を楽しむ気持ちは採用コンサルティングに必要な素質だと思います。

最後はポジティブなエネルギーを持つ人です。私は人事職はカオスだと思っています(笑)業務範囲も広く大変な仕事なので、体力的にも精神的にも大変な瞬間がたくさんあります。採用コンサルタントはそんな人事の心の拠り所になって、前向きになってもらえる状況が作れる人にとても向いていると思います。

─ ありがとうございました!

家庭と仕事の両立、そしてHR業界への想いが伝わってきましたね!
採用コンサルの仕事は、HR業界で働いた経験が必ずどこかで活きてくるのではないかと私は思います。

また、今回はママの働き方もお伝えしましたが、HeaRはスタートアップの企業でまだまだ「カオス」な状況が続いております。

少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ下の求人よりご連絡お待ちしております!

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