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メンバーインタビュー|経営課題を乗り越え、TOMOS拡大に貢献を。 ~グッドルーム史上最速で昇格したマネージャーが語る、仕事の面白さ~

Minori.I
上智大学 総合人間科学部卒。2018年、新卒でグッドルーム株式会社に入社。2022年6月、グッドルーム史上最速の入社5年目でマネージャーに昇格。自身もプレイヤーとして活躍しながら、リノベーション事業部 営業部のマネージャーとして、事業部全体の予算・利益達成に向けたマネジメント業務全般を担っている。


ビジネスモデルに惚れ込み、入社を決意。

ー学生時代のエピソードや、就職活動について教えてください。

大学では総合人間科学部で社会学を専攻していたのですが、経営学にも興味があり、ビジネスコンテストにもたびたび出場していました。事業企画やサービス開発など、経営者目線で考えることが楽しくて、夢中で取り組んでいましたね。

そういった背景から、就職活動でも、職種や業界以上に「どのようなビジネスモデルで成り立っている会社なのか」という点を重視していました。

グッドルームに惹かれたのも、ビジネスモデルに惚れ込んだから。シンプルで住み心地の良い賃貸のリノベーションブランド「TOMOS」を、ポータルサイト「goodroom」を通していかに普及させ、次のスタンダードにしていくか。その仕組みやビジョンが明確だったことに魅力を感じました。

このビジネスセンスのある会社で働きたい!と思い、入社を決めたのですが、今思うと我ながら生意気ですね(笑)。




ー実際に入社してみて、いかがでしたか。

ビジネスモデルに関しては、想像以上に完成されていて驚きました。例えばグッドルームでは、特別な建築知識がない新入社員でも、リノベーションするお部屋の平米数が分かれば、おおよその工事の見積もりを出すことができるんです。それは、当社のリノベーションはTOMOSというブランドで仕様が統一されているから。

私自身も入社1年目で営業として独り立ち出来たのですが、これはTOMOSがビジネスモデルとして優れていて、明確に仕組化されているからだと思っています。


TOMOSの営業は、オーナー様以上に、物件のことを考えるパートナー。

ー現在の仕事内容を教えてください。

入社1年目から現在に至るまで、リノベーション営業一筋です!

TOMOSの営業は、すごく面白いんですよ。物件のオーナー様に対して、「お部屋をTOMOS仕様にリノベーションしませんか?」という提案を行う仕事なのですが、私自身は「オーナー様の悩みに対して、解決方法を考える仕事」だと捉えています。

私たちが販売している「TOMOS」は、前述のとおり新卒でも戦力になれるくらい完成されたパッケージではありますが、「どの程度リノベーションするべきなのか」といったプランや、適切な賃料を考えるなど、TOMOSという商品をオーナー様のお悩みに合わせていかようにもコントロールすることができるんです。


例えば「水の営業」のように、販売する商品が固定されている場合、売り方を工夫する面白さがあると思うのですが、TOMOSの営業の場合は売り方に加え、販売する商品自体をも工夫することができます。

だからこそ、オーナー様への事前のヒアリングが大切。いかに深くヒアリングできたかで、提供できる商品の質も変わるし、得られる結果も大きく変わってきます。

まるで、物件のコンサルティングをしているような感覚ですね。「今後、このエリアの市場はこのように推移し、何年後には○○円になるので、ここでリノベーションをしてバリューアップとしておくと、将来的にも安心ですよ」といった具合に、オーナー様以上に物件のことを親身に考えるパートナーでありたいと思っています。



入社1年目から挑戦の連続、今は経営視点での意思決定を任されることも。

ー最近の仕事で、特に印象に残っていることはありますか。

建材費や職人さんの人件費の高騰に伴い、TOMOSの価格改定という重要な判断を任されたことです。金額をいくらにするのか、お客様に伝えるタイミングはいつがよいのか、買い控えが起こった場合の対策はどうするのか…そんなふうに経営視点で意思決定を下しました。

自分が決めたらそれで動く人が大勢いる、という責任の大きさ。正直なところ、「間違っていたらどうしよう」「私のせいでTOMOSが売れなくなったらどうしよう」と、重圧に押しつぶされそうな気持ちもありましたが、何かあったときにいつでも頼れる上司がいるからこそ、勇気をもって挑戦することが出来ました

その後、金額改定による買い控えは起こっておらず順調に営業活動ができているので、今は少し肩の荷が下りたところです。


ーMinori.Iさんにとって、グッドルームで働く魅力とは何でしょうか。

若手にも裁量権が与えられる会社なので、多くの経験を積めますし、それを自分の成長に繋げられる点ですね。

例えば入社1年目の頃、リノベーション営業の業務の一環で物件の滞留対策(※長期間空室が続く物件に対して、入居に繋がるよう策を講じること)としてホームステージングを担当することになったのですが、それも私にとっては挑戦の機会でした。

ホームステージングとは、リノベーションしたお部屋に家具や小物をレイアウトし、モデルルームのように演出すること。ホームステージングされたお部屋をgoodroomに掲載することで、より物件の魅力が伝わり入居に繋がりやすくなる、という効果があります。

通常、入社1年目であれば「これとこれを手配しておいてね」と指示された通りに対応することが多いもの。ですが、私の場合は「月に何件ホームステージングを引き受けるべきなのか」「どの物件に対して実施するのか」といった、予算や全体の方針まで含めた判断を任せてもらいました。

こんなふうに経験を積み重ねることで、速いスピードで成長できるのが魅力ですね。学生時代から事業企画に興味があり、経営者に近い視点で仕事をしたいという想いがあったので、その点でグッドルームは自分に合っていると思います。



信じて任せる。だけど、フォローもしっかり。

ー入社5年目でマネージャーに昇格したMinori.I。マネージャーになってから、どのような変化がありましたか。

責任の大きさを改めて感じています。私の下には何人もの部下がいて、自分の意思決定により彼ら・彼女らに大きな影響を与えることになりますので、1つ1つの問題に対して、これまで以上に責任感を持って向き合うようになりました。

また、後輩の教育にも力を入れています。私自身が、上司からの指示待ちではなく、自分で考え行動することで成長できたので、後輩にもそういった機会を作れるよう奮闘中です。

例えば、「クロージング(商談を契約へ結びつける最終段階のフェーズ)に悩んでいる」という後輩がいれば、「こうしたらいいよ」ではなく、「あなたは、どうしたらいいと思う?」と問いかけるようにしています。 

リノベーション営業という仕事において、正解を持っているのは、上司の私ではなくオーナー様。「あなたはどう思うの?」とまずは本人に考えさせた上で、最終的には「じゃあ、オーナー様と一緒に答え合わせをして、正解を見つけておいで」と送り出しています。

こんなふうに任せるところは信じて任せつつも、「本当に困ったときには、いつでもフォローするよ」というスタンスでいるので、後輩たちにも臆することなく挑戦してもらえたら嬉しいですね。



戦略的に、だけど臨機応変に。

ー最速でマネージャーに昇格されましたが、どういった点が評価されたと考えていますか?ご自身で思う強みを教えてください。

与えられた目標に対して、達成しないと気が済まない性格ですね。例えばマネージャーになる前、「14ヶ月連続個人予算達成」という記録を樹立したことがあるのですが、これも自分の目標達成に対する高い意識が反映された成果だと思っています。

コンスタントに毎月達成し続けるのは、簡単なことではありません。ではどうしてそれが出来たのか、と考えたときに、私の強みは2点あると思います。

1点目は、「戦略家」であること。入社2年目の頃、新規法人の開拓に励んでいたのですが、相手のことを入念に研究し、仮説検証を繰り返した結果、見事大手法人獲得を実現することができました。そんな風にして得られた成功体験を、再現性のある型に落とし込み、今はそれを更にチーム全体に広げていく、ということを行っています。

2点目は「柔軟性」。このやり方でいこう!と決めた後に、会社の方針転換やお客様の事情の変化など、状況が変わることは往々にしてあります。そんなときは元の戦略に固執せずに柔軟に対応できる、臨機応変さがあると思っています。


経営課題を乗り越え、事業拡大に貢献

ー最後に、今後の展望をお聞かせください。

TOMOSの事業拡大を行いたいですね。リノベーション事業は、会社全体の売上の6割以上を占めています。グッドルームでは現在フロー型からストック型ビジネスへと舵を切っているのですが、このように新しいビジネスにもどんどん着手できるのは、リノベーション事業が屋台骨として会社を支えているからだと思っています。

だからこそ、更なる事業拡大が求められていますし、そのためには現状維持で満足せず、挑戦を続ける必要性があると感じています。

挑戦には、数々の課題がつきもの。だけど、それを乗り越えることに私はやりがいを感じます。今後も社会情勢や市場の変化、あるいは事業フェーズの変化に伴い、TOMOSを売るのが難しい日が来るかもしれません。そういった経営課題に直面したときに、どのように解決していくのか、次の打ち手を考える役割を自らが担い、TOMOS拡大に貢献できたら嬉しいです!


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