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新卒で入社した千葉さんがGIGを退職し、次のステップへ踏み出しました。
フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』のカスタマーサクセスとして活躍していた千葉さん。事業や会社の成長だけでなく、その親しみやすく温かい人柄でGIGのカルチャーを支えてくれたメンバーの一人です。
このインタビューでは、千葉さんにGIGでの5年間を振り返ってもらいました。
千葉 佑人(ちば ゆうと):青山学院大学を卒業後、新卒でGIGに入社。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』にて、 顧客PJTの体制構築支援など課題解決に注力した。
「自分たちが会社を成長させていく」ベンチャーマインドを感じ入社
—千葉さんが入社されたのはいつ頃でしたか?
インターンで入ったのは2018年、新卒入社したのは2019年です。合計5年くらい在籍していましたね。
—GIGに入社を決めた理由について教えてください。
決め手になったのは、代表岩上さんとの最終面接でした。当時、僕はリサーチ不足で、岩上さんが代表とも知らずに面接を受けていて。「感じのいい人だな」くらいに考えていたんです。
岩上さんは僕の話をすごく聞いてくださいました。それまで受けていた大手企業での面接はどこの会社も似たようなもので、どこかで聞いたような質問に用意した回答に答えるだけ。そんななか、岩上さんは定型的な問いではなく、僕の趣味や価値観について深く楽しそうに聞いてくれたんです。素で話せたことに自分自身驚いていたのを覚えています。
また、岩上さん含めてGIGのメンバーが、自社について話すときの熱量がいまでも印象に残っていますね。自分たちが会社を成長させていく、作り上げていくという開拓精神やベンチャーマインドを感じて、「ここにしよう」と直感的に入社を決めました。
—GIGでの業務はいかがでしたか?
めちゃくちゃ楽しかったですね。本当に楽しかった。文化祭の前夜がずっと続いている感覚で働いていました。入社から退職する日までずっとです。
立ち上がったばかりの『Workship』のカスタマーサクセスを担当できて、「何をやったらいいの?」「KPIって何?」という何も知らないできない状態から、約50,000人の方に使ってもらえるサービスになるまで関わってこれたのは本当にいい経験でした。
そうして僕たちが作り上げたものを、後から入社したメンバーが引き継いでより良いものに変えていってくれています。このプロセスを体験できることこそ、ベンチャー企業に在籍する魅力だと実感しています。
GIGのオフィスは、人間的に働ける空間
—GIGに入社して、どんな力が身につきましたか?
たくさんの経験をさせてもらった分、さまざまなビジネススキルを身につけられたと思います。メイン業務だったカスタマーサクセスのノウハウはもちろん、ライティングやマーケティング、マネジメントまで色んな仕事を任せてもらえて学ぶことができました。
でも、GIGに入って本質的に身についたことって、社会人としてより根本の部分。自分で言うのも恥ずかしいですが、人間性みたいなところだと感じていて。
発展途上の組織だから、正解やノウハウがない領域も多かったんです。解決策を自分たちで考えて、1つずつ積み上げていって一つの壁を乗り越えたと思ったら、また違う壁にぶつかって、またみんなで考えていく。そのなかで、答えのないことを考え続ける力や意思決定と行動を続ける自走力、チームで事業を進めていくための他者への想像力みたいなものが培われてきたように思います。
—千葉さんがGIGの魅力だと思うポイントを教えてください。
まずはオフィス。
大きい窓からたくさんの自然光が入ってくる。蛍光灯の明るさからは感じられない幸福感があって、大げさに言えば人間的に働ける空間だと感じています(笑)
立地もいいですよね。東日本橋・浜町というアクセスはいいけれど、都会すぎず落ち着いている場所で、川沿いなのも好きだった。リモート制度ができてからも、出社したいなと思える場所があることは、本当に恵まれていると感じていました。
企業・ビジネスとしては、「スピード感」がGIGの強みで魅力だと思います。たとえば、Workshipに対してお客さまから要望があったとき、開発チームに依頼したら当日中に改善案の提案から実装まで行ってくれるケースが多々ありました。
このスピード感は、Workshipに限ったことではなく、全社に根付いている企業文化。事業や組織がどんどん改善されていくため、とても仕事しやすく刺激的な環境でしたね。
夢を実現できたのは、GIGでの経験があったから
—在籍期間中でGIGが変わったなと感じるポイントはありましたか?
メンバーのもつ「チームに対する意識」みたいなものは変わったように思います。
ベンチャーあるあるかもしれませんが、創業期のメンバーって良くも悪くも個人として優秀で活発で、属人的に業務をゴリゴリと進めていく人が多かったんです。
そこから事業や会社が拡大するなかで、チームに目を向け、組織として何かを成そうとする人が増えてきました。教育体制の整備から業務の仕組み化まで、これまで属人的にやってきたことを組織のスタンダードにしようとする動きがでてきた。
メンバーが熱量を向ける先が、個人から組織・仕組みへと変わったイメージです。ここ数年で、企業としてより強く盤石になったように思います。
—逆に、GIGとして変わらない特徴はありますか?
在籍する人の面白さは変わっていません。チーム意識が強くなったいまでも、メンバーそれぞれの個性が強くて、話していて本当に楽しいですね。
自分の専門分野にこだわりをもった人とか、多趣味な人とか。一見静かだったり協調性が高かったりしても、熱意を秘めている人が多い。良いモノを作りたいという思いを全員がもっていて、僕はその社風が好きでした。
—千葉さんが退職を決めた理由を教えてください。
GIGに大きな不満があったわけではなく、入社時からいずれは自分が興味のあるアートやファッション、エンタメの業界に行こうと決めていたんです。
入社から5年がたち、ちょうど転職を考えたタイミングで行きたかった業界の企業からオファーをもらって。新卒からずっとGIGだったから、そろそろほかの会社も見てみるのもいいのかなと思い、転職を決めました。
辞めることはさみしいけれど、自分の望むキャリアを達成できたのはGIGでの経験があったからなので。感謝しています。
—GIGでの5年間を振り返ってみてどうですか?
GIGにいたことで、大切な友人と出会えました。めっちゃクサイですよね(笑)。でも、本当にそうなんですよ。
GIGで出会った人は、いい人ばかりで。これから先も話したい、仲良くしたいと思う人とたくさん出会えました。実際に、僕より先に退職した人といまでも会いますし、みんな同じようなことを言っていますね。
しんどい時期もあったけれど、そのしんどさも含めて全部楽しかった。仲間と熱意をもって働けたこの5年間は、僕の人生にとってかけがえのない時間でした。
—GIGへの入社を考えている人に向けてメッセージをお願いします。
まず、GIGは成長できる環境です。裁量権をもって仕事ができるし、いまのGIGは教育体制もしっかりしている。とくに20代の人にとって、スキル感の高いメンバーに直接教えてもらえる価値は計り知れません。力をつけたいと思う熱意のある人は、GIG向いているんじゃないかな。
メンバーみんな仕事への熱量が高いから、ぶつかることもあります。でも、他者を気遣える人ばかりだから、人を無駄に傷つけることはない。本質的に仕事に向き合える環境だと思います。そんな環境で働けるのは、社会人にとって本当に幸せなことだと思うんです。
だから、本気で仕事をしたい人。チームで熱量をもってものづくりをしたい人。そんな人にとって、GIGは飛び込んでみる価値がある場所だと思います。ぜひ一度話を聞いてみてください。
(この記事はGIG BLOGからの転載です)