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【CEO×HR 対談】事業変革を迎えるギャプライズが人事を強化する理由とは

コロナ禍を乗り越え、新たな転換点を迎えつつあるギャプライズ。上場も射程圏内に入り、さらなる事業拡大に備えるためにも、HRの強化が求められています。そんななか、HRの新たな担い手として佐藤さんがメンバーに加わりました。今後のギャプライズの展望やHR強化にかける思いについて、代表の甲斐と佐藤が語ります。


■ 先の見通せない時代にあって会社は「自己実現のためのプラットフォーム」

佐藤:はじめまして。今回ギャプライズのHRを担当することになりました、佐藤です。これまで、BPO企業で人材系の営業として勤めた後、FinTech企業の人事職を経て、ギャプライズへ入社しました。
よろしくお願いいたします。

甲斐:ギャプライズへ入社するに至った決め手について教えてください

佐藤:これまで人事として仕事してきましたが、もう1回土台から組織づくりに関わりたいと思ったんです。そうしたなかで、自社でプロダクトを持つ企業などを転職先として見てきましたが、成長できる環境と熱意に惹かれて、ギャプライズに入社しました。

甲斐さんは面接の時に、会社を自己実現のためのプラットフォームとして捉えてほしい、と語っていました。VUCA(注)と言われる混迷の時代にあって、一社に定年まで所属するということはレアになりました。その分、社員が会社に属して得られる経験の重要度は増しています。甲斐さんは、そういったことをすでに言語化されていて、経営者としても魅力的に感じました。会社についての認識はどういったところから生まれたのですか。

(注)「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取った造語で、先の見通せない混迷な時代を指します。

甲斐:昔から、会社ってなんだろうって、ずっと考えてきました。そのなかで、「会社は器」だと次第に思うようになったんです。会社は目標という旗印に向かって、志を同じくする人たちが集う場。でも社員の人生と会社の目標とが同じになるなんてことはありえません。一人ひとりの社員が、それぞれに実現したい人生があると思うんです。

そうしたなかで、仕事場は人生でもっとも時間を過ごす場所でもあります。時間は人間にとって最大の資源ですよね。社員は、その大切な資源を会社のために投下してくれているのですから、会社は社員に対してお金以外のなにかも返さないといけない。そこで会社ができることは、経験や人脈を提供すること。社員一人ひとりが実現したいことに、早く近づけるよう、その環境を提供することが会社の役割だと思うのです。


■ 環境の変化に対応しビジョン実現に向けさらなる成長へ

佐藤:そうしたなかで、ギャプライズはいま会社としての転換点を迎えつつあると聞きました。どういった状況なのか、教えてください。

甲斐:コロナ禍を経て、事業環境の大きな変化を経験しました。思い通りに行かないことや想定外のことがたくさん起きるなか、さまざまな状況に対応してきたことで、乗り越えていける自信もついたと思っています。そこで次のステージに行けるタイミングに来たと思うのです。次のステージを迎えるために、それを支えてくれる方々を採用するための仕組み、あるいは組織のあり方についても現状に適した形へ変えていきたいと考えています。

私たちはベンチャー企業なので、事業成長とHRの強化が交互に来ます。事業の成長が先にあって、それに追いつけ追い越せという勢いでHRを強化し、その勢いでまた事業が成長する、というサイクルの繰り返しだと思っています。こうしたいろいろなサイクルが噛み合うタイミングにきているんです。

佐藤:さらなる事業成長に向けたHRの強化というわけなんですね。

甲斐:私たちは「日本のデジタルマーケティングを世界標準へ」というビジョンを掲げています。このビジョンの実現のために、上場も視野に入れながら、事業成長のためにアクセルをかけていきたいと考えています。ここまでさまざまな障壁がありましたが、HRの前任者はそれらを乗り越え、丁寧に基礎を作り上げてくれました。その基盤を活かし、事業と人と市場とをつなぎ、さらなる高みを目指すためのコミュニケーションエンジンとして、佐藤さんに入っていただきました。

佐藤:会社としての成長のためには、まず企業力を上げる必要があると思います。選ばれる会社になるためには組織変革が求められます。それと同時に、会社の規模が拡大することを見越して、それに耐えうる仕組みを整備し、再現性も取れる状況にしないといけません。活用できる資源はたくさん用意してもらえたので、いまある資源を効率的に正しく活用することが私の役割だと思っています。

■ 成長に必要な資質は自己実現のために自分から進んで行動できること


佐藤:甲斐さんはこれからどんな方と一緒に働きたいと思いますか。

甲斐:野心家で、行動を起こせる人ですね。自己実現したいというのは誰しも口にすることですが、心の底から本気でそう思っている人がいいと思います。そして、他人の問題も自分主体で捉えて、自分ごととして行動できることも重要です。チームとして課題に向き合えるきっかけをつくることができて、信頼関係も生まれますから。あとは情に厚く、熱い人がいいですね!

佐藤:なるほど。人事の目から見ると、それらに加えて、ビジョンに共感してもらえて、ともに実現のために追いかけていける人に加わってほしいです。会社としてビジョンを掲げていますが、具体的な進め方には余白もありますし、いろいろな考え方があると思います。組織として吸収していくことで、組織力も強化できると思います。

パーソナルな面では、成長意欲が高く、自走できる人、したい人が合うのではないでしょうか。ギャプライズで扱うサービスの多くは、海外発の新しいソリューションです。そのため日本にはマニュアルがまだなく、自分で情報を拾い学んでいく必要があります。会社としては、行動する人を応援する環境は整っているので、自走できることで、より活躍していただけると思います。

甲斐:そうですね。環境はしっかり整えているので、自信を持って提供できますね。自己実現のプラットフォームとして、手を挙げてくれた人には、必要な経験を積極的に提供していきたいです。

佐藤:一方で、将来の具体的なイメージがない人にも、市場からの評価やそれに応えられるスキルが身につくと思います。会社として最大限フォローしますので、多様性を受け入れ、みんなが活躍できる制度や環境を充実させていきたいですね。

すでに始めている試みとしてギャプライズでは、成長著しい人や尊敬に値する人を世界最高峰の山になぞらえて「チョモランマ」と呼んでいます。月一で開催される昼礼では、各事業部のチョモランマを発表。褒め合うことで、山のように高いやる気を生み出しています。成長のために積極的に行動する人を褒め合う文化は、すでに醸成されていると思います。

甲斐:会社にとっての成長は、会社の強みが磨かれて新たな顧客を創造し続けることです。いまある強みを生かして、お客様の課題を解決し、その経験からさらに強みが磨かれます。その達成には誰か1人の努力では成しえません。会社という一つのチームで一緒に作っていくものだと思います。だからお互いにいい意味で刺激を与えあえるようにしたいのです。

私たちが提供するソリューションはイスラエル発が多く、イスラエルの人たちと頻繁に関わります。彼らは失敗が称賛される文化で育ち、やらない方が悪いという考えで、とにかく動きも早いです。そういった日本とは違う成長のための文化も社内で感じてもらえるのではないでしょうか。

■ ギャプライズの果たすべき責務は今後ますます大きく

佐藤:会社としてこれから目指す方向性についても教えてください。

甲斐:私たちはグローバルで活用されているさまざまなソリューションを提供しています。そうしたなか日本企業の多くは国内の需要が減るなかで、外貨獲得が急務といえます。そのためには海外に対してマーケティングで勝たないといけません。まさにいまグローバルで戦えるマーケティングツールが必要だと私たちは考えてます。私たちが日本企業に対して、積極的に働きかけることで、果たすべき役割や責任は大きいと感じています。

そういった社会的使命やポテンシャルのあるソリューションに対して、十分なリソースを投下できていないのが現状の大きな課題です。社内で応援できる体制は整ったので、事業として一緒に立ち上げてくれる方にぜひ加わっていただきたいですね。

佐藤:そうですね。ギャプライズはこれから日本市場に与える影響力を高めていくタイミングにあります。そのためにはさまざまなお客様が求めるソリューションを提供することが必要です。今後携わる方々は、事業を進める中核として、将来会社の中心になる人材だと思います。HRとしては、会社として今後マネジメントを担える人材を育てていきたいです。

甲斐:共に働く仲間たちには、「たくさんのことに興味を持ち、仕事を楽しんでもらいたい」です。興味やWork Funのマインドセットは、やり遂げる力を伸ばし、成長を促進すると思っています。ギャプライズは、世の中の大きな変化をその中心で感じ取れる会社だと自負していますので、ぜひ一緒に体験しましょう。

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