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【インターン生にインタビュー第二弾】「大学生活ラストチャンス!友人の一言がきっかけで一歩踏み出して島に」

前回のインタビューに続いて、今回も昨年度8月より3ヶ月参加してくれた高橋あゆむくんにインタビュー!

※島体験生(インターン)としてTADAYOIに来てくれた高橋あゆむくん。なぜ海士町に来たの?TADAYOIでのお仕事はどんな感じだった?プライベートではどんなことをしていたの?など、3ヶ月の滞在について色々お話を聞いてみました!

※島体験とは、隠岐島前3町村(海士町・西ノ島・知夫村)で、仕事や普段の暮らしを通して、島を知ることができる3ヶ月の滞在型インターンシップ制度

(写真真ん中)

どうして海士町へ?

米澤:島に来たきっかけは??

高橋:大学4年で授業と就活が終わって、アルバイトばかりの生活をしていました。このまま終わっていいのかなと漠然とは思っていたけど、踏み出す勇気がない。そんな状態でした。そんな時留学をしている友人に会ったんです。その時言われた言葉が今でも覚えてるんですけど(笑)

「あゆむって大学時代何したの?」

と言われたんですよね。その時何も答えることができなくて、それがめっちゃ悔しくて。そんな自分が嫌で、インスタグラムのストーリーにたまたま流れてきた「島留学」に参加しました。

米澤:その友達の一言すごい大きいね。その友達には島体験が終わった後会ったりした?

高橋:会えてはないんですけど、メッセージのやりとりはしてます。

米澤:その子にまた次会った時、なんて言いたい?(また同じ質問されたとしたら)

高橋:島体験を通じて、成長できたということ、学生時代に”頑張った”と胸をはって言えることができたということを伝えたいですね。

米澤:「成長できた」って具体的にどんな部分が成長できたと思う?

高橋:人見知りの克服と、”踏み出せた”ということです。元々人見知りで、人と関わるのも苦手だったんですよね。けどTADAYOIで社員の方とか他のインターン生と一緒に働く中で克服できました。

米澤:確かに最初はあまり喋らない印象だったけど、だんだん仕事中も会話増えたりとか、最後の方は接客もチャレンジしてくれてたよね。

元々”踏み出せない”自分が嫌だったからこそ、そもそも島にきたこと自体が、あゆむにとっての大きな成長だね。

高橋:あとは成長とは違うかもしれないけど、ここに来たからこそ広がった人脈や、新しい出会いがあったのがよかったです。

そんな海士町に来て繋がった出会いから記事を書いてもらうことも

米澤:”踏み出す”良さってそこだよね。踏み出してみると、思いがけないところが繋がったり、新しい何かが始まったり。予想してなかった何かが踏み出したことで波及して起こっていく感じ。

高橋:そうですそうです!社会人になる前に体感できてよかったなって思います。

TADAYOIを選んだきっかけ

米澤:TADAYOIはなんで選んでくれたのかな?

高橋:元々観光に興味があって。なのでゼミでも地方創生×観光を学んでいました。そんな話をしたら事務局の方にFoundingBaseを紹介していただいて、決まったという流れです。


(BBQの準備をする様子)

米澤:そもそも地方創生はなんで興味を持っていたの?

高橋:子供の頃、父親に海とかキャンプとかによく連れて行ってもらっていて、それが今でもずっと心に残っていて。いつかは自然豊かな場所で暮らしたいなと思っていました。でもそんな自分が魅力に感じるような場所は田舎で過疎化が進んでいるところばかりで。

そんな場所で自分が力になれることはないのかなと思ったのが、地方創生に興味を持ったきっかけでした。観光に関してはゼミで地方創生の事例を学んでいく中で、手段の一つとしてやはり大きな力を持っているなと感じたのがきっかけでした。


実際の仕事に関して

米澤:働いていて何か印象に残っていることってある?

高橋:ざっくり一言でまとめると「働くって楽しいな」っていうことです(笑)こんな楽しく働ける仕事ってあるんやなって思いました(笑)

(※決して言わせているわけではございません(by米澤))

でもそれは人と環境のおかげです。海が目の前の環境はアウトドア好きな自分にとっては最高でした。そして何より一緒に働いた人がみんないい人で。

お互いを尊重し合う関係性や、困った時は助け合うところとか、みんなが「楽しもう」っていうマインドを持っていたのが「働くって楽しいな」と思えた理由の一つだと思います。

米澤:嬉しい(笑)。エピソードというよりは3ヶ月を通して「働くって楽しいな」ってことに気がつけたんだね。どんなにしんどくても、疲れていても「お客様を楽しませよう」というマインドだけは持っているのが、社員だけじゃなくてインターン生も持ってくれていたのが本当にありがたかったし、すごいなと単純に思っていたよ。


(TADAYOIの仲間との写真)    

米澤:働いていてやりがいを感じた時ってあったりした?

高橋:感謝された時です。

米澤:お客様に?

高橋:社員の方、お客様関係なくですね。オープンしたての施設で、自分は3ヶ月しかいないからこそ、何をするべきなんだろう?迷惑はかけたくないと思っていたりして。自分で考えて動いていこうっていうのは思っていました。その結果感謝されたりするのはすごく嬉しかったし、やりがいに感じていました。

米澤:本当に感謝しています笑。特に提案しにきてくれたり、自ら仕事を見つけて行動したりしてくれるようになった点は、本当に変わったなって思っていたよ。来た頃と帰る頃のあゆむは明確に違ったと今思い返しても思うレベルに変化したなーって思っているし、本当に頼りにしてた。

米澤:3ヶ月通して来る前の自分と来た後の自分で、心境の変化とかってあったりした?

高橋:今までは、「環境よりも誰とどんな時間を過ごすか」というところを大切にしていました。正直来るのも海士町に限らず、新しい地域で、そこで出会った人々と濃い時間を過ごしていければいいなと。ただ少しその価値観は海士町に来て変わりました。

もちろん、人は変わらず大事です。加えてTADAYOIの自然に囲まれた環境で働けるのが本当にノンストレスだったんです。

米澤:あゆむは元々自然が好きって言ってたけど、改めてそういった場所で働いてみての気づきって感じだね。

高橋:そうですね。環境と人を比べてどちらが大事かというより、「環境×人」が自分の中でのやりがいや生きがいにつながるんだなということに気がつきました。オフィスビルとかで働くのは自分には向いていないかもしれないって思いましたね。

(休日、TADAYOIに来てテントサウナを満喫する様子)

島での暮らしについて


米澤:続いて暮らしについて聞かせてください!海士町の暮らしはどうだった?最初は不便さをよく口に出していた気がして、ちょっと心配していたけど。

高橋:なんとかなりました!笑 慣れですね。けど一緒に過ごしたメンバーがいたからこそだなとも思いました。情報は取りにいかないとない状態だったので、とにかくいろんな人と関わっていくことでどんどん生活の充実度が上がった気がします。最後の方は不便さを楽しめるようになっていました。野菜とかあるものでどうにかする感じとか笑

米澤:確かに笑。〇〇食べたいからこの野菜買おうというよりも、この野菜いただいたから、この野菜が商店にあるから、〇〇の料理作ろうという感じになるよね。

高橋:そうですね。なんか3ヶ月暮らしてみて海士町のキャッチフレーズの「ないものはない」の意味を知れた気がします。

米澤:シェアハウスはどうだった?

高橋:いいところもあれば悪いところもありましたね。虫とか家によっても差がありますし。でももう家に誰かいないと寂しいくらいには楽しくなってましたね。元々人見知りなので、島体験の一番のネックはシェアハウスでした。けど一緒に暮らしていくことで友達以上の関係性になれて、シェアハウスをネックに諦めなくてよかったなって思いました。

米澤:シェアハウスではどんなことしてたの?

高橋:みんなで食事作ってみんなで食べたり、一緒にお酒を飲んだり、そういう日常が楽しかったです。

米澤:いいね、楽しんでいるね。シェアハウスって日常が非日常に変わるよね。休みの日はどんなことして過ごしてた?

高橋:いろんなところに行きましたね。特に一番印象に残っているのは知夫の島津島です。あそこの景色が忘れられないですね。


(島津島での写真)

米澤:わかる。めっちゃいいよねー。またぜひ島津島にも海士町にも遊びにおいでね。

高橋:またすぐ行きます!!

米澤:今日はありがとうー!!新社会人ファイト!!

高橋:ありがとうございました。


(離島前に記念に撮影。米澤と高橋)

友人の一言がきっかけで飛び込んだ島体験。一歩踏み出してみるということと、働くことの楽しさに気がつけた3ヶ月。社会人になる前ラストの学生生活、島に来る選択をすることで新たな発見があるかもしれません。




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