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お客様と対峙するコンサルタントから部署を統括する企画職へ。新たに見つけたやりがいと新卒社員に伝えたいこととは。
みなさんこんにちは。
FANTAS technology編集部の田中です。
今年も24卒の採用をスタートしました!
そこで、今回から新卒社員に関わることの多いメンバーをインタビューしていきたいと思います!!
今回は第1弾としてコンサルティング本部企画チームで、新卒社員の育成を担当している橋本稚子(はしもとちこ)さんにインタビューをしました。
橋本さんにはFANTASとの出会いや、コンサルタントとして働いていた時期の葛藤、今後、FANTASに入社を希望する24卒の方へのアドバイスなどを聞いてみました。
FANTASのコンサルティングに興味のある方や、これからFANTASの選考に進む方はぜひ最後までご覧ください!
入社の決め手は雰囲気の良さと営業力?! 情報専攻の学生がFANTASのコンサルタントになった理由とは。
ーーまずは、橋本さんの経歴についておうかがいしていきます。学生時代はどのように過ごされていましたか?
アルバイトを4つほど掛け持ちしながら、単位を落とさないようにしていたので、学業との両立で非常に忙しい日々を過ごしていました。
ただ、1、2回生の間に単位をとり終えたこともあり、4回生の時はほとんど遊んでいたような気がします。
ーーアルバイト4つの掛け持ちはすごいですね。ちなみに大学では何を専攻していましたか?
福岡にある大学で情報社会学を専攻していました。
ざっくりと説明すると、プログラミングでロボットを作ったり、社会学の勉強をしたりです。
ですが、卒論では、情報社会学とはあまり関係のないトマトの研究をしました。
ーーなぜトマトの卒論だったのでしょうか?
単純にトマトが好きすぎたからです。好きなものに関する研究であれば、大変な卒論でも楽しんで書けると考えたからです。
卒論の調査という名目で熊本県の農家に行ってトマトをいただいたりできたので、実際に苦ではなかったです(笑)。
ーー好きなものを題材にすると苦になりにくいですよね!そんな中、就職活動を意識されたのはいつ頃でしょうか?
就活を意識したのは、大学3回生になってすぐのタイミングでした。周囲の人よりは早かったと思います。
ーー就職活動を始めた際は、不動産業界をメインにみていたのでしょうか?
東京で営業職として働きたいという願望はありましたが、特に業界などは絞っていませんでした。どちらかといえば、不動産より中小の商社などが多かったです。
ーーなぜ、「東京」で「営業職」だったのでしょうか?
「東京」に絞っていた理由は、ゼミの先生のお話がきっかけです。
所属していたゼミの先生が地理学の研究をされている方で、よく東京出張に行かれていたのですが、東京出張から帰ってくる度に東京の路線図などを広げて、「東京はたくさん街があって、駅があって、すごい。福岡から一度出て働いてみた方が良い」とおっしゃっていました。
それが印象深く残っていて、漠然と東京に一度出てみたいと考えるようになりました。
また、「営業職」で働きたいと考えていた理由は応用が利きやすいスキルだと考えていたからです。
自分は飽き性なので、何か一つに絞ってスキルを身につけるのは難しそうだなと思っていました。
なので、営業という仕事を通して身に付く、「人の心を動かす」というスキルは、営業職以外でも活かせそうだなと感じて、営業職で働きたいと考えていました。
ーー大学時代の経験や自己分析をしっかりとされた結果なんですね。そんな中でFANTASと出会ったきっかけはどのようなタイミングでしたか?
私が大学の時に住んでいた福岡へ、FANTASが説明会で来てくれていたのが出会ったきっかけです。そのタイミングでは、「不動産の会社もあるのだな」というくらいのイメージでした。
ーー最終的に大学で勉強されていた情報系とは異なる業態のFANTASを選択された理由はどこにあるのでしょうか?
理由は大きくふたつあります。
ひとつ目が、社内の雰囲気が良かったからです。
最終選考に進んでいたのがFANTASの他に4社ほどありましたが、面接などで会社へ訪問した際に、社員の方がガッツリ話しかけに来てくれたのがFANTASだけでした。
会社の規模のこともあると思いますが、そのような温かい雰囲気や文化があるのは良いなと思いました。
そしてふたつ目が、営業力が一番身につきそうだなと感じたからです。
投資用不動産は購入できる人も限られますし、そもそも生活必需品ではありません。当時は20名前後の従業員数だったので、ネームバリューもありませんでした。
そのように、必ずしも生活に必須でないものを、誰も知らない会社で、お客様に商材の良さを理解して購入いただくことで、本質的な営業力が身につきそうだと思えたのが理由です。
コンサルタントから部署全体を統括する企画職へ。そこで感じた気づきと発見とは。
ーーたくさんの理由があって、FANTASに入社されましたが、入社してからはどのような業務をされていましたか?
入社してすぐに新規顧客開拓の業務をしていました。
入社前には想像がつかなかったくらい大変で、こんなにもお断りをされるのかと思いながら仕事をしていました。
同期でも順調にご契約につながる人はいなかったです。
ーー大変なことが非常に多かったかと思いますが、新規開拓をしている中で変化があったのはどのくらいのタイミングでしょうか?
1年目の終わりくらいです。
その辺りくらいに、コツみたいなのが自分の中で確立されてきたように思います。
ーーズバリ、橋本さんが考える新規開拓のコツはなんでしょうか?
簡単にいうとお客様との距離を詰めるスピードを短くすることです。別の言い方をすると、敵ではなく味方であるということをいかに早く感じてもらえるか、だということです。
私もコンサルタントとして多くのお客様とお会いしてきましたが、やはり多くの方がお金の運用などについては非常に興味を持っておられます。
ただ、自分の大切な資産なので、「騙されたくない」だとか「怪しい人とは関わりたくない」などの感情も同時に持っておられます。
なので、それらの警戒心を和らげるように接することができれば、新規開拓はやりやすくなると思います。
実際、私もそのことに気づいてからご契約いただくことが増えました。
ーーこれは、今の新卒やこれから営業職に就こうと考えている方達にとっても有益な情報ですね。そんなコンサルタントとして活躍されていた中で、昨年からコンサルティング本部の企画職への異動となりましたが、今はどのようなお仕事をされているのですか?
コンサルティング本部の企画なので、コンサルティング本部全体として契約数をいかに上げられるようにするかが大枠の業務内容になります。
それを細分化していくと、新卒メンバーや中途メンバーの育成、初回アポイントから契約に至るまでの業務改善、各所連携部署との業務効率化などになります。
ーー大きな目標の下で、多様な業務をおこなっておられるのですね!直近で取り組んだのはどのようなプロジェクトがありますか?
直近でいくと、契約や申込後の手続きの改善です。
金銭の発生する部分なので、ミスがないようにするのは大前提ですが、契約数が多くなってきている中でいかに数を捌けるようにするかに取り組んでいます。
ーーコンサルタントから企画への異動で、仕事のギャップなどはありましたか?
マルチタスクで仕事を進めることが一番のギャップでしたし、苦労したことです。
元々の営業職の場合は、やることや手順は明確に決まっていましたし、自分が頑張ればどうにかなる部分は多くあったと思います。
ただ、企画職になると多くのことを同時進行させることになりましたし、他部署との連携も増え、いろいろなことを加味して仕事をする大変さを身に染みて感じています。
ーーそんなマルチタスクに仕事をこなしていく中での気づきなどはありましたか?
気づきとは少し違うかもしれませんが、他部署の方への感謝が増えたと思います。
業務改善などはコンサルティング内部だけでは完結することはできないため、他部署との連携が増えたのですが、その中で営業職の時は見えていなかった苦労だったり、それぞれの業務の大変さなどを知ることができました。
それらを知ることによって、本当に他部署の方の仕事やアウトプットに対しての感謝が増えましたね。
FANTASの変遷を見てきた橋本さんだからこそ語れる、FANTASの魅力とは。
ーー新卒育成や業務改善など幅広い仕事を行われている橋本さんが感じる、FANTASで働く魅力はどこにありますでしょうか?
裁量を持って働くことができるというのが一番の魅力だと感じています。
上長の承認などはもちろん必要ですが、年齢や役職など関係なく、やりたいと発信したことを実現しやすい環境だと思います。
ーーそう感じる具体的なエピソードなどはありますか?
直近での業務改善の案なども自分が考えたものを取り入れていただいています。
さらにコンサルタントだった時も、当時の上司の方にこのように商談を進めてみたいですという形で、ご契約までのストーリーを伝えると、それでやってみてという形で任せてもらえたこともたくさんありました。
自分で考えて、提案したものに関しては、フィードバックをいただいて修正することはありますが、基本的にチャレンジさせていただいています。
ーー確かにさまざまなことにチャレンジできる環境ですよね。そんなFANTASで働くのに向いている方はどのような方でしょうか?
一言で言うと、人に好かれて自走できる人でしょうか。
対個人のtoC営業である以上、与える印象やお客様からの評価というのはとても大切なので、人から好かれるというのは大切な要素だと思います。
また、FANTASの場合「どうやったらお客様と良い関係を構築できるか」や「どうやったらご契約いただけるか」といったような質問に丁寧に答えてくれる人達ばかりです。
そのような恵まれた環境下で受け身になってしまうと、それに慣れてしまって自分で勉強や努力をしなくなるんですよね。
なので、この教えてもらえる環境の中でも、自分の中に落とし込んでプラスアルファで何かしら付け加えられるような、「自走心」があるような人が良いと思います。
トップセールスのコンサルタントの共通点でもあると思います。
ーー最後に、これからFANTASを志望される方へ一言お願いいたします。
1年後にどうなっていたいかの目標を明確に立てた上で入社してきてくれるといいですね。
1年間目標なく過ごすのは、せっかくベンチャーに入った意味がないので、「リーダーになる」でも「契約を◯件あげる」でも良いので、ぜひ何か目標を持ってきてくれるといいかなと思います。
また、社会人になると仕事の両立で結構大変なので、宅建は学生のうちにとっておくといいです。
宅建を持っていなくても業務はできますが、業務の幅が狭まってしまいます。
自分の契約を自分で完結できる方がスピードもやりがいも違うと思いますので、ぜひ宅建をとっておきましょう。
入社を希望される方々とお会いできるのを楽しみにしています!