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“介護ではたらこ”のWeb広告の運用を担当する、辻 緑(ツジ ミドリ)さん。2023年度の成果が評価され、社内表彰を受賞し報奨のハワイ旅行の切符を手にした、ディップ社内でも勢いのあるマーケター女子です。華やかな成功の陰には、自律的なキャリア形成や地道な努力がありました。入社9年目にして達成した成功のカギに迫ります。
営業部門の経験を活かし、商品開発部門で活躍
田中:辻さんは、ディップに入社した当初は営業部門に配属されたと聞きました。これまでどんなキャリアを歩んでこられたのでしょうか。
辻:2015年に新卒で営業職としてディップに入社し、2016年からは商品開発部門のメディアプロデュース統括部という部署で、求人サービス『バイトル』の管理画面の改善やサービスの保守などを担当していました。その後、商品開発部門の企画職の中で何度か異動を経験して、今はマーケティング統括部で『介護ではたらこ』の広告運用を担当しています。
田中: 企画職のファーストキャリアであるメディアプロデュース統括部では、どのような業務を担当していたのでしょうか。
辻:当時の私の担当業務は、主に3つでした。『バイトル』の管理画面やサービスの企画、営業担当者からの問い合わせ対応、採用ページの作成です。
田中:当時の業務で、営業部門で培った経験を活かせたことはありますか。
辻:あります!営業での経験を活かせた例としては、営業の流れを理解していることで、効率的なプロジェクト進行ができたことでしょうか。営業時代に築いた人間関係を活かして、他部署との連携をスムーズに行うことができました。
田中:なるほど。営業部門の事情がわかるから、うまく仕事がすすめられたんですね。そうした業務から離れ、現在所属されているエージェントマーケティング部アドマネジメント課に異動した理由はなんでしょうか。
辻:異動した理由は、メディアプロデュース統括部で『はたらこねっと』や『バイトルPRO』といったサービスのグロースハックの業務を通じて得た、経験と知識にあります。サービスをつくったり改善したりするだけでなく、広告の領域で私たちのサービスをより広く、より効果的に展開したいという強い思いが芽生えました。その思いを具現化するために最適な場がマーケティング部であると考え、異動を決意しました。
田中:希望すれば異動できるのでしょうか。
辻:必ず希望が叶うというわけではありませんが、異動を希望する機会は用意されています。私の場合、最初の異動は社内公募でした。メンバーを募集していたメディアプロデュースを希望して、応募したんです。その後も自ら手を挙げて、現在のキャリアを築いてきました。
田中:自ら希望した、自発的な異動が可能なんですね。現在所属されている、エージェントマーケティング部アドマネジメント課の業務内容を教えてください。
辻:私が担当しているのは『介護ではたらこ』というサービスの広告運用です。広告運用の問題点を見つけて解決策を考え、改善までを担当しています。ディップでは初の取り組みとなるインハウスでの広告運用にも挑戦し、入稿作業や予算管理なども行っています。これは、広告の効果を最大化するのが目的です。広告クリエイティブも自分で作成します。広告のビジュアルやメッセージを自分でデザインし、ターゲットオーディエンスに響く広告を目指しています。
人やモノを動かすことができる仕事の面白さ
田中:現在の業務で辻さんが感じるやりがいは何でしょうか。
辻:2023年3月から本格的に始まった『介護ではたらこ』の広告運用に関わり、その立ち上げから参加できていることです。私がこれまでのキャリアで積み重ねてきた、ユーザー体験の改善業務の経験を生かし、ユーザーが新しいことを知るきっかけを作る仕事に携われていることも、大きなやりがいです。
田中:自分でつくった広告を配信して、サービスを知ってもらえるなんて、やりがいが大きそうです。
辻:ユーザーが広告を偶然見てサービスを知る一方で、裏側では、誰に・何を・どのような手段を使って・どのように伝えるか、ということを細かく設計するなど、人のことを徹底的に考えています。自分の設計がハマって人やモノを動かすことができる点も魅力です。さらに、自分から行動を起こして、自分の業務が売り上げにきちんと反映されることもやりがいに感じます。『介護ではたらこ』の広告運用が評価されて、2023年度に通期敢闘賞を獲得できたときは、これまで積み上げてきた成果が表彰というカタチで結実して、大きなやりがいを感じました。
田中:人やモノを動かす仕事に取り組まれる中で、辻さんが大切にしていることは何ですか。
辻:私が一番大切にしているのは「相手の立場に立って物事を考えること」です。顧客やチームメイト、パートナーなど、関わる全ての人々の視点を理解し、最良の解決策を見つけることが大切です。相手のニーズや期待、懸念を考慮すれば、効果的なアプローチを計画・実行できます。結果的に、人やモノをよりスムーズに、ストレスなく動かすことにつながると考えています。
学習欲が成功のカギ
田中:通期敢闘賞を受賞されたとのこと、おめでとうございます。受賞にいたるまで、さまざまな苦難もあったのではないかと思いますが、辻さんはどうやってモチベーションを保ちましたか。
辻:自分で決めたことは最後までやりきる、というスタンスを持つことですね。このスタンスのおかげで問題に対する責任感を持つことができ、途中で投げ出さずにモチベーション高く取り組むことができました。
田中:まさにディップのファウンダーズスピリットにある「最後まであきらめない」を体現されたエピソードですね。とはいえ、わからないことがたくさんあると、あきらめてしまいそうです。業務の中でわからないことがあった場合、辻さんはどうやって乗り越えましたか。
辻:わからないことがあったら、部署の壁を越えて知識を持つ人に助けを求めていました。こうすることで必要な知識を得て、問題解決に繋げることができました。そして、学び続けること。新しい知識や技術、情報を常に取り入れることで、難題に対する新たな解決策を見つけ出すための視野を広げることができました。
田中:常に学び続けることは大切ですね。ところで通期敢闘賞を受賞されたらハワイに行けると聞きましたが本当なのでしょうか。
辻:本当です!ディップでは通期敢闘賞を含め、1年間を通じて特に高い成果を出した人は報奨旅行でハワイに行けます!
田中:すごいですね。僕もいつかハワイに行けるように頑張ります!!
ディップは社内でキャリアを形成できる会社
田中:辻さんは新卒からディップで9年以上のキャリアを積まれていますが、転職を考えたことはありましたか。
辻:転職を考えたことがないわけではありませんが、ディップでは社内でジョブチェンジができます。だから転職をしようとはならなかったんです。
田中:なるほど。社内でいろんなキャリアに挑戦できるのはメリットですね。他にもディップだからこその魅力はありますか。
辻:ディップはどのサービスでもユーザーファーストを重視しており、それが魅力ですね。ユーザーの役に立つサービスを世の中に発信できる、広告運用の仕事に携わっていることに大きな価値を見いだしています。ディップでは社員一人一人が大きな裁量権を持ち、主体性をもって仕事に取り組んでいます。私自身、キャリアも自ら希望して築いてきましたし、自分で広告の企画を立てているなど、自由度が高い会社ですよ。
田中:最後に、25新卒の皆さんへのメッセージをお願いします。
辻:ディップでは社員が新たな挑戦をして自分を試すことができます。挑戦を続ける結果、個人が成長できる環境です。私たちは、部署間でのコミュニケーションを重視し、思考を共有することで新しいアイデアや労働市場での改善策を生み出しています。ディップで自らのキャリアを描きたいと思う方がいたら、ぜひ一緒に働きましょう。