Project/Product Management
好奇心が成長のチャンス。1年目から自由にやりたいことに、挑戦しませんか?
ディップ株式会社
ディップは「バイトル」などの人材サービス、「コボット」などのDXサービスの提供を通し、労働市場における課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指しています。
そんなディップのメディアプロデュース統括部では分析や検証を繰り返しながら「バイトル」などの求人サービスの成長を担っています。
今回は、ディップの執行役員でもあり、商品開発本部でメディアプロデュース統括部統括部長も務める進藤にキャリアや社風、求める人材像についてお話を伺いました。
進藤が「食わず嫌いせずに色々な仕事を受けた方が良い、大体の場合やったことがないんだから。まずやってみて、ダメだった際には、やめれば良いので食わず嫌いをせずになんでもひき受け、体験してみては」と語る理由とは?
まず、進藤についてとメディアプロデュース統括部についての詳細を伺いました。
進藤圭です。「バイトル」や「はたらこねっと」を取り扱っている商品開発本部で企画・開発・マーケティングとDXというデータを担当する部署を取りまとめています。
2006年に営業職として新卒で入社しました。最初は営業職で新規事業に1年配属され、その後、社内の営業資料がみなバラバラなものを使っており、「全社で資料の体裁を整えよう」と提案したところから企画者人生が始まりました。
特色は、新卒の時から働いている方が5割、中途で入られた方が5割という点です。職種別採用で集まった多種多様なプロフェッショナルが集まっている点がポイントだと思います。
メディアプロデュース統括部では、職種別採用を取り入れています。従業員が2000人規模の会社で新卒がいきなり企画組織に配属されることって結構珍しいと思います。
新卒で入ってきた方が組織の中枢で企画に関われる。実際に新卒が1年目でプロジェクトのリーダーとして働くこともあります。
人材会社だと営業職採用が多かったり、大きな会社だと総合職としてさまざまな部署を回ることになりますからスタートアップのような人事制度かもしれませんね。基本的には職種別採用を行っていて、他部署から異動を希望した際も企画職に携われるようになっています。
風土としてメディアプロデュース統括部は名前の通りメディアを作る部署です。そのため、絵を用いて、イメージを共有しながら会話をする文化があります。
今までにないものを作る仕事のため、言葉だけではなかなか伝わりづらいことがあります。そのため、絵を用いてコミュニケーションを取っています。たくさんの人を動かす仕事であるからこそ、正確に伝えることを重視しています。
次に、入社後どのようなキャリアを形成していくことが望まれているのかと求める人材像について伺いました。
まずは、自分が得意なことで成果を最速で出すことが重要です。新卒も中途も変わりません。キャリアの一歩目は、自分が得意なことをみんなに認めてもらうことが重要です。
見つからないという人もいるでしょう。大体の場合やったことがないんだから、食わず嫌いせずに色々な仕事を受けた方が良いと思います。まずやってみて、ダメだった際には、取り組むのをやめれば良いので食わず嫌いをせずになんでもひき受け、体験してみてはどうでしょうか。
3年目くらいになると、自分の企画を1つは実現してみる経験が必要です。その上で、5年以内には、自分のチームを作っていき、10年以内には自分がやったと言えるサービスを作るということを目指して欲しいです。
メディアプロデュースに入った以上は、何かのサービスを作るというキャリアが主軸になることが多いです。デザイン、コンテンツづくりなど3年目までに作った自分が強みを生かしてサービス・事業を作れるのがメディアプロデュースの楽しさで、目指すところでもあります。
このように、キャリアを積む人が増えることで組織全体としても、たくさんプロダクトも作成でき、サービスとしても向上すると思います。
どこにいっても活躍できる人材になってほしいですね。
ディップに限らず会社の中で偉くなっても仕方がないと思っています。会社はどこでも、閉塞的な環境であるため、その会社に最適化されてしまいます。ディップが今やっていることには対応できるかもしれませんが、将来やりたいことや、これからやるべきであろうことへの対応力が落ちてしまいます。どこへ行っても活躍できる人材が育つことが会社にとって最も望ましいことです。
その結果が、ディップにいることならそのままでよいと思いますし、副業なら副業をすれば良いし、転職であれば転職をすればよいと思っています。もちろん、転職後に戻ってきていただくことも大歓迎です。
全社員に共通して求めているのは、D(Dream)/I(Idea)/P(Passion)です。
何か圧倒的にやりたいことがあって、それに対してやるべきことが見えていて、やる気や情熱といったパッションがあることが求められます。また、ディップの理念に合わせる必要はありませんが、理念を良いなと思えるかどうかは重要になります。
例えば、働くことに課題感を感じている人は多いと思いますが、それを良くすることを楽しいと思えるかどうかなどの方向性が合うと良いですね。さらに、D(Dream)/I(Idea)/P(Passion)のどれかの中にクレイジーでその人なりのこだわりのある、ある意味変態性のようなものを持っているかも重要になります。
1番最初にこのようなものをやりたいと提案した時、大体の場合「は?」という反応をされてしまいます。そのときに、心が折れてしまえば、それで終わりとなってしまいます。しかし、変態性を持っている人は、変だということに折れず流すことができます。
今までにないものや、やったことのないものをすること自体、基本的には変なことです。それをくじけずに続けられないと実現しません。だから、普通の優等生を採用するということだけが正解では無いのです。
アルバイトでもインターンでも学校の研究でも趣味でも自分がやりたいと思ったこと、自分がやるべきだと思ったことを最後までやりきり、実績になるようにしていくことが重要です。スポーツでもなんでも構いません。
その過程でD(Dream)/I(Idea)/P(Passion)が必要になるでしょうし、取り組む中である程度新しいことを求められるときが来るはずです。そこでどう行動したかでその人のこだわり、変態性が見えてくると考えています。
やりきることができず、経験を語れないと採用の段階では証拠がないためわかりません。1つのことについて考え、プランニングして何かしらのアイデアを持ち、それを実現して成果として誇れるものにすることが求められます。
国語・算数・理科・社会など小学校の学問がしっかりとできることです。これは、汎用性が高いスキルと言えます。
絵を描く、話す、文章にする行為はどの仕事にも共通して求められます。そういう知識をしっかりと学べていることは大事なポイントです。例えば、仕事でもプレゼンを作るときに、国語能力が必要になります。また、文字だけで書いただけでは伝わらないこともあるので、絵にする力も大切です。それを伝えるときに絵と文章を必ずセットにしてプレゼンテーションができるようにしてほしいと思います。
新しいことをどんどん学ぶ仕事であるため、学習能力も重要になります。
つまり、インターンの経験や資格、特異な経験はあるに越したことはありませんが、小学校の学問などの基礎スキルの方がより必要になると言えます。
進藤さんから最後にメディアプロデュース統括部に興味のある方、就活・転職をしようとしている方へ向けてメッセージをお願いしました。
「バイトル」や「はたらこねっと」を作る仕事は、困っている人を助けられる仕事です。企業やユーザーが困っているというのを助けられる。なのでやっていて楽しい。ユーザーインタビューをしていて自分の仕事がこんなに役に立っていると実感できる仕事もなかなかないですし、その点はおすすめです。
社会貢献を実現していく中で「バイトル」や「はたらこねっと」は大規模なユーザを抱える影響力が高いサービスであるため、インパクトが非常に大きいこともおすすめです。自分が携わったサービスがCMで放映されるときにはつい嬉しくなってしまいます。
また、普通の会社なら潰れそうな勢いで自分が作ったサービスをプロモーションしてもらえるところも魅力だと思います。通常の会社では自分が頑張って作ったサービスやプロダクトを全然宣伝してもらえないのは普通のことです。特にスタートアップではなかなか味わえない経験だと思います。
現在の我々の組織は良くも悪くも真面目と言えます。プランニングの組織なので、型にはまり続けると誰かの真似をし続けられなくなります。たまには、バカなことや遊んでみるという気持ちが重要です。
そうでないと、そういう考え方があるのか!それいいね!という新たなものは作れません。吸収力があって新しいことにチャレンジできるちょっと変態な人材に出会えればと思っています。
今回は、進藤にインタビューしました。
ディップが求めている人材や考え方、会社の社風や特色が垣間見えるお話しだったと思います。
是非ディップに興味がある方は募集よりご応募ください。