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ファウンダーズ スピリットの継承【ディップの創業を調べるお】

ディップの創業を調べるお(※1)、ということで採用説明会などでよく聞かれる創業の物語について答えするコーナーを始めますm9( ゚Д゚)ドーン! 

冨田という創業者が始めたこの会社にも、創業のドラマがありました。こちらを徐々にお伝えしていきます。冨田のひとりがたりスタイルです。第十八弾は最終回として創業ストーリーを語った意味。

ファウンダーズ スピリットの継承

ゼロから始めた当社も、800 人(2008 年10 月現在)を超える大所帯となりました。しかし、これだけ大きな組織になると、私 の考えや会社の方向性を正確に伝えることがだんだん難しくなってきたのも事実です。

昔ならフロアを見渡せば、全員の顔を見ることができました。しかし、今は本社内にはいくつもの部署があり、全国には5 つの 支社があります。そこへ私の思いを伝えるにはどうすればいいのか。その1 つの対策として各種の社内報を頻繁に出し、支社と はテレビ会議ができるように環境を整えました。

私が最も重要と考えているのが、創業時の「志」の共有です。この「志」、いわばディップの"心"とでもいうべきファウンダーズ スピリットの継承は、漫然と過ごしていては身につけることもできないし、外部の研修機関に委託することもできないのです。

ディップではマネジャー以上の管理職に、私が考えた「リーダーの誓い」を記した盾を渡す慣例があります。それに記されて いるのが以下の言葉です。

「ドリーム=自ら夢を持ち、語り、夢の実現に努力する。私は決して途中で諦めない」

「アイデア=アイデアは成長、発展の源である。個性を尊重し、自由闊達な社風をつくり、イノベーターとして社会と企業の発展 に貢献する」

「パッション=まず自らが熱くなり、周りを熱くする。惜しげなく誉め、共に喜び、悩み、励まし、語り合う。チームワークとリーダーシッ プで一致団結して勝利を勝ち取る」

私の想いはこの3つに集約されているといってもいいでしょう。

上場から4年が経過し、売上は公開前の約5倍、従業員数も約10 倍となり大きな成長を成し遂げましたが、これからもこの 「志」を全社員で共有・継承していくことができれば、「顧客支持率No.1」、「従業員満足度No.1」、「高い成長性と収益性」、「社会 からの信頼と評価」を兼ね備えた真のメジャーカンパニーを必ず実現できると思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またお会いしましょう!

転載:ダイヤモンド社制作「ファンダーズスピリット」

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