インフルエンサーマーケの現状とこれからについてシンプルにまとめてみた | ディップ株式会社's Blog
こんにちは、次世代事業準備室(インターン)の安元一耀です。このブログではインフルエンサーマーケ(Instagram)に関することを書きます。ちょくちょく自分のアウトプット・備忘録としてブログを5...
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こんにちは、次世代事業準備室インターンの安元一耀です。前回に引き続き、今回もインスタ領域に関するブログです。
※前回のブログはこちら ↓ ぜひ合わせてご覧ください。
ここ数ヶ月、日々(は言い過ぎ?)インフルエンサーマーケに関するリサーチなどを行っていると同時に、インフルエンサー(ここではわかりやすいようにフォロワー数が多い人と定義しておきます)ではない人(いわばフォロワー数300人などの人)についてもいろいろ考えていました。
個人的な意見ですが、時代の流れ(今回でいうとインフルエンサーマーケ)の逆には必ず欲求・潜在ニーズが存在している(可能性がある)と思ってます。今どんなサービスや手法、マーケティングが流行っているのか?は次の流行に影響を及ぼします。(Twitterやmixiなど、オープンなコミュニティの次にLINEなどのクローズドなコミュニティが来た!みたいな感じです。)
そこで今回は、インフルエンサーとはある意味逆(?)である一般人のインスタについて以下の仮説を持っていたので、それを検証してみたいと思います。
※偉そうですいません。僕も一般人です。わかりやすいようにこのような表現にしています。
【仮説】友達と写っている写真は、食べ物やコスメなど、ブツ撮りonlyの投稿よりもエンゲージメントが高い
この仮説は、以下の2つをきっかけに生まれました。
①もしも今後、一般人を今よりももっとマーケティングに使う機会(コミュニティマーケ、アンバサダーマーケなどが代表例)が増加したとすると、自分ならどんな風に活用するのかな?と考えていた時
②インフルエンサー、一般人にインスタ事情についてヒアリングしていた時
では、早速サクッと検証します。
※今回の検証では、一般人(フォロワー数300人以上)かつ、投稿内容からインスタのアクティブ率が高いと想定される女性5名を選出しました。また、検証する投稿として、「誕生日」や「記念日」に関する投稿はいいねが付きやすいのでデータの対象外としました。
フォロワー数:747人、投稿数:325件
結果は以下の通り。
友達と写っている写真の方がブツ撮りよりも高いエンゲージメントを生み出していました。
フォロワー数:387人、投稿数:392件
結果は以下の通り。
こちらも、友達と写っている写真の方がブツ撮りよりも高いエンゲージメントを生み出していました。
フォロワー数:324人、投稿数:342件
結果は以下の通り。
こちらも、友達と写っている写真の方がブツ撮りよりも高いエンゲージメントを生み出していました。
フォロワー数:735人、投稿数:699件
結果は以下の通り。
こちらは、ブツ撮りの方が友達と写っている写真よりも高いエンゲージメントを生み出していました。その差は1%です。
フォロワー数:351人、投稿数:277件
結果は以下の通り。
こちらも、ブツ撮りの方が友達と写っている写真よりも高いエンゲージメントを生み出していました。その差は1.97%です。
調査した一般人5人のうち、3人がブツ撮りよりも高いエンゲージメントを出していました。
逆に、ブツ撮りのエンゲージメントの方が高かった人も、友達と写っている写真とのエンゲージメント率の差は2%以内に収まっていました。なので、この仮説はそこまで外れてはいないのでは?という印象です。(サンプル数が少ないのでは?という意見もあるかもしれませんが、今回はいかにサクッと検証できるか?を重視したのでご了承下さい)
今回の結果に関してですが、人はモノよりも人(人間・人格)に対して慣れや親しみ、愛着を持ちやすい傾向にあることが要因なのかな?と思っています。
今回はこれで終了です。ありがとうございました!