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超コミュ障だった男が、いい広告をつくりたくて少しずつ人と関わりはじめた話。

ディップ株式会社に入る前

あー、今思い返しても恥ずかしい。 それくらい、殻に閉じこもった男でした。

大学では一人も友だちができず、 4年間一人で授業を受け続け、 社会に出るのが恐くてロクにバイトもせず (というより面接に行ってもまったく受からず)、 知らない人がいる飲み会に参加するなんて論外。 そのくせ「自分はトクベツ」「俺は周りのヤツらとはちがうんだ」 なんてことを考えている、典型的な根暗カンチガイ野郎でした。

そんな僕の就活がうまくいくわけもなく、 面接ではもちろん連戦連敗。 親にも「お前が就職するなんてムリ」なんて言われるありさま…。

そんななか、僕を制作職として拾ってくれたのがdipでした。

新卒では営業しか募集していなかったのに、 「お前を営業としてとるつもりはない」とキッパリ断言し、 代わりに制作の道を用意してくれた社長には、 今でも感謝しています(社長は後悔しているかもしれないけれど…)。

現在

さて、そんなこんなで 僕の社会人生活はなんとかスタートしたわけですが、 もちろんうまくいくはずもありません。 大きな壁にぶち当たります。

僕の仕事は広告をつくることなのですが、 広告の目的は「人の心を動かす」こと。 つまり、人の気持ちが分かっていないと いい広告なんてつくれないんですね。

でも、僕は人と関わることを避けていました。 他人の気持ちなんてさっぱり分かりませんでした。 コミュ障でひねくれた男の気持ちしか分かりませんでした。 でも残念ながら(?)世の中の大半の人は コミュ障でもひねくれてもいません。

それでも最初は意固地になって、 「これが俺の思ういい広告じゃーーい!」 なんて、独りよがりに広告をつくっていた時期もあります。

だけど、やっぱりそんな広告には人の心を動かす力はありません。 「そんなに人と関わりたくないなら、一生ダンボール相手に仕事してろ」 なんて、当時のお偉いさんに怒られたこともあります。

「やるからには、いい広告をつくりたい」 「いい広告をつくるには、自分自身を変えるしかない」 そんな風に思うようになってから、少しずつ人と関わるようになりました。

「自分とは価値観がちがっても、とりあえず話を聞いてみる」 「飲みに誘われたら、とりあえず行ってみる」 「恥をかくかもしれないけど、ホンネをさらしてみる」

もちろん今でもぜんぶがぜんぶできているわけではありません。 (というよりまだまだリハビリ中です…)

でも、そうやって少しずつ人と関わり、 鎧を脱ぎ捨て、自分を変えてきたことで、 少しずつつくる広告も変わってきたような気がします。 (もちろんまだまだですけどね…)

20年以上変わらなかった僕が、 「いい広告をつくりたい」という想いで少しずつ変わることができた。 「人と関わることは楽しいのかもしれない」と思えるようになってきた。

広告制作という仕事に、dipという会社に、 そして僕を支え続けてくれた会社のみなさんに、 出会えてよかったと本当に思います。

今後どういうことをしていきたいか

今後やりたいこと、 というより今もチャレンジしていることは、 自分の広告で一人でも多くのお客さんとユーザーを幸せにすること。

たとえば、 「今日のバイトだりーなー」とか、 「仕事なんてクソだわー」みたいに思っている人がいるなら、 それは「ぜんぶ求人広告のせいだ」と思うわけです。

誰にだって適職があるはず。 「いいな」と思える仕事があるはずです。 それに出会えていないということは、 僕らのつくる求人広告に責任があるということ。 (なんて言うとちょっと言いすぎですか?)

だから、そういう人が一人でも減るよう、 僕はいい求人広告をつくり続けたいと思います。

そのためにも、 もっともっといろんな人と関わって 自分の価値観を広げていきたいし、 自分自身のアイデアやクリエイティブ力も もっともっと磨いていきたい。

dipの制作職の仕事はとても幅広いです。 取材にも行けば、原稿も書くし、 写真や動画も撮影すれば、 画像のデザインもやるし、 ページのディレクションもやれば、 データ分析もやるし、 Excelでツールをつくることもあります。

今は正直、どれも中途半端なスキルしかありません。 これからは、それぞれのスキルをもっと磨いて、 「どんな課題でも解決できる」 「どんな仕事の魅力も引き出せる」 「すべてのユーザーにいい仕事に出会ってもらえる」 スキルとアイデアを持った制作マンになりたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。

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