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【開発本部 部長インタビュー】「世界を変える一行を。」3年後のIPOを見据え、CTO候補の獲得も視野にいれる開発部が大切にしている「ユーザー視点」とは

アウトバウンドコール領域で国内トップクラスのシェアを獲得しているScene Liveは、設立13年目の成長ベンチャー企業です。ボトムアップ・カルチャーをもとに現場の声を大切にし、チームで目標を実現していくやりがいが魅力。一方で、SaaSサービスでの安定した経営基盤を背景に、大企業にも劣らない福祉厚生を備えているそうです。仕事でのやりがいと福利厚生の充実でプライベートも大切にできる同社はいま、開発部の戦力となる人材の採用枠を拡大中です。

開発本部長の伊藤さんは、実はもともとは代表のバンド仲間で、創業まもない時期に入社しました。当初は営業職として働きはじめ、コールセンターの立ち上げなどを経験された後、同社の経営転換のタイミングで、エンジニアに転身したという異色のキャリアの持ち主です。

「雇われるよりも、自分でやりたい起業家タイプ」と自身のキャラクターを語る伊藤さん。新たな分野にも果敢にチャレンジして自らを成長させてきた、Scene Liveでのエピソードとともに、現在の同社での開発チームでの働き方や、今後入社を期待したい人材像について伺いました。

伊藤 亮 / 開発本部本部長

Scene Live創業2年目に営業職で入社し、コールセンターを立ち上げ。センター長として運営に従事した後、エンジニアに転身。本部長として「OSORA」や「Call Analytics」を始めとする、同社の全プロダクトに要件定義から関わる。

ガラケー全盛時代に開発されたList Navigator.に関わるワクワクから、未経験でエンジニアに転身。

ーーScene Liveといえばユーザー目線にこだわりのある企業ですが、開発本部長のこれまでのご経験もその点で重なる、ユニークな経歴ですね。

もともとは創業2年目に営業職で入社し、コールセンターを立ち上げた後、センター長として運営を任されていました。B to C で光回線を販売していて、スーパーバイザーとしてアルバイトの募集・採用、人材育成など、運営に関わる全てが仕事です。自分自身も電話をしながら、最大10名程度の組織をマネジメントしていました。そうした中で、当社が開発したコールシステム「List Navigator.」を実際にコールセンターで使用し、使用感のブラッシュアップもしていました。

元々、代表の磯村とはバンド仲間でした。ある時、磯村が独立起業したと聞いて、それは面白そうだと。その頃の自分にとって、誰かに指示されながら普通に働くことがイメージできず、何か仕事を作り出せないかなと考えていたところでした。当時は磯村もITや経営をそこまで学びきれていない中でもチャレンジしていたので、自分にもやれるのではと入社を決意しました。

入社して1年半ほどたった頃、List Navigator.の売り上げが伸びていき、会社としてIT一本でやっていける目処が立った時点で、コールセンターの組織は一度閉じることになりました。代表に喫茶店に呼び出されて、エンジニアへのキャリアチェンジを打診されました。

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ーー営業職から経験のないエンジニアに転身するにあたって、ためらいはなかったのでしょうか?

当時はiPhone4が発売されたような時代で、まだまだガラケー全盛期。IT業界の期待度がぐっと上がってきたような時代感でした。そのような時期に、最新技術を目の前で作っている人がいて、実際に活用できている状態が新鮮だったんです。開発したソフトウェアが普及するフェーズが来ることに、とてもワクワクしていました。

List Navigator.は紹介や口コミで広がっていきました。当時から数名の社員がいましたが、List Navigator.のストック収益で人件費を賄いながら開発を進めていけていた状況で、代表はそこに勝機を見出したんですね。

エンジニアへの転身にためらいはありませんでした。そもそも、「一緒にやろう」という気持ちで入社した会社の方向転換でしたので、ついていくのが自然なことで。不安よりもワクワクが勝っていたと思います。

ーーエンジニアとしての技術はどのように身につけていったのでしょうか?

実は、当初はパソコンの立ち上げ方もわからないレベルでした。WordとExcelの違いから代表に教えてもらい、分厚い本を2冊渡されて「これを読めばできると思う」と。それで「OK、わかりました。一回やってみるわ。」とやりだした感じです(笑)。

まずは実際のサービスではなく、社内で使えるシステムを1週間くらいでつくってみました。システムのバグ報告を管理するツールがなかったので、代理店さんも一緒になって使えるような掲示板のようなイシュー管理システムですね。自社製品に関わり始めたのは、エンジニアに転身してから3ヶ月ほど経った頃です。

エンジニアに転身して現在10年ほどですが、振り返ってみると、最初のシステムをつくった頃から、ユーザー目線で開発できていたと思います。コールセンターでList Navigator.を使っていた経験が役に立ちましたね。ユーザーとして使っていたシステムを、エンジニア側から関わることで、本質的な課題を見る癖がついたというか。また、たくさんチャレンジをして失敗してこれたのも大きいですね。

ーー同社で開発している6つのプロダクト全て要件定義から関わっているそうですね。

半年後ぐらいには、新しいプロダクトを一からつくる工程に参画させてもらい、要件定義からリリースまで全行程に関わりました。美容サロンやエステ向けのプロダクトを開発していたのですが、働いたことのない業界で、業務をイメージしながらつくらせてもらったのはいい経験です。営業代理店さんと共同で企画して、販売にも同行したり、つくって売ってを一緒にやらしてもらっていました。現在販売中の「OSORA」や「Call Analytics」はもちろん、その後リリースしたプロダクトも、全て上流から関わらせてもらっています。

3年目ぐらいに、身内以外の社員を雇用する機会がありまして、そのタイミングでマネージャーとして配置されたという経緯です。

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ユーザー視点を最優先に、入社1年未満から、チーム一丸で要件定義に関われる環境。

ーー最先端技術であっても、ユーザーに価値を提供できないものは取り入れないとか。どのような価値観に基づいてのことでしょうか?

ユーザーさんに価値のある数字や情報を提供できているか、価値追求を徹底しています。

例えばCall Analyticsでは、音声を解析して要約する機械学習の搭載を検討しています。ただ、この検討方法が特殊で、私たちはあえてアナログでの検証を取り入れています。すなわち、人間の目で要約した結果と機械学習が導き出した結果とを比較して、機械学習が見落としている点が多かった場合、機械学習機能の搭載をしない選択をします。とにかく評価基準は1つだけ、ユーザーに価値を提供できるかできないか、のみです。

現在Call Analyticsでは、プレリリースを通して実際のユーザーの意見を取り入れ、第二フェーズの要件定義が定まった状態です。これでようやくユーザーに価値を提供できると、チームの皆んなでワクワクしながら開発を進めています。

ーー実際の開発はどのように進めていくのでしょうか?

ちょうどこのインタビューの前には3時間ほど、今開発している新しいプロダクトのミーティングをやっていました。入社1年未満のメンバーも含めて開発部は全員参加。ビジネスサイドの人間も参加して、一緒に要件定義をしていきます。開発者だけの感覚で作ることは言語道断。先輩・後輩、経験のあるなし関係なく、フラットなチームであることを心がけていますし、サービスに関わりたい人は、いつでも関われますね。入社間もないメンバーでも、それがチームにとって有用な提案であれば、すぐに取り入れて実際に使用しはじめます。若手の声がチームに浸透していく例はかなり多いですね。

新しい技術を取り入れる時に、研修できる人がいるわけではないですから、「やってみよう」で取り組んでみて、そこで得た知見をメンバーに共有してもらうことで、チームのナレッジを上げていけるように考えています。チーム全体で成果を上げやすい仕組みにしているからこそ、ユーザーに近い人の声を拾いやすく、ユーザー目線のコードを組み上げられるようになっています

ーー入社1年未満から要件定義に携われるんですね。チームに貢献できるという意味でも、強くやりがいを感じられそうな雰囲気が伝わってきます。

弊社に転職される方は、受託開発のエンジニアを経験されてきた方も多いのですが、受託の場合、要件定義に関わることがまずできません。そういった意味でも、Scene Liveでは早い段階からゼロイチの工程を経験できるので、面白く仕事ができると思います。

やりがいの点では、アクセスやサポートが収集しているユーザーの声を、一週間に一度共有してもらう場があります。そこで「○○機能を使用した結果、導入前のシステムからこれだけ伸びました」と報告をいただけるので、成果を実感しやすいです。チームにナレッジを蓄積することができますし、ユーザーの声を頻繁に聞く機会はやりがいに繋がりやすいですよね。

List Navigator.はリリースして10年ほどで、アジャイルでアップデートを重ねてきました。常により良い使用感を、常に時代に則したシステムを実現するために、リプレイスを進めています。このままいけば、1年後には国内NO.1のシェアを誇るCTIになるのではないでしょうか。時代の変化をビジネスサイドの人間とも一緒に汲み取りながら仕様要件を決めていきますから、常に最新の使い勝手を提供できるわけです。

この一行は、世界を変える一行。高い視座を持ち、国内シェアNO.1のCTIを開発する。

ーーScene Liveの開発チームの特徴はなんですか?

開発部のチームビジョンは、「業務を変え、常識を変え、世界を変える。より多くの人々の時間を創造し、幸せを提供する一行を。」私たちは単なる機能をつくっているわけではなく、お客様の業務そのものを変えるものを作っています。それまでやらなくてはならなかった仕事がやらなくてよくなるのであれば、業務の常識が変わります。常識が変わることは、すなわち世界が変わることに繋がるわけです。ですから、自分たちが書いているプログラムの一行一行は、世界を変えることに繋がる一行なんだと自負しながら、一緒にやっていきたいと定めたビジョンです。

そんな開発部のメンバーは現在14名。真面目でフラットに話せる温厚な人ばかりで、よいサービスづくりに皆で真剣に取り組んでいます。

ーーベンチャー企業での働きがいもありつつ、働きやすい環境が充実していることも魅力ですね

通常の業務やミーティングは8〜9割リモートです。ただ、新しいプロダクトの要件定義のタイミングなどには、実際にオフラインで意見交換をするようにしています。チームプレーを重視しているので、社内のイベントごとやリアルで会えるタイミングを大事にしながらの体制ですね。現在はIPOを目指しているタイミングでもあり、マネージャーやリーダーの立場がより重要になってきます。これから加わるメンバーにもチャンスが多いと思いますよ。

Scene Liveでは安定した環境でチャレンジできる点が特徴。「諦めた時が失敗」という言葉もあるくらい、何かにチャレンジして失敗しても、視点を変えれば得られたものは必ずあります。そうやって成長を噛み締めていければ、挑戦も怖くない。「辛いことも楽しむ」なんて言い方をすると、ポジティブすぎてしんどいかもしれませんが、要は失敗なんてないんだと。

ーーどんな方が貴社に向いているでしょうか?今後についてもお聞かせください。

積極的にチャレンジしていきたい方や、主体的にプロジェクトに関わり、自分が行動したことにやりがいや価値を実感していきたい人ですね。

経験値はもちろんあるに越したことはないですが、上記の働く姿勢の方が重要ですね。弊社には研修のプロジェクトチームがありますので、そこは安心していただければと。経験に応じて研修時間は変動しますが、入社後は研修に加え、当社の技術や設計思想を共有させていただき、その後、ユーザー目線を養うために、まずは社内のアプリを開発していただくケースが多いです。

私自身は、今後よりユーザーに近い仕事に携わりたく、カスタマーサクセスの領域に取り組んでいきたいと思っています。ですから、CTOとしての技術面の牽引は、今後入社してくる方に期待しています。

現在、アウトバウンドコール領域で国内トップクラスのシェアを獲得している弊社ですが、直近1年後にはCTI業界No.1のシェアを獲ることをイメージしています。日本一のプロダクトを一緒につくっていきたい方は、ぜひ一度お話ししましょう。

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