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cornerの取り組み紹介 〜経営と人事のレジリエンスを探求するコミュニティイベント『corner day』〜

こんにちは。コーナーの南部です。

今回はcornerの取り組みの一つの『corner day』という人事向けクローズドコミュニティのことをご紹介します。同コミュニティは私がコミュニティマネージャーを務めており、これまで計2回を開催、12月9日(水)に3回目を開催することにしています。

毎度、とても素敵な方々にお集まりいただき、『経営と人事のレジリエンス』を大テーマに素敵な議論をさせていただいています。これまでの第1回、第2回ともに全体のファシリテートをさせていただいていますが、時間がどうしても足りない・・・議論が深まれば深まるほど、もっと聞きたい・もっと話したいのサイクルになり、また次回にてより深めた議論をしようと毎回思わせていただいています。

人事業を深めていきたい方にとって各社の人事部長クラスの方々の思想や知見やノウハウに触れれる機会となりますので、今後も弊社メディアの「パラれる」を通じて発信をして、世の中に少しでも還元をしていければと思っています。


▼corner dayとは?

-なぜ行うのか?

VUCAとも呼ばれる先行きが予測できない現代において、組織のレジリエンスを高めることは喫緊の課題として捉えており、特にこの2020年は新型コロナウイルスの影響で市場が大きく変化したことから、今後に向けてよりレジリエンスな組織を作ることの必要性が早まったと思います。また、弊社が「1人が複数の会社で本気で働ける社会をつくる」をビジョンに掲げ事業を進める中で、昨今の状況からクライアント企業様からお伺いする課題も、より流動的で個別化されたものが増えてきています。この環境下の中で、弊社は、事業を通じて、事業をつくる・牽引するCOO的人事を多く輩出したい思いがあることから、本コミュニティイベントを創りました。

※ちなみに、「レジリエンス」とは、外的な衝撃に折れることなく立ち直ることができる「しなやかな強さ」のことを指していて、衝撃があっても、危機対応しつつ、それをきっかけとして、組織がより創造的に、あるいは強固になり、最終的には成長につなげる力のこととして捉えています。

-どうやっているのか?

『経営と人事のレジリエンス』を探究するコミュニティイベントとして運営しています。上記背景から、人事や組織づくりの知見を持たれた方と今後のマーケットを見据えて、人事側面から事業成長につながる示唆やヒントを得ていただく場です。CHROや人事部長クラスの方、スタートアップ1人目人事の方、弊社にご登録いただいている方にお集まりいただき、各会でテーマを設けて議論をして、議論を楽しむとともに、各社の取り組みや知見をシェアしあい探究活動をしています。

▼corner day第1回目・2回目の議論内容

●第1回目の議論テーマ:「レジリエンスを高める組織・制度について」

<ご参加いただいた方(50音順)> ※50音順、社名や役職名は実施日の2020年7月末段階のもの

・浦川雄志氏(Fringe81株式会社 人事部長)

・神吉徹二氏(フリーランス)

・木元豪氏(株式会社NALU 代表取締役)

・小島隆秀氏(WAmazing株式会社 人事総務責任者)

・平岩力氏(株式会社セプテーニ HRビジネスパートナー部 部長)

・松岡広樹氏(Supership Holdings 人財開発本部 本部長)

・松田光憲氏(株式会社オズビジョン 執行役員 事業推進部長)

・松並憲生氏(フリーランス) / 三嶋弘哉氏(株式会社moovy 代表取締役)

・吉本猛氏(ベルフェイス株式会社 経営企画室室長)


ディスカッションは「人事観点で、事業や組織に影響を与える外的要因とは?」の問いからスタートし、2つ目の問いで、問1が起こった時にも対応できる“しなやかさ”を持つ組織とは?を議論しています。

外的要因の洗い出しにおいては、コロナ影響・グローバル化、法改正、働き方の多様化(複業、フリーランスの増加)、HRtechの加速など種々の要素をあげていただき、問2にて、それに備えて人事が推進していくこととして、明確な組織カルチャーを作り変化に強い組織づくりをしていくこと、変わるのが当たり前であるという前提に立てるか、マーケットに向いた視点を持てる仕組み作り、外部人材(フリーランスなどのプロ人材)の積極活用などのアイデアが出ています。

しなやかさ”を持つ組織づくりをしていく上で特に共感が集まったのは、組織カルチャー(MVV)が明確になっている、かつ、浸透していることが必要という意見。ここに立ち返ることができれば、いざ外的要因で変化をしいられる場面に出くわしても、柔軟に受け入れていけるという意見です。実際に参加者の方の組織では、組織カルチャーがうまく浸透していたことにより、リモートワークへの移行もスムーズにできたという事例も。そこから話題は「カルチャー浸透度をどう測るか」という内容に派生し、より具体的な方法論に議論が進んでいます。

<ご参加いただいた方からの声>

・普段関わっている業界ではグローバルのプラットフォーマー企業に影響を受けるケースが少ないため、意外とその視点が抜け落ちていた事に気づかされました。様々な視点を学べました。

・業種や規模感、企業フェーズが様々異なる他社様も今のコロナ下という環境の中で同じ様な課題感を抱えていらっしゃるというのが気づきでした。一方で、皆さんが同様の課題感を抱えていらっしゃるという事で、事例となる様なものは自社が率先してつくっていく必要があるという事も体感出来ました。

・オンライン開催、しかもコンプラ規制多い人事のとしてはとてもコンテンツ力高くてすごい!と思いました。交流会としてはやっぱりリアルイベントにはかないませんが、今後状況を見てリアル開催お願いします!

※corner day Vol.1のイベントレポート:https://media.corner-inc.co.jp/c0036/



●第2回目の議論テーマ:「MVVをベースとした自律的な組織の作り方」

<ご参加いただいた方> ※50音順、社名や役職名は実施日の2020年10月段階のもの

・浦川雄志氏 (Fringe81株式会社 人事部長)

・大内礼子氏(フリーランス)

・佐藤恵一氏(シャインフォース株式会社 代表取締役)

・張ヶ谷拓実 氏 (株式会社div 執行役員)

・平岩力氏(株式会社セプテーニ HRビジネスパートナー部 部長)

・増井隆文氏(株式会社Holmes 採用責任者)

・松浦孝介氏(株式会社Funleash 代表取締役CEO)

・松岡広樹氏(Supership Holdings 人財開発本部 本部長)

・松並憲生氏(大手広告会社 人事本部 組織開発部長)

・吉本猛氏(ベルフェイス株式会社 People&Value室 室長)


第2回目では、第1回目のご参加者様の声や弊社のお客様からのご要望の多かったMVV・自律的組織の作り方をテーマにディスカッションをしています。本イベントにおいて、『自律的組織』を「自ら顧客やマーケットの変化を読み取り、仮説をたて、素早く検証・実行・導入できている状態の組織」とし、”個人の内なる動機が高まって、無性に・熱狂的に行動したいと思えている状態”として捉え、その状態にするために、MVVを掲げるだけではなく、どのようにして、その理想の状態に近づけていくかの議論を進めています。

MVVがどのような状態であれば理想的なのか、そして現状と理想とのギャップを埋めるために人事がすべきことは何か――。

参加者からの意見やアイデアとして、MVVは企業が目的に向かうための羅針盤となるもの、メンバーが自分ごと化できるように、MVV設計プロセスに巻き込んでいくことや評価制度に落としていくこと、日常の会話の中でバリューを軸とした対話が自然発生的に起こること、このような議論が行われています。

共通をしていた意見としては、「MVVを踏まえての行動設計が重要」ということ。企業としてこれから目指すべき方向や想いなどをMVVに定め、それをどのように従業員に理解や浸透をすすめていくか何よりも重要である、という意見です。具体の方法として、MVVを策定する過程において、従業員参加型にして、アンテナが立つ状態を作ること、目標設定や評価基準に落とし込み、定期的に行動を促進する仕組みを作っていくこと、また、前述した「共通イメージ」を持つために、皆で集まってコミュニケーション機会をもてているかなどが挙げられました。また、仕組みを作った際に、それを従業員が前向きに捉えられているのかを定期チェックをとりいれていくことも重要だという意見も出ています。

<ご参加いただいた方からの声>

・浸透のHOWは一定限られているので、あとは、会社ごとにあった方法でやりきる、という所をあらためて覚悟できた

・他社様の施策等も学べて良かった。評価にいかにバリューを盛り込むか、というところに意欲的だったので、自社での運用の結果など共有できていくとより良くなりそうだなと思いました。

・議論の時間あっという間でした!具体の話をさらに掘り下げていきたいと思いました!

※corner day Vol.2のイベントレポート:https://media.corner-inc.co.jp/c0051/


▼今後のcorner dayについて

12/9に第3回cornerdayを開催いたします。第3回のテーマは「コロナ禍2年目を迎えるにあたって、人的関係資産が薄れる中でのミドルマネジメントの人材開発」。

時節として来期のことを検討するタイミングの企業様が多いこと、また、来年4月に目を向けた際に、異動や新入社員で関係性が薄いチームメンバーの割合が高くなるであろうことから、このテーマ設定をしています。人事部長やスタートアップ1人目人事、フリーランスの方を中心とした15名の方にお越しいただき、開催をいたします。

第4回目以降についても継続開催予定で、本コミュニティにご参加いただける方が増えていき、より多くの方で『経営と人事のレジリエンス』を探究して、世に役立つ、明日につながる行動になるように運営をしていきます。また、corner dayを通じて、弊社がまだ世にない人事課題を解決するきっかけを作ることや、事業を創れる人事を輩出していき、事業と組織の連動性をより高まった状態を作れるように弊社がその役割を担っていきたいと考えています。


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ここまでお読みいただきありがとうございます。今回は当社のコミュニティイベント『corner day』の取り組みのご紹介でした。一から企画をし徐々に徐々に広がっている感覚があることが非常に嬉しいです。弊社事業を通じて「こんなことはできないだろうか」と思われるものがあれば、まずはカジュアルにお話しませんか?ご連絡お待ちしています!!


▼募集要項・応募はこちらから

https://en-gage.net/corner/

▼当社の選考フロー

https://www.wantedly.com/companies/company_9620739/post_articles/240053

▼採用ピッチ

https://speakerdeck.com/carbon_ma2/zhu-shi-hui-she-kona-hui-she-shao-jie-zi-liao

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