企業のイノベーションを主導する人材は、BTC型人材であると言われています。じゃあ、どうしたらそんな人材になれるのか。その話をしてみます。
<目次>
BTC型人材とは?
どうしたらBTC型人材になれるのか?
BTC型人材とは?
BTC型人材とは、どんな人かご存知でしょうか?
BTCとは、
B:Business
T:Technology
C:Creativity(Design)
のことを指し、BTC3分野のスキルを高いレベルで備えている人のことをBTC型人材と呼ぶそうです。
「そんな人いる!?」って感じですが、企業でイノベーターとして活躍してきた人材は、BTC型人材が多いようです。最近だと、台湾のIT大臣オードリー・タン氏がそうかもしれませんね。
Takuramの田川さんは著書「イノベーション・スキルセット」の中で、
日本にはイノベーション人材がいまの10倍以上必要だと思います。
と言っていますね。今後、BTC型人材はさらに需要が高まっていくのだと思います。
私も、安宅さんの著書「シン・ニホン」を読んで、BTC型人材になっていきたいと思っています。
私自身は、正直に言えば、いずれも強いとは言えません。研修講師として、人の特性を見極めるアセスメントという仕事をしているため、「人を理解する力に優れている」という点では、デザインやビジネスをする上での強みではありますが、まだまだ未熟です。
どうしたら、BTC型人材になれるのか?
では、どうしたらBTC型人材になれるんでしょうか?
そのためには、やはりBTCが求められる環境で、ひたすら実践を繰り返すしかないと思います。
私は、何事も経験学習サイクルの中でスキルは磨かれるものだと思っているので、プロジェクトを実践することが必要です。さらに言えば、ただ実践するだけだと効果的ではないので、それぞれの専門家と一緒にプロジェクトを実践するのが一番だと思います。
私自身は、BTC型チームをつくり実践しています。
いま弊社では、複業で、
・クリエイティブに強いUXデザイナー
・テクノロジーに強いエンジニア兼ゲームデザイナー
・マーケティング(Youtube・Web)に強いマーケター
など、多様で多彩なチームメンバーと協働しながら、プロジェクトを推進しています。
もちろん、事業をつくるために様々なメンバーに関わっているのですが、結果として、私自身がBTC人材になるために必要なことでもあるなと思っています。
そんな環境で仕事をすることが、BTC人材になること、ひいてはイノベーターへの成長に繋がっていくので、チームで関わってくれるメンバーにも同じように成長できる環境を提供していきます。