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子育ても仕事も諦めない「NEW ANSWER」を提示したい。彼女が広告業界で取り組む、“多様性”を尊重する働き方。

「“たくさん働くためには何かを犠牲にしないといけない”という風潮のなかで、何も諦めなくていいことを示したい」

子育てをする傍ら、業務委託としてFUSIONに参画している松村末利子さん。これまでプロダクトを売るためのスキルを強化するため、広告代理店や事業会社を渡り歩いてきました。

男女問わずいろんなことにチャレンジできる、いろんな働き方ができる環境を提供したいと語る彼女に、これまでやってきたことや、FUSION入社のきっかけなどを聞いてみました。

松村 末利子​​(まつむら・まりこ)
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部にて営業兼コンサルとして様々な業界を担当。その後、日本ロレアル株式会社にてマーケティング職務に従事。2023年に合同会社Prodepcoを設立し、マーケティングや自社事業開発をサポート。2023年7月FUSION参画。新規事業や多様性を尊重した働き方の推進に取り組む。

売る力がないと世の中には広がらない。マーケティングを極めた20代

ーーまず、松村さんのこれまでの経歴を教えてください。

松村さん:
私の夢は、世界中を花でいっぱいにすることです。

実家がフラワーチェーンを経営していたので、幼いころから花に興味があり、高校生から大学生にかけて、長持ちする“いい花”を作る研究をしていました。その一貫で世界で1番大きなフラワーマーケットがあるオランダに留学したのですが、そこで気付いたのが、どんなにいいものを作っても、マーケティングの力がないと世の中には広がっていかないということ。

そこで、マーケティングの知見を得るために、サイバーエージェントへの入社を決めました。インターネット広告事業本部で営業・コンサルタントとして、人材や総合EC、VODなどの領域を担いました。

2年半ほど働いて、ある程度基礎能力はつきましたが、さらにものを売る方法を深く学ぶために日本ロレアル株式会社のマーケティング職へ転職。デジタルブランドマネージャーとして、デジタルの観点からプロダクトをどう売るかを設計していました。

バーチャルトライオンを始めとするデジタル系ツールの導入や、Webサイトやプロダクトページの構築、LINE公式アカウントやSNSの運用など、デジタルに関わることは何でもやっていました。マーケティングのほかにPR職務もあったので、新製品発表会やローンチのサポートなどもしていましたね。

ーー前職とはまた全然違うお仕事ですね。

松村さん:
そうなんです。社内にわかる人が誰もいないからこその採用だったと思うので、手探りでやることが多かったです。やってほしいと言われたことに対して詳細を尋ねたところで出てこないので、グローバルのカウンターパートに連絡して聞いてみたり(笑)。

ただ、私はわからないことも自分で調べてやれるのが強みなので、ストレスなく取り組めていたと思います。チームには社会人20-30年目の方が多く、社会的なナレッジもたくさん共有していただきましたね。

ロレアルで5年ほど働くなかで、プロダクトマーケティングをある程度できるようになり、どんなものでも売れる力がついたと感じました。そのなかで知り合いから相談をいただくことが増えたことで、会社を設立して案件を請け負うことになりました。

仕事も出産も育児も。何も諦めずに働ける「NEW ANSER」を提示したい

ーーそんな松村さんがなぜFUSIONに参画されたんですか?
 
松村さん:
もともとサイバーの同期で当時案件も長らく一緒にやっていた廣瀬さんとの会話から始まりました。広告運用から始まり、現在は新規事業や多様性を尊重する働き方の推進に取り組んでいます。

新規事業の推進では、FUSIONのクリエイティブの強みを活かした新しいプロダクトの開発に取り組んでいます。会社の強みを広告以外の形でどう活かすか検討しているところです。実証実験が終わったら、具体的なサービスとしてローンチする予定です。

多様性を尊重する働き方推進では、自分も含めてお子さんを育てるメンバーが増えていくなかで、産休や育休だけでなく、子育てまでをサポートする施策づくりを行っています。広告代理店はハードワークなイメージがありますし、実際に忙しいです。でも、そんななかでも子どもを育てる身でも安心して働ける環境を作りたいと考えています。

FUSIONのタグラインである「NEW ANSER COMPANY」 に心から共感しているんです。広告代理店であるのは間違いないけれど、仕事を通じて新しい答えを出していくという打ち出した方が本当に素敵で。

社員ひとりひとりの置かれている状況や想いを踏まえ、いろんなことにチャレンジできる、いろんな働き方ができる環境を提供しつつも、会社としてはしっかり伸ばす。そのための「NEW ANSER」を私からも提示できたらと思っています。

ーー何やら並々ならぬ強い想いを感じます。

松村さん:
そうですね。私が仕事で大切にしているのは、描いた世界を必ず実現させることです。完璧主義なので、任された領域や仕事は120%の成果でお返しするスタンスです!

もちろん自分で成果を出す前提ではあるけれど、いろんな取り組み方・働き方があってもいいし、いろんな関わり方ができる会社であってほしいんです。

自分自身も子育てをする身として、稼働時間が減っても成果を出しつづけるには、仕組みで解決できるところがあると感じています。たとえば、時間がかかるところを可視化して仕組みに落としたり、人が持たなくてもいいところは生成AIに任せたりして、本当に人の力を使うべきことに人を使うべきだと考えています。

「たくさん働くためには何かを犠牲しないといけない」という風潮のなかで、何も諦めなくていいことを示したいです。

ハイレベルでプロフェッショナルな人たちと働ける環境

ーーありがとうございます。最後に、業務委託の松村さんから見る、FUSIONで働く魅力や価値を教えてください。

松村さん:
FUSIONには、仕事に対してポジティブに責任感を持って対応する人が多いです。わからないこともあるなかで、着実にクリアにしていく姿を見ていると、やっていることが本当にハイレベルでプロフェッショナルだなと感じますね。コミュニケーションひとつとっても、気持ちよくお仕事を進められています。

取り組み当初より、心から会社が大きくなったらいいなぁと思うんですよね。そこはやっぱり、ビジョンである「NEW ANSER COMPANY」 に共感していることが大きいです。私もこれから、FUSIONで新しい答えを作っていきたいと思います!

(取材・執筆=いしかわゆき(@milkprincess17)/撮影=山本良奈)

最後に

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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