鮨を極めたくなったとき、出会ったMUGEN。入社半年で握る機会をもらって震えるほど緊張したのが、鮨職人へのスタート地点でした
何種も持っている蝶ネクタイをトレードマークに、中目黒『鮨おにかい』のつけ場に立つ神蔵順規(かみくら じゅんき)さんは、大学卒業後、7年ほど鮨の世界に身を置きながら、なかなか将来の展望が開けぬ日々を送っていました。そんな神蔵さんがMUGENに入社して、本物の鮨職人を目指す心境になれた理由を伺いました。鮨の道、もともとは成り行きだったんです―神蔵さんは現在32歳。まずは鮨職人を目指した経緯を教えて下さい。わたし、新潟の海洋高校と日体大で相撲部でした。相撲は一生懸命やったんだけど、残念ながらチームのレギュラーにはなれず、だからといって卒業後にやりたいことがあったわけでもなく、大学4年生の10月...